犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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日本は、さんご礁の北限と流氷の南限だということ知ってましたか?

魚の顔面博覧会で有名な中村征夫さんの写真展。
恵比寿の写真美術館には約150点が飾られていて見ごたえありました。
まばゆいブルーの海から汚れてくすんだ海まで。
あらゆるところに海があって、そこがどんな環境でも生き物もいる。
人間の影響はささいなことでも大きな結果となるのだなぁということがよくわかる写真展でした。

海外の海、日本の海、中村さんのライフワークである東京湾におもしろ魚コーナーときて、
最後の部はモノクロで撮る海中写真。
色がないということが、結果としてそのものの姿かたちを明確にしていてカラー写真から受けるよりもずっと惹き付けられた。
見ていると吸い込まれそうで怖い。海の本質を表しているようでした。
モノクロの静謐さ。そして何より美しい写真でした。
実物大のクジラの写真も圧巻。

海の写真ときくと、カラフルできれいな写真なんだろなーって軽く思ってたんですがさすがでした。
2万7000時間も潜っていた人にしか撮れない、わからない世界を見せてくれた。

それにしても魚って、動物を使った名前が多いですね。
オオカミウオ、ネズミフグ、ネコザメ、ウミウシ、カエルウオ・・・
あ、ウミウシは魚ではないか。
大量のウミウシ写真を見ながら、いしいしんじの「ポーの話」を思い出した。意味不明だったけど、ウミウシのおじょうさんたちはこんなにも美しかったのですよ。名前もステキ。

本日で写真展は終わりですが写真集がでてます。


20060818005654.jpg


星野道夫さんの写真はあたたかい。
動物も人間も同じように過酷な大地で生きているアラスカ。
アラスカに惹かれ、自身もアラスカで生活する中で撮られた写真はどれもやさしいと思う。
撮影する星野さんもそこに生きている動物たちも同じリズムで生きていたのだろう。
自分たちに必要な分だけ狩りをするエスキモーの生活を経験した彼はこんな風にいっている。
クマの肉のスープを飲んだとしたら、それが自分の体の一部になる。
自分はその時クマになる。
(正確ではありません。うろ覚えなので。でもそんな感じの言葉だったように思います。)

彼の言葉を読んでいると、素直に入ってくるので不思議です。
やはり人柄によるものなのでしょうね。

最後はクマに襲われてしまったけれど、星野さんを食べたクマは星野さんになってどこかで生きているようなそんな気がします。

動物写真も撮る人によって随分違うのだなぁと今回はしみじみ思いました。

絵本の「3匹のやぎのがらがらどん」にそっくりのやぎと
アザラシのタテちゃん(ゴマフアザラシならぬタテゴトアザラシだそうなので)の麻呂まゆげが個人的には気になりました。
アザラシの写真を1枚1枚みていくと、たいてい2本ぴょっと生えてるので、そうかそうゆうものなのかと思っていたらひとりだけ4本生えてるヒトが!

写真が大きく伸ばしてあってよかったです。
ただいつも思うんですけど、デパートでやる展示会ってわさわさしていて落ち着かない。
もっとたくさんの星野さんの写真をゆったりとしたスペースでぜひ見たいなぁ。
そしてもっとお子さんたちが見にきたらいいと思うのですよ。
教科書でも取り上げられている人なのだし。

星野さんが暮らしたシシュマレフ村が温暖化の影響で氷河が溶け何年か後には沈んでしまうそうです。それは人間によってその地域でしか生きられない動物やエスキモーの人の生活範囲を狭めているということ。
ホッキョクグマもアザラシもふくろうもキツネも狼も...。
村の人々は移住を検討しているそうですが、金銭面で大変らしいです。
星野さんがいなくなってたった10年でそんなことになるなんて。


*この写真展は約2年かけて全国を巡回するそうです。
するっと終わってしまいました、写真展。

せっかくだから毎日様子をアップしよう!なんて思ったのも一瞬でしたね。夜は力尽きていました。
作品作りもいろいろありましたが、ひとりで会場にいるというのも簡単ではないのだなぁ。
もっとリラックスしてたらたら~っとしてたいのに、気持ちのどこかで緊張しているようでした。
グループ展とは違いますね。

とはいえ、誰もいないお茶屋の2階は居心地のよい空間には違いなく。
下からほのかに聞こえるお客さんの気配やキッチンの音を聞きながら座っていると、まるで下宿している気分になってきて帰りたくなかったなぁ。
個展をやった以上、人がたくさん来ないとさみしいように思っていたけれど、ひとりで自分の写真たちをぼーっと眺めているとこれまた感じたことのない感慨がふつふつと湧き出てくるのが不思議です。
妙な達成感というか、誰もこなくてもそれはそれでいっか!みたいな。

しかし、お友達は神様です。
みなさんどうもありがとうございました。
来られなくて残念と連絡をくれた人も、その気持ちがうれしかったです。

↓カラーの部屋
  部屋はふた間ありまして、前回はモノクロの部屋を紹介したので今回はカラーの部屋を。
  こちらは絨毯、あちらは畳。しかし、明治24年の土壁はどちらも健在です。

20060802022911.jpg


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本日、初日を迎えました。
torotaの写真展「うたたね日和」
カラーとモノクロ両方あります。
平日なので、仕事には行くものの午後に時間休をもらって会場へ。
不在中はいつもの旅の友、"りへえさん"にお留守番を頼んであるので大丈夫です。
まったりしつつもちょこちょことお茶を飲みに来た方がのぞきにきてくれます。
写真を見ながら、みんなどんな風に思っているのでしょうか。
気になります。

↓モノクロの部屋はこんな感じ。

20060728000336.jpg


↓atomちゃんちの"はち"とうちのお留守番"りへえさん"
 
  あみぐるみの"はち"と"くぅ"が急遽助っ人に来てくれました。
  りへえさんは、お年なので助かります。
  しかしDMの上に乗ってはいかんぞ、はち。

20060728000353.jpg



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明日から写真展です。
ま、個展ってやつなんですが、ギャラリー借りて写真飾れば誰でも個展です。
ということで、そんなにすごいことではないのです。
と、思ってはいたけれど今日搬入してから、けっこうドキドキしています。
普段の私を知ってくれている人が見れば、
ああ、こんな感じなのね~。
で済むかもしれないけれど、もしかしたらイチゲンさんもいらっしゃるわけで。
ま、ほぼ知り合いだとは思うのですけれど。
いろいろ考えたら緊張してきました。ふぅ。

今さら、なのですがブログでも宣伝です。
さいたま市の浦和駅から徒歩7分、日本茶喫茶店「楽風(らふ)」の2階ギャラリーで7月27日から30日まで写真を飾っています。
写真展はともかく、「楽風(らふ)」は後悔しないはず!
おいしい日本茶&お抹茶が楽しめますよ。

<お茶街道>というサイトの<緑茶喫茶ガイド>というコーナーで紹介されていました。(一覧に「茶風」とあるのは、「楽風」の間違いです。)
↓<お茶街道>の「楽風」紹介ページはこちら
http://www.ochakaido.com/sousi/shop/16_rafu.htm

↓ちなみに写真展DMはこんな感じです。
20060725004441.jpg


torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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