犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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今年に入ってバタバタとカメラ業界がデジタル1本化に近づいていますね。
コニカミノルタがカメラ写真事業から撤退し、ニコンまでフィルムカメラの生産縮小してる事実は、
採算を考えなければならないメーカーの立場としては、いたしかたがない事だと思います。
フィルムカメラが売れなくなったのは事実なのですから。

わたしもデジタルカメラを購入してから、コンパクトのフィルムカメラをあまり使わなくなりました。
やはりあのお手軽感と便利さには惹かれます。
しかし、作品となるかもしれない、と考えたら断然フィルムなんですよね。
絵と違って、シャッターを押せば誰もが写すことができる写真をあえて自分の作品にするなら
現像したり焼いたり、できるところは自分の手作業でやった方がたのしい。
撮る部分のこだわりとは別に、暗室作業にも作者のこだわりがあらわれますし。
もちろん、デジカメにもあらゆる可能性があり、それによって作者の意図を表現できるので
単に、アナログ思考なだけかもしれませんが。そして、暗室作業ってけっこう好きなんだなぁ。
テクニックは全くないので、ほとんど運といいますか。
修正のきかない一発勝負的なところに、落胆したり意外な喜びがあったり
フィルムカメラには、フィルムカメラの楽しさを感じます。

そんな中、もっとアナログなカメラにはまっている人の写真集をみつけました。

針穴のパリ
田所 美惠子著


田所美惠子さんは、ピンホールカメラでパリの街を撮りおろします。
エッフェル塔、チュイルリー公園のライオン、夜の回転木馬・・・
そのすべてがゆっくりと時間を止めていったように、写真をみている今この瞬間も実はまだ動いているような、不思議な感じがしました。
白黒のパリが舞台の『アンジェラ』を観たり、パリの名所がでてくる『ダビンチ・コード』を読んでいたので、なんだか最近はパリづいてますな。

さて、ピンホールカメラとは、レンズを使わないカメラです。
針穴写真ともいわれるように、レンズの代わりに針の穴ほどの開口部を作りそこから暗い箱の中に少しずつ光を採りこみます。
写真を焼き付けるのに必要な光の量に達するまでには時間がかかります。だからこそ、不思議な感じがするのかもしれません。
そして、ソフトフォーカス気味(やわらかい写真)になるのも特徴のようです。
暗い箱と小さな穴だけでじっくりと時間をかけて撮られた写真。
彼女のカメラは手作りのものだそうです。

世の中すべてが簡単で便利で手軽なものに流れていってしまう今だからこそ、こんな楽しみかたがあってもいいですよね。

田所さんの他の著作↓

針穴写真を撮る
田所 美惠子著

これは現在取り扱いをしていないそうです。図書館で見つけました!

母と子の針穴写真
これは美術出版社から発行されています。




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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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