犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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GWの間のみ、表参道ヒルズでヴィム・ヴェンダース夫妻の写真展が開催されるというので
なんてあこぎな・・・と思いながらも、人で溢れる表参道へ行ってきました。
地下鉄を降りるとすでに人波が。いったいみんなどこへ行くのでしょう?
あれが全部ヒルズに吸い込まれていったとしたら、すごい。六本木ヒルズも最初は混んでましたよね。
GWだから混んでるのか表参道ヒルズができたばかりだからか、まあどっちもなのでしょうけれど。
ヒルズ内は混んでましたが、写真展はそれほどでもなかった。
せっかく来ているのにみなさんもったいないですね~。

映画監督のヴィム・ヴェンダースと夫人であり写真家のドナータ・ヴェンダースが、京都から尾道へと向かう旅を撮りおろしたのが今回の写真展。

20060510013757.jpg

なぜ尾道かというと、尊敬する映画監督である小津安二郎の「東京物語」に出てくるからだそうです。
外国の映画監督で小津安二郎を好きな方、多いですね。(「小津と語る」というドキュメンタリー映画にアキ・カウリスマキらと一緒に出演していました。)

旅をしてきた人の写真を見せてもらうと、どれもが新鮮でいいなーって思う。
でも、それは誰が撮っても一緒なのかも。行ったもん勝ち、撮ったもん勝ち。そういう部分がないとは言い切れない。
やはり日常とちがう世界というだけでひきつけられるものがあるはずです。
ただ、撮った写真の中にはその人独自の視点が隠れていて、それによってステキな写真が生まれることも事実です。
<旅>という非日常の中の日常を撮るというか・・・

そこが難しいのですけれど。

同じ場所を旅していても、視点が違うだけで全く別の世界が見える。
今回の写真展を見た、誰もが感じることだと思います。
一人はカラーで風景写真を撮り、一人はモノクロでそこに生きる人の日常を切り取る。
人の視点は違うのだな、ということを見ている方も体感できます。

小さな作品を多量に並べた(ハガキサイズを六切りくらいのバラ板に焼きこんである。)ドナータの作品は、遠い自分の記憶の断片を思い出しているような、日本をこそっと覗き見しているような感じがした。
作品ひとつが、襖1~2枚くらいの大きさのヴィム・ヴェンダースの風景写真は見ている人がその道、その風景の前に本当に立っている気分になれる。
それぞれの展示方法が、彼らの伝えたいことの的確な表現方法となっていて、とてもすんなり目に入ってきました。

さすが、上手です。

ヴィム・ヴェンダースが今回の旅で撮影した映像もあり。それは、まさに小津への思いが溢れていました。

しかし、表参道という場所がらしかたがないのかもしれないけれど、あの規模で入場料1000円は高い。
でも、見てよかった。
と、思える写真展でよかった。

コメント

やはり

写真展みに行ったのですね。
ある雑誌に特集されていて、「日本は古い町並みが都会の片隅に出てきて、ノスタルジーがまだ残っていて素晴らしい。」と監督が話していました。トロタさんは見に行くんだろうな~と思っていましたが、やはり行ったのですね。楽しめて良かったです。トロタさんの写真の出来は如何でしょうか?

そうですか。バレバレなのねー。
尾道や都会の片隅の古い町ってツボなのです。
私の写真ですか?いや、比べものになりませんよ~

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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