犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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おとなの小論文教室。
山田 ズーニー著


ブログを更新していくにつれて本当にこの文章でいいのかな、と思うようになりました。
自分の伝えたいことがちゃんと伝わってる?
目を見て話すのとは違って、文章になると微妙なニュアンスが伝わらないことってありますよね。

そんな時に「おとなの小論文教室。」という本を知り、早速図書館で借りました。しかし。

あれ?
自分の想像していた小論文教室とはずいぶん違う。

例えば、テニオハの使い方の注意とか書き出しの言葉とか読みやすい文章だとか
そういったことを教えてくれるのだと思っていたのですね。
しかし、この本ではそうゆう実務的なことには全く触れないのです。
では、いったいどんな感じかというと・・・

最初のLesson(p10)では、

  あなたは、何か自分を表現し、人に伝えることをしてますか?
  何もしてない、という人がいたら、その人は、どれ?
  1.いつか何かの形で自分を表現して人に伝えるつもり。
  2.自分の内面を形にしたいが人に見せるつもりはない。
  3.一生、受け取る側でいたい。


こんな風にはじまります。
これに対して、メールで送られてくるいろいろな人の意見が載っている。

実は、これは『ほぼ日』*で連載しているものに加筆修正した本だったのです。

わたしは、こうゆう自分に問いかけるような本
例えば、内面を磨くとか占うとか(自分の運勢を変える50の方法、みたいな本)ってほとんど読まないので。
最初にこの本から受けたイメージに戸惑いました。

うっ…そうゆう本だったの?

読んでいくうちにそうではないということがわかりました。
この本は、それを読めばどうこうなるという類の本ではなかったです。
そして読み進むうちに、そうか、そうなのね、と納得していく自分が。

何かを書く、表現するということは、まず"考える"、自分がうまく表現できない理由を"考える"
人の意見に耳を澄ます。自分の心に耳を澄ます。

確かに、うわべだけ実用的なことを学んでも考えることができなければ、人に伝えるなんてことはできるはずがない。
自分の気持ちを、自分の言葉で表現できなければ無理な話です。

読んでまず疑問に思ったのは、
自分を表現できない人が多いというけれど、ごく普通の人がブログを立ち上げたり(私も)その数は膨大なわけで、みんな十分過ぎるほど自分を表現したり発言しているんじゃないかな。
みんな、自分の意見を言うことに熱心だ。
では、どうして表現できないというのだろう?
でも、よーく考えて。

本当に自分を表現できているか。
相手にわかりやすく伝える努力をしているか。
その場限りの文章になっていないか。
独りよがりになっていないか。

そう考えると、相手に伝わるように文章を書くって難しい。
そして人に伝えるってことは、まず人の言葉に耳を澄ます力をつけないといけないんだな。

そんなことを感じました。

とか考えつつ、気楽に読んでもらえるブログが1番なんですけどね。

*『ほぼ日』とは
 糸井重里氏主催のサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』のこと。
 興味がある方はWeb版<おとなの小論文教室。>をどうぞ。http://www.1101.com/essay/

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