犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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10時に京都駅で待ち合わせしたオバチャン。
「ねー?!やっぱりいつもと違って楽しいでしょう?」と終始ご機嫌なのだ。
で、ねえねえひとりの間ステキな出会いとかあったりしたあ?などとにんまり顔で。
ええ、ええ、若い男子といえばお坊さんでナンパといえば年老いたきむにいさんですよ。なにか?

どうやら彼女の友人で、同じように旅先で待ち合わせしたらその間に年下の男子と仲良くなって・・・という人がいたんだそうな!
そんなドラマみたいなことってあるんですねぇ。
どこにあるんだー。

智積院→奥丹→南禅寺→下鴨神社→竹笹堂

さて、今宵は宿坊泊なのです。
三十三間堂のすぐ近くにある智積院の宿坊です。
電話で確認して、まずは荷物だけ先にあずかってもらうことにした。

京都5智積院


のびのびしていて、感じのよいお寺。
でも地味なのか、まったく存在を知らなかった。知らなかったっていうほど、京都のこと知らないんですけれど。
本当はもっと「寺」っぽい宿坊に泊まりたかったのだけれど、ここは会館なのでちょっと残念に思っていたのだ。
そんなこと吹っ飛ぶ。
庭の植木も整えられている中で、ゆったりしているというかせこせこしていないというか。
お若いお坊さんたちからは、すれ違うごとに礼儀正しく挨拶をいただく。
お寺という世界ではあたりまえのことなのかもしれない。そしてそれがあたりまえにおこなわれているからなのか
彼らからの言葉は、歳の離れた後輩からうけたような、なんともいえない清清しさがあるのでした。

京都6智積院2


金堂では、五色幕が風にはためいている。

京都7智積院3


ここが本日の宿泊施設です。

京都8智積院4


なぜか南国シーサーのごとき狛犬。こっちは・・・吽ちゃんかな?

荷物を預けて、本日のメインイベント!
オバチャンが京都に行きたかった理由、それは奥丹で豆腐料理を食べるであった。
そして、南禅寺はオレにまかせろ!です。
前回の<大人の修学旅行<京都>3日目>にて、南禅寺は予習済みかつ何度行ってもいいに決まってる。
奥丹南禅寺店へ。
基本のお食事はひとり3000円。
湯豆腐、胡麻豆腐、とろろ汁、木の芽田楽、精進揚げ、ご飯、香の物

京都9奥丹


木の芽田楽が非常においしかったです。

京都10奥丹湯豆腐


湯豆腐!これ、二段になってるんですよ。わかるかな?
残念ながら味には鈍感な人間ですが、それでも十分おいしいお味。

南禅寺三門から

京都11南禅寺


この後、下鴨神社へ。
下鴨神社といえば、糺の森。糺の森といえば「下鴨矢三郎」

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ここのどこかに狸が潜んでいるのかと、おもうとまたうれし。

ふたりで写真撮るよーと万能三脚を立てたオバチャンにシャッターの瞬間、横腹くすぐられ。
縁結びの社はどこだーとどうやら期待とは違ったご様子。
それもさりなん。
鴨長明ゆかりの摂社、河合神社、いい!

京都12下賀茂神社


下鴨神社からバスで中心へ戻る。
京都御所近くで降りて、念願だった竹笹堂へブックカバーを見につきあってもらう。
が・・・
行けども行けどもみつからず。
親切なおばさんに近くまで連れてきてもらったのに、ない。
通りをワンブロック越えて、違う住所に入っても、ない。
どうやらこれが成れの果てでは、という建物、あり。

みなさん、情報は鮮度が命よ!
友達から借りた雑誌をコピーしたのはいったいいつのことだったか。るるる~。
われに返って慣れない携帯で検索して、やっとこ新住所をみつける。
同じ西洞院通りをずーっとずーっとのぼったところにありました。

その夜過ごした宿坊は質素ではあったが、なんら普通の旅館と変わりない。
浴衣ありドライヤーありテレビありお風呂はぬるかった。
翌早朝、金堂でのお勤めと明王殿での護摩供養に参加して、庭園と収蔵庫の長谷川等伯たちの作品を見せていただく。
本来ならお茶とお菓子でゆっくりと、だったようだがその日は仏門に入るための大事な儀式があるというので説明のみ。
長谷川等伯も入れ違いに東京へ出稼ぎにいってたので会えず。
(これも縁だなと後日、国立博物館に行ってきた。会えました。)
宿坊泊は値段も安いし普通では経験できないこともできる。
特にお勤めの様子は、お経というより音楽を聴いているようで不思議な空間だった。
護摩は炎ごんごん燃えてるし。
癖になりそう。

三十三間堂→十二段屋(支店)→安井金比羅宮→建仁寺→祇園小石

宿坊をあとにして、こんなに近くにいるんだからと三十三間堂へ。
案の定リアル修学旅行生がたくさんいる。
彼らと彼らのタクシーガイドさんについて、説明を聞く。
運転手さんは「婆藪仙人(ばすせんにん)は、しっかりみてくださいよー」と言っていた。
それにしても堂内、寒い。
ずいぶん長居をしていたようで、お昼時。身体はすっかり冷気に包まれ、あちらこちらと祇園をうろつくが優柔不断で決まらない。
結局本日も十二段屋へ。
でも支店。

京都13十二段屋ふたたび


これが食べたかった名物定食。

ひと心地ついて、歩いてオバチャン本日のメインイベント!
安井金比羅宮です!
参道はラブホです!

悪い縁を切り、良縁を結ぶとのことなのだが
それにしても絵馬の内容は物騒で背筋がこおります。
ライバルのホステスを蹴落としたいとかだれだれさんとだれだれくん別れちゃえとか・・・
なんかちょっとちがうんじゃないかい。

京都14安井金比羅宮猫


殺伐とした中の安らぎ猫。
このためにきたオバチャンは、縁切り縁結び碑に形代を貼って碑をくぐる。

京都15安井金比羅宮


またきた道を祇園にもどり、建仁寺へ。
法堂にて、小泉淳作画伯による双龍図をみる。首がいたくなるほどみた。
ここはずいぶん太っ腹のお寺。
俵屋宗達の風神雷神も写真撮り放題なんですね。
それもこれも精巧な複製だからなんだけど、撮れなくてもホンモノがみたい気がする。

京都16建仁寺


甘味を食べようと祇園きななへ行くが、女子長蛇の列にて退散。
祇園小石にてパフェを食む。

京都駅にてお土産購入、オバチャンとお別れ。
京都タワーの大浴場を堪能し帰りの夜行を待つ。
京都最後の晩餐はマック。
年内にフィナーレ。
いやあ、よかったよかった。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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