犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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MRT淡水線にて、台北駅方面へ。
途中下車して忠烈詞や故宮博物院へ行くこともできたけれど、今日は山P(親戚の山さんは、ここにきて我らの中で”親切な山P”というあだ名で定着してしまった)と鼎泰豊で待ち合わせがある。
故宮は時間が短いともったいないしということで、とりあえず台北まで戻ろうと決まる。
いつでも便利な百貨店のフードコートでごはんを食べて、少しは台湾の歴史にふれてみようと、そのまま二二八和平公園まで歩く。
ここは、第二次世界大戦後の蒋介石による統治に対して起こった民衆蜂起二・二八事件の名前をつけた公園。台湾にくるまでは、日本が占領していたという過去があるのにもかかわらず台湾の人たちはどうして親日なのだろう?と疑問に思っていたけれど、わかったことはその後の蒋介石政権による統治が台湾の人にとってかなり苦しいものだったからということだ。
これは次の日に総統府を見学した時、切々と語られた。

庭園風の公園ではくつろぐ人がたくさん。しかし日差しが強くベンチは光さんさん。暑い・・・
日陰を求め、木を見るともなしにみていたらすばやく動く小さな姿をキャッチする。こんなところにリス!都心だよねぇ?日本だったら日比谷公園にリスがいるのと同じ感覚だろうか。

そこからMRTで一駅。
中正紀念堂へ。
政権が変わると名称も変わる中正紀念堂。それはここが蒋介石総統を記念して建てられたから。中には蒋介石の像が置かれ、その横では衛兵が見張りをする。忠烈詞と同じく、交代の儀式がある。
地球の歩き方には、現在休止中とある・・・などと読みながら、すごい建物だねぇなんて違う建物を眺めて話をしている私たちはバカです。
ガイドブックみてるのになぜ気づかない!しかも前で写真まで撮った・・・
自分たちが眺めているのは、音楽ホールだということに気づいたのは広場の方へ進んでから。

これが中正紀念堂だ↓

中正紀念堂


それにしても、広場は広く建物はでかい。
よーく見えるのに近づかない。
傷心でやる気のでない身には、きつい。中へと続く階段は蒋介石の享年と同じ89段。そここだわるか。うー、遠い・・・と歩いていると、先に立った相方が腕をブンブン振り回して呼んでいる。はやくはやく!!
時計をみれば16時ジャスト。
もしかして、ぴったんこかんかんかい。
なんと交代の儀式が再開されていたのだ。めずらしくラッキーなのだ。

中正紀念堂2


一糸乱れぬその姿。たまには銃を落としちゃう人いないのでしょうか。
もし落としたら、ものすごく怒られるのかしら?
でもこんなに見られたら、緊張のあまりありえるような気がする。

中正紀念堂3

みなさんいくらなんでも近寄りすぎです・・・
観光の呼び物として覚悟はしているに違いないけれど、それにしたって露骨すぎやしないかい?
そして、蒋介石像・・・大きすぎやしないかい。

中正紀念堂4


階段の脇ではこんな気のいいヒトがお守りしています。イヒッ。

中正紀念堂5


建物を建てた経緯はいろいろと物議をかもすらしい紀念堂だけど、広い庭園は心地よい。
階段前の手入れバッチリの花壇より、後ろに広がる市民憩いの庭園の方が私は好きだ。
しかも、お金をとらないところがすごい。

中正紀念堂6


鯉の餌販売機もかわいい。
石の上では猫がのびのーび。地面を見つめて鳩がポポポ。木の上にはリス。太極拳をする人々。赤子を連れたママさん会議。ランニングシャツで昼寝をするおいちゃんたち。
たぶんここに一日中いられるよ、わたし。

中正紀念堂8


広場に面した信義路一段という道を二段へむかってまっすぐ進むと鼎泰豊(ディンタイフォン)本店に着く。
約束の時間に少し早いので回留(フェイリョウ)という茶藝館で休憩する。ここはずいぶんと現代的。使用した茶道具も手ごろなもので、これをまねしたら家でもできると思う。

さて、約束の少し前に鼎泰豊へ行くと
果たしてすでに山Pは待っていた。両手に大きな紙袋を提げて。
も、もしやそれは、もしかしなくてもお土産ですか!??
はい、そうです。そしてそれは、スーツケースの片側全部を占めたのだ。さらに相方分も用意してくれていた。
非常に恐縮。
「さあっ入ろう」ニコニコと店内に入る山P。想像と違いこじんまりしたお店でこれが有名店の本店だとは言われないと気づかないのではないだろうか。
テーブルに着くと、さくさく注文。ビールで乾杯の後に、おもむろに取り出す一升(?)瓶。
その名は高粱酒(ガオリャンジョウ)。

持ちこみOKですか?!

事前に確認して了解を得てあるとのこと。さすが用意周到です。
金門島(だったか・・)に行った時に飲んで、おいしかったからぜひ飲ませたいと思ってね。これは、アルコール度数がすごいよ。50度超えるから!しかもその台湾には独特の飲み方がある。
と、教えてくれた。
お互いに目を合わせて乾杯しながら一息に飲むのが流儀。なので飲めない人はみんな下をむいている。逆に飲みたいときは、目を合わせる人を探さなくちゃならない。かならず誰かと杯をあける。ひとりで飲んじゃいけないんだ。
台湾の人は日常的に家庭で酒を飲まないかわり、祝い事やなにかの時はガンガン飲む。お酒を飲むのも文化だよ。

さて、作法にのっとり、いざ!

くーっ、ガオーッ。

香りが鼻に抜けて、お酒が喉をすぎたころカッと火がつく。すごい!しかも、度数のわりに悪酔いしなそう。酒豪の相方はともかく、ほどほど嗜む程度の私でもおいしいと思うのだから。

しかし続々とやってくる料理とともに、まあまあ飲んで飲んで食べて食べての急展開。
さすがに苦しい。すごく、感謝してます。ありがとうございます。おいしい。でも苦しい・・・

鼎泰豊蝦仁焼売

鼎泰豊鶏スープ

鼎泰豊芝麻大包


もうこれ以上は飲めません~。の、私を横に「おいしい!おいしい!」と絶好調の相方オバチャン。
この旅2回目の、連れてきてよかったを実感したのだった。

ふぅー、お腹いっぱいご馳走さまです。
鼎泰豊を出ると、「あのね、すっごくおいしいマンゴーかき氷のお店があるんだよ。台湾に来たならぜひ食べていってもらいたいんだ!」
次なるお店は氷館(本来は二水に水の漢字を使う・ビングアン)
歩いてすぐのところにある。
もうお腹いっぱいですよなんていいつつも、この時は別腹というものが本当に存在するのだと知ったのだった。
これは、うまいっ

氷館マンゴーかき氷


食べ終わってお店を出ても、まだ外は明るい。
うーん、これから飲むっていってもまだ早いし、もう一軒紹介したいお店があるんだよ。
と、山P。
次は、なんだ?

洋風な外観。ドアを押すと、中から芳しいコーヒーの香りが。
挨拶をして中へ入っていくと、お店の方が「あの・・靴を・・・」
靴を入り口で脱ぐのです。申し訳ない!
そしてコーヒーを選ぶと、まずやってきたのは豆。豆の香りを楽しむのだ。またびっくり。
さらにコーヒーのカップとともに置かれた細長く小さな器。これは中国茶で香りを楽しむ時のもの。もしや、ここでは・・・利き茶ならぬ利き珈琲!?
そして口にしたコーヒーは重厚な味で、本格的。
おいしい。おいしいけれど、すでにお腹はぱんぷくりん。がっつりと胃に響いてきそうな予感あり。
おう、普段ならもっと堪能できたであろうに残念。
ガイドブックにはなかったMARTINEZ COFFEEというそのお店は、台北ナビに紹介が載ってました。
西洋と東洋の融合って感じでおもしろかった。

さて、これから家にくる?それともいきつけのバーがあるんだけど…との提案に「では、バーで!!!」このまま家になどお邪魔したら、寝こけること間違いないのだ。
しかし、ここまででたぶん2時間経っていなかったと思う。超ハイペース。

そしてここからが楽しく、苦しく、いや楽しく・・・
もうお腹はMAX越え。酒もかなりの量を飲み。バーでは、ひたすら相方頼み。
日本人のマスターが経営する居心地のいいジャズバーにて、ボトルから注がれる高級ウィスキーに味をしめた相方は「あらー、おいしい!あらあら、すみませーん。」と山Pとさしつさされつ。
台湾には酒豪を連れてくるにかぎる。

マスターのピアノ生演奏に山Pの歌をのせ披露してくれた上、常連さんたちのアンサンブルまで。生演奏を聴きながら楽しい話においしいお酒と料理。いいなぁ台湾。楽しいなぁ台湾。
悲しみも癒えるようだよ、りへいさん。
と、そこでうっとりしている場合じゃないのだと思い出し、別れ際山Pにお願いをひとつ。
それは、バスの遺失物保管所へぬいぐるみが届いていないかと訊ねてもらうことだった。そこは私も用意周到。伝えるとともにお礼の品を入れた紙袋に詳細を書いた紙を忍ばせて。

お互いかなり酔いがきていましたからね。

コメント

ハイペースな豪遊っぷりがしっかり伝わってきておもしろいです。

高粱酒って、あの白酒ですよね!?
す、すごい。あれを飲めるなんて。
横でにおいを嗅ぐぐらいだと、フルーティーですけど飲むと食道が焼けますよね?
私は一口なめたことしかないですが、それでも相当なパンチでした。

マンゴーかきごおり美味しそうです。
私は、季節じゃなくて食べれませんでした。
1月だとさすがの台湾も、マンゴーは旬ではないのですね。残念。

台湾って、あとで振り返ってみるとすんごくじわじわ思い出が蘇ってきて、また行きたい!とすごく思わせるところです。

Re: タイトルなし

>Changdaiさん
読んでくれてありがとう。遅々とした歩みで・・・おもしろいっていてくれると書いた甲斐もあるものです。
高粱酒は、そうです。たしか白酒だったと思う。かなり強いけど、後味はすっきりだったよ。
お酒が飲めない人は、厳しいと思いますが。
マンゴーは5月からみたい。行った時もこの間から始まったといわれて、もしかしたら食べられないところでした。
あれは、本当においしかったなぁ!

はじめまして。
ユートラベルノートの増谷と申します。
ブログ楽しく拝見させていただきました。
飲茶とっても美味しそうでした!

実は、この旅行記事を見て、わたしたちのサイト「ユートラベルノート」にもぜひ、このような生の海外情報が欲しいと思い、ご連絡させていただきました。

「ユートラベルノート」は国内・海外に関するブログや情報を集めたサイトです。
今までユートラベルノートでは「韓国」について皆さんの情報をもとに記事を作ってまいりました。
今後、ワールドトラベルノートとして、台湾の記事もどんどん作っていく予定です。
ぜひ一度、気軽に遊びにきてください。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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