犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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りへいさんとはなんぞや?
このブログをみてくれる人は、もしかしたら緑の目で赤い鼻のトラ(猫じゃないと思う)のぬいぐるみを見かけたことがあるかもしれない。
りへいさんとは、いつからか旅行に同行する一の友となった、ぬいぐるみ。
一人旅では必ず、誰かと一緒の旅でもたいてい、ちなみに私が行ったことのないイグアスの滝・マチュピチュにも行ってしまったほどの旅好きなのだ。
いい歳してぬいぐるみひとつで、と言われても仕方がないのだけど
今回の同行者オバチャンに言わせればりへいさんと私の間柄は「恋人をも超えた、もう家族の域だ」
奄美でりへいさんを落とした時は(学べよ・・・自分)すぐに発見したのに。

その、りへいさんを本当に失くしてしまったんだなぁ。

バスは台北まで行くものだったので、そのまま終点の忠孝復興駅まで行く。
駅前の立派なSOGOでトイレによって、このあとは夜市へ行こうと士林駅に向うことにする。
まだ明るいので手前の中山駅で林田桶店と山さんに勧められた足ツボマッサージ美楽健康中心へ行く。
1日歩いた足で汚いなーと申し訳なくマッサージ師さんを見上げると、手にはきっちり医療用ゴム手袋。
そうか!今はそうなのか!
駅でワカモノが人気のスイーツの店があって行列なんだといっていたのはどこだろう?と、中山駅の反対側をふらふらし、さて夜市へ行くこうとまた駅構内を歩く。
ふとカバンをさぐると買ったパイナップルケーキの箱にりへいさんが下敷きになっている様子が見えた。
カバンの中もぐちゃぐちゃだしちょっと止まって整理してもいい?と、袋を覗くと・・・

い、いない・・・

だって、いま姿をみたのに?え?振り返っても、通路に落ちていない。
え、えー…りへいさんー・・・

軽く、いやかなり動揺。
そんな私にオバチャンは、

「行くよ!りへいさんなんだよ!?捜すんだよ!」

そして、来た道を逆戻り。
まず駅の案内所で聞いて、入った場所から外に出て、牛乳大王を越えてコンビニを曲がって逆側へ移動してパイナップルケーキ屋へ行き桶屋へ行き足ツボ行き・・・

美楽健康中心は、日本の方が経営していたので言葉が通じて親身に対応していただきました。
金瓜石で撮ったりへいさんのデジカメ画像を見せて、これを失くしたというのを向こうの言葉で書いてもらった。

りへいさん最後の笑顔

「我的布姪姪不見了。請問是否有人看到?」

結局中山周辺では見つからず、忠孝復興駅のSOGOまで行く。
トイレ確認。なし。遺失物案内所へ行く。画像と訳文を見せると、素敵な笑顔で引き出し(だったかな)をあけるので「よかったー。いるんだ!」とぬか喜び。

オバチャンは「こうゆうのは、自分で納得するまで捜さないと後悔するからね」と言ってくれたが、
外は暗くいかに台湾といえども言葉が通じなくては打つ手がない。
そもそも、街のどこを捜したらいいのか。
通った道はすべてなぞったのだから。
もしかしたら、バスの中か。
そもそも乗る前のあわあわの時に落としていたら?
じゃあ袋の中で見かけたのはなんだったんだよー。

泣く。
本気で泣く。
ひとりだったら。

さすがに、このまま甘えていてもいけない。
でもごめん。もう夜市には行く気になれない。だから、この近くにある346に行くでダメだろうか。
ホテルに帰るかと思ってたよ。と、オバチャン快諾。
確かに、ひとりだったらホテルへ直行だ。しかし、親しき仲にも気づかいは必要。
346は、台湾ビール工場内の倉庫を改装したバーなのだ。
そして地図を見ながら黙黙と346をめざす。
ガイドに載ってるみたいに、346ドーンと電飾がピカっているのを探していたが実際は「あの・・・入っても大丈夫ですか」と確認したくなるくらい普通の工場の入り口が待っていた。
奥へ行くとガイドブックのとおりだった。
呆然と座っているとオバチャンがビールを注文してくれる。
とりあえず飲む。味がしない。(ビールのせいじゃなく。たぶん)
もう少し食べるものが豊富だとよかった。

期待に反して平日だからかあまり賑わっておらず。会社帰りのみなさんがチラホラという様子。
食べるものが・・・

結局早々に立ち去り、タクシーを捕まえ阿宗麺線(アーツォンミエンシエン)という西門エリアの立ち食い麺屋さんへ。ここなら歩いてホテルへ帰れる。
台湾2度目であるオバチャンが前回気に入ってしまったお店なのだ。
そうめんの煮込んでくたくたにしたところにしっかりしたカツオだしのスープがとろりと絡まった、という説明がわかりやすいだろうか。
不思議と味わい深い味だったと、今なら思い出せる。
今食べたらきっともっとうまかった。
とほほ。

その夜以降、いつでも旅行では先にぐーすかのはずの私は眠れず。
布団かぶって本気で泣いた。
結局は寝るんだけどね。

そしてこの件が帰国直後の<請問是否有人看到?>のブログ記事になるわけなのだ。
台北に向けて捜索願を出したってことです。
いまだ朗報なし。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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