犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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おんな作家読本 明治生まれ篇おんな作家読本 明治生まれ篇
(2008/09)
市川 慎子

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前回の蟲文庫店主作に続き今回は海月書林店主の市川さんによる、女流作家紹介本。
特に古書店主作品を選んだわけではなかったのだが、たまたま続いた。
しかもどちらも雑誌クウネルにより気になっていた方々。
私に尾崎翠の「第七官界彷徨」を教えてくれたのは、この本です。

林芙美子、吉屋信子、森茉莉、中里恒子、城夏子、宇野千代・・・明治を代表する女流作家をあますところなく軽やかに紹介しているこの本で、いまさらながらに本を読んでいない自分がなんて損をしていたのかと!
紹介するどの人も、それぞれに濃密な人生を(そんなことはきっと露ほども思わずに)生きている。
そしてなにより、恋愛です!
保守的であろう時代の割には、結婚離婚また結婚、同棲さらには女性をパートナーに?
なんて自由闊達であったのか。
婚活だなんだと、騒いでいる昨今。
そんなことしなくたって、自分の気持ちのままに生きればいいのよ。
だって恋愛はいつでもついてくるものでしょう?
とでも、言われている気がします。

今より進歩的で逞しい昔。
習得すること、たくさんありそうです。
とにかく、強くてもわがままでも貧乏でも乙女でもみなさん一本芯が通っている。

ああ、あの人の全集、あそこにあったなぁと、図書館の書架を想像してしまうのでした。

海月書林くらげしょりん
http://www.kurageshorin.com/

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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