犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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聖域聖域
(2008/05)
大倉 崇裕

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寒い季節に寒そうな本を読む。
冬山小説はやはり夏に読むと感じが出ないでしょ。
ということで「聖域」
大学で作者は山岳系同好会に入っていたのだそうだ。
これは臨場感とかリアリティとか期待できるぞ。

主人公草庭は過去の事故以来山に登ることを避けていた。
ある日、山岳部の親友でライバルの安西が塩尻岳で滑落したことを知る。
あれ程の実力のある安西が何故塩尻岳で死んだのか。そこは、安西の彼女が死んだ山でもある。
自殺なのかそれとも他殺なのか、調べていくうちにもう一度山と向き合うことになる草庭。
自分の苦い過去と偶然手に入れた未来の切符。
そして安西。
さあ草庭くん、どうする?!

山岳ミステリーを読んだことがないので、これがいいのかどうか・・・
多分に2時間ドラマ的ではあった。
冒頭の安西と草庭の登山シーン、縦走や風の影響、山の描写は気持ちよく読めたのに
どうにも謎解きになるとぼやけた感じがする。
筋は通っているんだけどなぁ。
事件が起きた原因が真に迫ってこない。
それでも再び山に還っていくまでの草庭の長い逡巡と周りとの人間関係はそこを補うに足るのでしょう。
だからこそ、図書館でもかなり予約ありました。

「聖域」が初の山岳ミステリーへの挑戦だった作者の山岳ミステリー第二弾出てたんですねぇ。
生還 山岳捜査官・釜谷亮二
今回の話に出てきた山岳遭難救助隊隊長の松山さんが出てくるみたいで、ああ読んでしまうかも。
謎解きはいまいちとか言っておきながら!
だって松山さんはカッコイイのだ。きっと。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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