犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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と、書くとまるで『図書館戦争』みたいですが。
あんな風にパラレル図書館ワールドでなくても、日々闘いはあるのです。

気がつけば今年で7年目。
でもいろいろな部署があるので、すべてを覚えるにはまだまだ時間がかかる。
ひとつのところで最低3年は必要でしょ。
自分は覚えるのに時間がかかるからな。
ということで、今の担当のひとつである参考図書(辞書事典類)。
これはたぶん3年目だけど、なかなか全貌の把握ができません。
まず、タイトルをきっちり覚えられない。
たいてい本棚の位置と装丁で覚えてるだけ。(こんなこと書いてしまっていいのか・・・まあ見逃してください)
だから場所を教えることはできても、本の名前がすらすら~と出てこない。
日々勉強が必要なのである。

なのでできるだけ出勤日の朝は書棚を見に行くようにしている。
悲しいかな、委託業者は本の整理まで仕事という認識ではないみたいで・・・というのも理由のひとつなのだけど。
棚を見ないとうちの図書館が持っている本、人気のある本の動きがわからない。
本を棚に戻す行為は誰にでもできると思われているけれど、別のサービスにつなげる為にはおろそかにできない。
そういう意味では、委託業者に回して分業にできる仕事なんてなにひとつないと思う。

で、ある日のこと。
いつものように参考図書コーナーをぶらぶらと確認していると。
国語辞典のコーナーがおかしい。
あきらかに乱れ具合が変。すかすかでぐちゃぐちゃなんである。
参考図書は貸出禁止の資料が多いから、棚に本が戻っていないということは・・・

なぬーっ!
おのれ、持ち逃げしたかー!
と、般若の形相で近くの棚を見回し本の後ろに落ちていないか確認して回る。
すると・・・でてくるでてくる。
本の隙間、本のうしろ、別の場所からごっそりと。

その日から、戦いの火蓋が切って落とされた。

例えばこんなことがある。
1つ間違ったところに入っている本を見つける。
正しい場所へもっていくと、そこにまた違った本が入っている。
で、それをまた正しい位置に直すとそこにも・・・
む。遊ばれている。
しかしそのうち、そんなまどろっこしいことはなし。
棚の後ろにドカドカと何冊も隠してあるようになり。
む。む。
これまでにもまして、気合を入れて国語辞典コーナーを見る。

書架がぐちゃぐちゃ!本がない!探してもどす。
次の日見る。またない!!また、探す。
また次の日見る。またない!!!
ああ、エンドレス。

観察するうちに気がついたのは、なくなるのは常に同じ本。
新しくて色が目立つイミダスの「現代人のカタカナ語欧文略語辞典」と現代用語の基礎知識の「カタカナ・外来語略語辞典」&その他もろもろ。

うーむ。
貼り紙をして注意を促すことは簡単だけど、怖いのは逆効果となることだ。
<そんないたずらがあったんだ>と気がついて模倣犯があらわれる様子を悲しいけど想像してしまう。
それに・・・もしいたずらじゃなかったとしたら。

つまり、当たり前だけど図書館にはいろんな人が来る。
知的障害のある人とか子どもとか、本人は悪いことをしているという意識がなくてやっているという可能性もある。
うー、ってことは現行犯を捕らえるしかない。
しかし、これだけに関わってられるほど暇じゃあない。

結局、その一番狙われる2冊をカウンター置きにしたわけです。
ああ、なんの解決にもならぬ。

そして、今度は別の本が狙われた。・・・怒・・・苦笑

今一番欲しい超能力は透視力。
そして本の後ろに隠れたものをガンガン見つけ出すのだ。

コメント

そんな事件が勃発してたんだぁ知らなかったぁ~
これはやっぱり盗撮(防犯カメラ)をつけるか・・見張るか(笑)
しかし、何がしたんだろうねぇ~
まぁそれがわからないような人ばかりか(苦笑)

>あいんさん
しかし、フロアの真ん中あたりではカメラ設置はできないよね。
まー、せっせと見つけたら本を戻すだけですわ。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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