犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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『あるスキャンダルの覚え書き』

ジュディ・デンチとケイト・ブランシェット。
このふたりの競演と聞いただけで期待に、いや恐怖におののいてしまいそう。

教師が15歳の生徒と関係を持ってしまうという実話が元になっているが、
そこはフィクションとして上手に作られている。
奔放で魅力的な女と頑なな中年女。
2人の孤独な女の生き方が一瞬交差したときにおきる出来事。

繊細な心の襞、一般的な人間の思考が丁寧に演じられていてさすがです。
ただ、禁断の恋愛に対する周りの反応が日本と欧米では違うのかもしれない。
あんなにも性的解放区アメリカなのに、どうしてこんなに問題にするのか?
そんなことも思ってみたり。

がっつり演技の怖い女をみたいときはおすすめです。

『恋愛睡眠のすすめ』

『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー作と聞いてみたかった映画。
ハンサムは、3枚目をやっても無理があるというtorota説をくつがえす
ガエル・ガルシア・ベルナルの好演。
なさけなくって、とてもハンサムくんとは思えない!
SP岡田君といい、ハンサムでも小さいというのはプラスなんだね。きっと。
シャルロットとの身長差が視覚的にもそれぞれの性格をあらわしているようで、
よいキャスティングでした。

夢の世界と現実世界の折り合いがうまくつけられないステファンくん。
偶然隣に住むことになったステファニーのことがきになるのだけど・・・

大半が夢の中シーンで、
なにもかもが誇大妄想。
どんどん夢と現実の境がなくなって
もう、このヒト映画じゃなかったらやばいです。

すぐに自分の頭だけで答えをだしちゃう。
ぐるぐるぐるぐる悩んで、どんどんどんどんマイナス方向に走って
勝手に結果を出して、勝手にしょげる。
口で言えないからってそんな行動とるか!ってこともするし。
結局ひとりで殻に閉じこもっているばかり。
笑えるけれど物悲しい。

この監督は、人の記憶とか脳にとても興味があるようで前作もそうだし
失ってしまう記憶、現実逃避の夢。
それらをさらに現実離れした映像にしてみせてくれる。

次回作が楽しみ。

計らずも2作とも孤独な人が主人公。
どんなに楽しくても結局人はひとり。
そこから足掻く人々。
前者は強烈に、後者は臆病に。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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