犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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世界遺産というと、いやはや世界にはこんなにも遺産であふれていたのねってくらいあります。
もう遺産として保存したいのだか、観光として誘致したいのかよくわからないなと思うところもあるけれど、やはり遺跡はいい。遺跡好きです。
で、こんな本を図書館で見つけました。

世界の古代遺跡
アンリ・スティルラン〔編〕著 / 森山 隆訳
創元社 (2006.12)
ISBN : 4422239813
¥4,515


なあに?遺跡の写真集なんてたくさんあるじゃない。
という人、これは一味違うと思うんですよ。
紹介する遺跡が特にめずらしいというわけではなくて、その見せかたが。
そう、本の構造がちょっと凝っているのです。
普通に本を読むときは、ページを1枚ずつ横にめくって進んでいくけれど、この本の場合は1枚横にめくって読んだら、さらにそのページを下から上にむかって縦に開く。すると、中には大きな遺跡の写真があるってわけです。

例えば、一枚の紙をタテに半分に折る。折り目を上にして今度はそれをヨコに半分に折る。
それを逆に開いていくと1ページごとに横にも縦にも開けるような仕組みができますね。
実際に見てもらえばすぐに納得してもらえると思うんだけど。

縦に開いたページにはその分大きな写真が写っています。空からの俯瞰の写真でとてもよい。
遺跡をみていると、古くからのものが今そこにあるというだけで、机上の感覚だった歴史と自分とをつなぎとめることができる。
でも、その土地の人にとってはもっと身近に感じているもの(それよりも「おお!遺跡!!」なんて構えていないといった方がいいか)ピラミッドでもアンコールワットでも。
そんな気がします。
この写真で空の上から見る遺跡たちは、大きいのにも関わらずさらに広い土地にぽつんとたたずんでいたり、現代人の町並みに囲まれて窮屈そうにしていたり。
絶対に見ることができない視点というのがとてもよかった。

アンコールワット手前で"大当たり"して、お腹を押さえてふらふらしながらその姿を拝んだのを思いだしました。
中まで歩いていく気力なく、入り口近くで座って遠くにあるのを見ていただけ。あの距離が途方もなく遠く感じて歩けなかったのです。
もちろんアンコールワットがメインの旅行だったのに、カンボジアまで何しに行ったんだって感じですね。
ちなみに、生きてきて最強の腹痛記録はその時のもの。いまだトップに君臨しています。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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