犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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もし時空を越える能力、タイムリープを持ったとしたらどうするだろう。
人類の歴史や創世をどうこうするなんて大それたことなんかでなく、今になって気づく間違えてしまった自分の過去をやりなおしたいと思うはず。
アニメ版『時をかける少女』は、原田知世主演『時をかける少女』の20年後。彼女の姪の話である。基本的骨組みは原作を踏襲しているけれど、位置としては続編になるのでまったく違う話として楽しめる。
リメイクや2ものって期待はずれが多いけれど、ひとつのテーマをまったく別の視点から作り直した本作は期待を裏切りません。

主人公紺野真琴はもっともっと単純に、その力の意味など一切考えず、食べはぐったプリンのために前日のついてない自分のためにささいなことに使い倒す。
そしてある時、自分の都合で過去をやりなおしたツケがくるというわけです。
あんなに思いっきり泣いて、笑って、怒って、飛んで・・・若いなー。

話の展開における間が絶妙によかった。
タイムリープする時のすばやい連続的な流れと周りの景色をゆったりと追うことで心情を表してる感じは、見ていて感心した。最近のアニメはすごいですね。俳優がいるわけではないので(当たり前だけど)アニメはすべて監督次第ってことなのかな。細田守監督はアニメ界では注目の人らしい。
そして、しっかりとキャラが立っている。
客観的にストーリーだけを追えば疑問に感じる千昭の言葉も、彼の立場になれば理解できる。それは他の登場人物も同じ。

と、いろいろ理屈こねてみましたが観ている間は素直に笑ってました~。
キャラクターデザインがエヴァンゲリオンの貞本義行。
美術監督が数々のジブリ作品を手がけた山本二三。
どうやらスタッフも才能ある方々だったようだ。
有名俳優がずらりと声をやっているとそれだけで先入観ができてしまうけど、今回はほとんど知らない人だったのですんなり入れたのもよかったです。

超ポジティブで恋愛ベタな主人公をかわいいなぁと思い、またタイプの違うハンサム男子を両手にかかえるという世の乙女の夢もかなえている彼女を羨ましくも思い。
でも、17歳の自分が観たらきっともっとよかったと思う。
もし時を越えられるなら、連れてきて見せてやりたい!

笑ってほろっとしてそして実は結構いろんなメッセージが詰まった映画です。
終わって隣にいる相棒と「おもしろかったねー!!」って、文句なしにおもしろかったねって言い合える映画はあまりないよ。

今、新宿のテアトルタイムズスクエアでもやってますね。
あそこはスクリーン広いし浮遊感抜群なので一緒に飛んでる気分になれることでしょう。

原作はこちら↓
時をかける少女
筒井 康隆〔著〕

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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