犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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映画『ゆれる』では、タイトルどおりいろんなものがゆれている。
兄弟の絆、都会と田舎、嫉妬と羨望、本当と嘘、そしてつり橋。
見ている自分も主人公の猛のように、突然人が変わった兄に驚きその言葉にゆれる。
兄弟どちらの気持ちもわかる気がしていただけにあのラストは唸るのみ。うぅ~。すごく緻密な脚本です。上手。
西川美和監督+オダギリジョー効果なのか、非常に混んでました。1回目に間に合う時間にいったら「今からだと3回目ですね。」結局2回目を最前列で。
オダジョーの毛穴まで見てやる!勢いで。ハンサムはアップに耐えます。むふ。

小さい映画館だったので、最前列でもそんなにつらくなく逆にいつもと違う視点を楽しめました。カメラマンである猛の部屋にビッグカメラの袋が転がってたり(妙な親近感)小道具の位置でずいぶん語れるんだなってわかった。ただし全景は入らないので、常に目を右左と動かすんですけどね。

やはり、香川照之につきるでしょう。いつも人を気遣って生きている人間がみせる狂気、上手です。怖いくらい、ていうか怖い。オダギリジョーの適当に好きに生きている弟と兄の立場が変わっていくあたりが家族らしさを感じる部分でもあり、それでいて家族であっても脆いものと現実をつきつけられる。かなりドロドロのテーマなのに見終わった印象は不思議とすっきりして暖かい。
スタンドで働いている新井浩文演じる岡島くんがよかった。あんな風に信頼してくれる人がいたらいいなぁ。そして、兄弟だけでなく彼に流れた月日も垣間見えてよかった。

監督の前作「蛇イチゴ」でも最後は家族の再生というか希望が見える終わりでした。救いがあるのってやっぱりいいなぁ。

しかし、検察官がキム兄だったのはびっくりした。
どうやら驚きが口から出ていたようで、「えぇ~」って声出てたよと指摘されてしまいました。『花よりもなほ』ではよかったんですけどね、キム兄さん。演じる人うんぬんではなく役柄についてもその検察官だけ違和感を感じました。
タイトルロールに田口トモロヲの名前がでてこれまたびっくり。
いったいどこにいたの?忍者のように映画に入り込む役者さんだけど、ここまで気がつかなかった自分にもびっくり。ホント目の前にいたのにね。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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