犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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星野道夫さんの写真はあたたかい。
動物も人間も同じように過酷な大地で生きているアラスカ。
アラスカに惹かれ、自身もアラスカで生活する中で撮られた写真はどれもやさしいと思う。
撮影する星野さんもそこに生きている動物たちも同じリズムで生きていたのだろう。
自分たちに必要な分だけ狩りをするエスキモーの生活を経験した彼はこんな風にいっている。
クマの肉のスープを飲んだとしたら、それが自分の体の一部になる。
自分はその時クマになる。
(正確ではありません。うろ覚えなので。でもそんな感じの言葉だったように思います。)

彼の言葉を読んでいると、素直に入ってくるので不思議です。
やはり人柄によるものなのでしょうね。

最後はクマに襲われてしまったけれど、星野さんを食べたクマは星野さんになってどこかで生きているようなそんな気がします。

動物写真も撮る人によって随分違うのだなぁと今回はしみじみ思いました。

絵本の「3匹のやぎのがらがらどん」にそっくりのやぎと
アザラシのタテちゃん(ゴマフアザラシならぬタテゴトアザラシだそうなので)の麻呂まゆげが個人的には気になりました。
アザラシの写真を1枚1枚みていくと、たいてい2本ぴょっと生えてるので、そうかそうゆうものなのかと思っていたらひとりだけ4本生えてるヒトが!

写真が大きく伸ばしてあってよかったです。
ただいつも思うんですけど、デパートでやる展示会ってわさわさしていて落ち着かない。
もっとたくさんの星野さんの写真をゆったりとしたスペースでぜひ見たいなぁ。
そしてもっとお子さんたちが見にきたらいいと思うのですよ。
教科書でも取り上げられている人なのだし。

星野さんが暮らしたシシュマレフ村が温暖化の影響で氷河が溶け何年か後には沈んでしまうそうです。それは人間によってその地域でしか生きられない動物やエスキモーの人の生活範囲を狭めているということ。
ホッキョクグマもアザラシもふくろうもキツネも狼も...。
村の人々は移住を検討しているそうですが、金銭面で大変らしいです。
星野さんがいなくなってたった10年でそんなことになるなんて。


*この写真展は約2年かけて全国を巡回するそうです。

コメント

そういえば・・・

ちょっと人生がつらかった時期に(笑)
この人のエッセイというか・・・本を読んで泣いたなぁっと思い出したよ。。。

初めまして。

TBさせていただきました。

この展覧会、すごく感動しました。
おっしゃるように、星野さんの写真はどれもあたたかいですね。
だから、過酷な自然のはずなのに、優しく感じます。
厳しさを踏まえた上での、優しさのような・・・。

今回子ども達は連れて行けませんでしたが、
いつか見せてあげたいな、と思いました(^^)。

PC

こんにちは、やっとパソコンから見ております。
ばっちし画像も見れてうはうはです。
星野さんという人が撮った写真だったんですね。
アザラシの写真は見たことがあります。
確か本の表紙で。
劇団ひとりもアラスカに居たことがありますね。
関係ありませんが。

>あいんさん
星野さんの言葉は、きちんと相手に届くように誠実に語られているので、きっとスッと心に入ってくるんじゃないかな。
今は幸せだから大丈夫だね~。(^-^)

>aopuさん
はじめまして。
ブログ拝見させていただきました。
本当に大好きなんだなぁというのが伝わってくる文章でしたよ。
ぜひ、お子様たちにも見せてあげてくださいね。
またブログにもお邪魔いたします。

>もんちさん
携帯卒業おめでとう。
ぜひ図書館で星野道夫さんの写真集を探してくださいませ。

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星のような物語 星野道夫展

「浅き川も深く渡れ」会場の入り口に足を踏み入れた途端、この言葉が目を突き刺した。星野さんが小学校の卒業文集に残された一文だ。

torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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