犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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よく新聞の契約を更新するとチケットを貰ったりしますよね。
友達のお母さんが2枚ゲットした「世界報道写真展2006」のチケット。
しかし家族はいかないのでと、いただいてしまいました。

もらったのはずいぶん前だったんだけどなぁ・・・。
あえて、忙しくなってから行くということに。

20060725001402.jpg


金曜の夜ということもあってか若い人が多かった。
まずポスターにもなっている大賞作品があり、前半は現代社会の問題や災害などニュース関連の作品。
貧困の為に密入国をするアフリカ青年のレポートやストリートギャングの激しい攻防、地震や津波被害者の過酷な日々、どの写真も日本で普通に生活をしている自分には遠いできごと。
でも、一枚一枚進むたびにまるで自分もその場面に立ちあっているような気になって見てました。
写真はその人のペースで理解していくことができる、現場にいるカメラマンの目になることができる分、テレビとは違う力を持っているんですね。

イラクで米兵に両親を殺されて泣いている子どもの隣に、イラクで亡くなった米兵の遺体が帰還する写真があるのは展示者の意図なのでしょう。
低賃金で金(ダイヤだったかも)を掘り続ける労働者とそれを身につけ着飾る社交界の人々。
なにに驚いたって、裸の女性がアクセサリーを身につけ横たわってるんですよ!
社交界ってこうゆうところなんですか。うーむ。行ったことがないのでわからないけど、金持ちのやることって。
水を飲む人の写真の横には<その水は砒素に汚染されている>という解説。
それでもそこの水を飲まないと生きていかれない人たちがいるのです。

自然の部門では、流氷の上でアザラシを食べるホッキョクグマの写真。
このまま氷が溶けていくと彼らはどうなってしまうのだろう。
普段の生活の中で資源を無駄に使っている、ラクな方へ流れている影響が自然や動物たちにきて、
気がつけば人間も・・・怖い。

後半はスポーツやアートの部門だったのですが、つるっと見終わってしまった。
「この選手の筋肉が美しい」とか「こんな瞬間はなかなか撮れない」などと自分で自分に納得させて
すごさを確認してしまうあたり、やはりニュース性が強い作品にエネルギーを吸い取られた感がありました。
時間がなかったこともありますが。

とてもよい写真展ですが、残念なことにその日はどうやら内覧会というか、関係者のパーティみたいなものが会場前のフロアで行われていて、時々ざわざわした声が聞こえてきました。
しかも、会場内にも「そろそろ中締めにしたいと思います・・・」などと放送が入るので本当にやめて欲しかった。

いくら世界の現状を伝えようとも、美術館側の配慮が足りないと写真展の意義も半減。
ある意味、これが現実なのか。

写真展は7月30日まで東京都写真美術館で。
7月22日~9月10日までは『世界報道写真50周年記念展 絶望と希望の半世紀』もやっています。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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