犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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図書館へ行くというと、暇つぶしになんか本でも借りに行くかという人が多いかもしれませんが、
人によっては調べたいことがあって図書館へくるわけです

カウンターに座っているといろんな調べものの相談をうけます。
病気のことや学校の宿題、法律から会社情報など。
話を聞いてから、参考となる本や雑誌などその人の調べている内容が載っている資料を探すのが司書の仕事です。

しかし、人によっては司書が"解答"を出してくれると思っているようです。
例えば、病気の具体的な内容をお話していただいても、
こちらは医者ではないので病気について載っている資料を探す手伝いをすることしかできません。
探している本人が自分の容態にあたる部分を読んで確認するしかないのです。

司書は推測やあいまいな返事はできないので、確実に答えが確認できる資料や、役立ちそうな資料を渡すだけで
自分にとってそれが必要かどうか、自分の探しているものが見つかるかどうかは利用者本人に確認してもらうしかない。
で、もっと別の方向から探したければまたお手伝いする。

その辺をわかってもらえないことが、最近多いんですよね。

あと、夏休み後半に増えるのが学生&子どもの宿題を聞きに来るお母様。
学生さん、レポートの中味も理解せず相談に来るのはやめましょう。
課題が書いてあるプリントをみせてこれの答えが載ってる本、とかいうのも。
人に説明できるようにしてからきてくださいね。

そしてお母さま。子どもの宿題は子どもにやらせて欲しいと思うのですよ。
図書館に来るのだって勉強になるはず。
結局つっこんで聞くとわからないことが多かったりして、代理で来られることほど困ることはありません。
やはり、できるだけ本人に来てもらわないとね。
また、本人が一緒に来てるのに説明をするのはママというのもちょっと。
後ろに立ってるお子さんの立場は・・・

そこでこの本です。




図書館を利用するすべての人に必要なノウハウが書いてあります。(っていうと大げさかな。)
著者は図書館の使い方をボクシングの元ヘビー級チャンピオンであるモハメド・アリの言葉にたとえています。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
探していることがある、でもどんな資料を見たらいいかわからない。
こんな時は蝶のようにゆっくりと書架を眺める、それはネットではできない図書館ならではの調べ方です。
そして探している資料がわかっている時は、その本が確実に手に入る図書館を蜂のように攻める。
言い得て妙ですね。
雑誌記者としていい加減な情報を掲載することは許されない立場にいる著者だからこそ、
図書館を効率よく使い倒す方法がわかったのでしょう。
それをみなさんへおすそわけとは、いいお人です。

この本の中には司書の仕事についても書かれていて、うわー、司書じゃない人がこんなにいろいろ知ってるなんて!
と日々の忙しさにかまけていた分焦りました。
<優秀な司書>になるためにもっと勉強しなくちゃなぁ。
ということで司書が読んでもためになる本です

後半の全国お薦め図書館ガイドも便利です。

なんか、今回の通販の宣伝みたい・・・?

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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