犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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さて、腹減りへり腹。寒いし濡れるし休みたい。
そんな3月のわたしは、よろよろとお腹を満たすことを考えながら安井金比羅宮を横目に、建仁寺の前を通過し祇園へやってきた。
お目当ては十二段家
京都に食べ物屋は数あれど、どうしても母の跡をおってしまうのが自分なのだ。(というか自発的意見なしのため。うまいものに関する嗅覚は受け継がれなかったため・・・)ユースに泊まるような学生時代の旅行でもおいしいものに出会うのが母らしく、このお店の話もよく聞いた。
夜は高いし昼でもしゃぶしゃぶなんてとんでもない!
だからお昼にお茶漬けの定食を食べた。そしてそれがとてもおいしかったそうだ。
女優さんもいたとか、お店の建物がよかったとか。そして、どうやらみんなで一杯やったお猪口がかわいかったとかで・・・もう時効だからいいか。ひとりが会計している間に、ぴょうっっとみなさんで。
あああ、時効ですよね。

ということで、花見小路をいったりきたり。
現在は本店と支店があって、本店ではお昼ははなまるマーケットでも紹介されたというすき焼き弁当2100円のみ。お茶漬けを食べにきたんだけれど、本店の中に入りたい。肉、お茶漬け、値段、本店・・・ううむ。
いざ、本店へ。
ひとりではなんとなく敷居が高かったものの入ってしまえばこっちのものさ。

京都9十二段屋


お肉が柔らかくておいしいです。ええ!ほわって口の中で溶けるんですね!丁寧語になってしまいます。
そしてまるで知り合いの家に遊びにきたようなリラックス感。実は、由緒正しき美術品に囲まれているのですけれどね。高級なものがこんなふうに普通に使われている(実際使ってはいないけれど)隔離されて上の方に、高いところにいるのではなく同じ空間にいてくれる。普通にしててくれる。それって一番贅沢で正しい飾り方なんじゃないだろうか。
昔のお茶屋を使用しているという本店の内装も必見の価値ありです。

お店を出るとしとしと雨の中、次なるミッションは裏具

京都通の友人に、京都に行くならぜひ!と、偵察に出された。
オリジナルの文房具を扱うお店だという。よし。文房具はオレにまかせろ。
地図を見ながら建仁寺周辺をぐるっとまわる、摩利支天堂の狛犬ならぬ狛猪がかわいい。

京都10建仁寺いのしし


一本道を奥に入って、あちらこちらを見廻しながら歩いていくと、これ観光客は絶対に見逃しますっていうくらい路地の中にあった。ウェブサイトによるとここもお茶屋を改装して店舗にしている。古いと新しいがミックスされた文房具たち。小さな店内にところ狭しとならんでおります。
値段が高いか安いかは人しだいだけど、みなさんがっつり購入されている様子。ここで購入したご祝儀袋でイトコ(陶芸家通信の厚川さん)ご結婚の折にお包みしたのですが非常に好評でした。水引部分も紙でできていてかわいいんだよなあ。あれはヒットだった。
アテもなく祝儀袋3つも購入。

京都11裏具


ところで、本日のメインを覚えていますか?
河井寛次郎記念館
朝が早いと1日が長い。けれどあまりのんびりもしていられない感じになってきた。
途中、六波羅蜜寺にご挨拶。六波羅探題ってこのあたりにあったのかしら。空也上人とはポスターでのご対面。
民家の間をぬってぶつかった五条通を越えると、これまた普通のお家と並んで河井寛次郎記念館があった。

京都12かんじろさん


日本民藝館へ行けば柳宗悦や濱田庄司の名前とともに河井寛次郎がでてくる。けれど、具体的にはどんな人でどんな作品を作っていたのかなんてことはよく知らなかった。じゃあどうしてここにきたかったのかというと、テレビで彼のことを取り上げていたのを見たとき、こんなエピソードがあった。

戦争に負けてああどうしようと負の考えに陥りそうになっていたとき、
「新しい自分が見たいのだ 仕事する」と復活。
すごい!すごい人だこの人は。
と思ったら、すごく会いたくなった。その人が住んでいた場所に行きたくなった。
そして、実際に会ってみたら(ああ、ご本人には会えないのだけど)とてもよい場所だった。
自分の気に入らないものは置かないという部屋の中はぎしぎし鳴る板、寒いトイレ、登り窯。いたるところにあるおおらかな作品たち。木彫りの作品は”ともだち”みたいなのありましたね。少々岡本太郎とかぶるのかも知れない。
そして、猫の置物がかわいい。お庭にいます。

寛次郎さんちのご近所さん。お外へ出たい誰かがいます。

京都13白い影


猫といえば、この頃我が家のとろたさんは自らの足をチキンにしようと画策中でした。
どうやっても治らない足に、ここは神頼みしかないのだろうか。
ならばここへくるしかないのではないかと称念寺へむかう。
単にタビリエに載っていた猫守りがかわいかっただけだったのに、思いのほかに難儀した。
雨、バス、道、寒い。(バスターミナルで下ろされたときはめげた。)
もしやすごく小さな地元のお寺なのか。詳細地図の必要に気づいたのは後の祭り。
たぶん、ここだろうというところでバスを降りたぶんこっちだろうと歩く。
さすがに日は暮れて、不安になり道行く人に訊いても回答得られず。

しかし、ここまできたら意地なのだ。とろたのためならえんやーこーら。
が。
たどり着けば、寺は閉まっておった・・・
ここまできたのに~と泣きが入りつつよくみてみると、隅のほうにお守りが置いてある。
小さな箱へお金を入れる仕組み。
のどかだ。
ふたつ購入。600円なり。ちゃりん。

いいかげん外は暗い。
そしてどうやら疲れてきたらしい。京都駅で荷物をピックアップして今宵の宿へ。
荷物を置いてふらふらする元気もなかったのに新京極のロンドンヤでカステラまんじゅう食べたら元気でた。
まだ18時30分。

京都13-2まんじゅう


お店をひやかし四条通を八坂神社方面へ。
いくらなんでも永楽屋店舗多すぎやしないだろうか。てぬぐい好きでもいい加減あきる。
にしんそばでも食べて帰ろう。入ったお店はにしんそば やぐ羅

京都14にしんそば


地元の人がくるお店のようで、落ち着いて食べる。おいしいんだね、にしんそばって。
そして店を出て気づく。当初行く予定だったのは向かいのお店だったということに。
帰りがてら御多福珈琲でブレンドをいただく。
常連のお客さんがカウンターで賑やかにしていて、こんな店近所にあったら楽しいだろうな。
でも観光客としてのわたしはちと疎外感。

本日はカプセルday。
9hoursというホテルに宿泊。初カプセル戸惑うこと多しですが、ホテルの中はこんな感じでした。
だ、誰もいないよ。

京都15バスルーム


京都16ベッドルーム



裏具についてはこちら→http://www.uragu.com/
河井寛次郎記念館についてはこちら→http://hcn.plala.or.jp/fc211/sagi/
にしんそばやぐ羅についてはこちら→http://www.yagura-net.com/
9hoursについてはこちら→http://9hours.jp/
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torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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