犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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7月の厚川さん。

高知県へ遠征です。とはいっても、作品だけで作家在廊日はないと思われます。
なぜかって。

厚川センセ9ヶ月


このような状態なのです。

さて、そんな厚川さんよりカレンダーのような手紙のような素敵なギャラリーエム・ツウさんのDMがきました。
以下DMより。

joy、Y鈴木+厚川文子展 
  -そそぐかたち-

7月8日(木)から13日(火)
11時から19時まで

鎌倉のガラス作家、joyさんと
多治見の陶芸作家、厚川さんのお二人に、
静かでやさしい、使いやすい作品を
作っていただきました。


月ごとに企画されている展示の情報をみても、とても楽しそうなギャラリーです。
近くにあったらぜひのぞいてみたい。
残念です。
お近くの方はぜひどうぞ。

詳細はこちらまで→http://www.gallery-m2.jp/
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厚川さんの最近の活動。DMが届きました。
すでに開催中のお知らせです。
↓以下DMより

壜ズキノ集イ 

2010年6月19日(土)から27日(日)
12時から19時(最終日のみ17時まで)※月、火休み

陶、ガラス、古道具の6名による「ビン」をテーマにした展示会です。

作家の手により生まれたビン
ビンをもとに再生されたモノ
時を経て味わいの深まったビン

ビンをこよなく愛する者たちの
それぞれの想いとカタチ。

壜、ビン、瓶、びん!


じめじめな暑さに清涼って感じのDM写真であります。
一軒家のギャラリー。西荻窪駅より徒歩10分。
詳細はサイトをどうぞご覧ください。
http://www.mizunosora.com/
兇天使 (ハヤカワ文庫JA)兇天使 (ハヤカワ文庫JA)
(2008/02)
野阿 梓

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金髪に猫目、革ジャンにバイクで天界を傍若無人に爆走する。
熾天使セラフィが、上帝からの密命によりアフロディトの子を殺した悪竜ジラフを捕らえる旅に出る話と
運命に翻弄されるホレイシォ・シャトオブリアンの視点からなる「ハムレット」の話が
交互に展開されるこの小説をいったいなぜ手にとってしまったのだろう??

ああ、これが、耽美なのだね!

流れるように紡がれる歯が浮く言葉のオンパレード。
例えば、美貌の熾天使セラフィを形容する言葉。言葉だけにどきどきしちゃうよ。

<美貌の尊厳を身にまとい、夜のように黒く巨大なモーターサイクルにうちまたがり、
天界の秩序のなかを暗い稲妻さながらに爆走したかと思うと、
あっという間に光の彼方へ悠然と消えさる黄金の髪の海賊 p8>


・・・なんである。
一時が万事この調子。
なんだか場違いな世界に入っちゃったな・・・と慄いていいやら笑っていいやらそれでも読み進んで行くと
すっかり嵌まってしまう恐ろしさ。
丁寧に飾りつくされた文章の川を、遡上する鮭のようにかきわけて泳ぎ本流を目指す。
最短でたどり着く必要はここにはない。
というかできない。
ページを繰っては戻り、繰っては戻りを繰り返す。
恥ずかしいほどこってりとした言葉の中に、
作者の緻密な計算や歴史の知識そして「ハムレット」の新解釈が見えてくれば、
あとは流れに身を任せ(あれ、それじゃあ河口に逆戻り?)驚きのラストへ突入するのだ。

それにしてもアフロディトが起こすであろう戦いを
最終美神戦役(アフロディトゲドン!!)と呼ぶなんて。
その、ヨミガナに笑ってしまったよ。
いや、「さいしゅうびしんせんえき」でもすごいけれど。

さて、そのアフロディトゲドンを勃発させないために
ジラフの心臓を渡す約束をアフロディトとしたセラフィはジラフを追って時空を超え世界を旅する。
そしてシェイクスピアが生きる1599年にたどり着いたときふたつの物語がひとつになって最後の物語に。
物語はフィクションでありながら実在する人物や出来事を織り交ぜ、SFに深みを持たせている。
「ハムレット」の方も同様。シェイクスピアの戯曲からは窺い知れない登場人物たちの事情に、
(なんたってホレイシォがすごいことになっている。わたしの好きなストイックで忠実な友人ホレイシォがぁ!)
そんな無茶なと思いつつ、いったい王を殺したのは誰なのか?そしてセラフィの役割は?

読み終わったら、ホレイシォ像がすっかり塗り替えられていましたとさ。

ちなみに、熾天使ってどんな天使だろうと調べてみると・・・

図説 天使百科事典図説 天使百科事典
(2006/01)
ローズマリ・エレン グィリー

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天使の中で最上位。とあるが、その姿は。
美貌の海賊とはいえません。ああ、恐ろしい。
くるりライブ興業2010~地獄の団体戦~

急きょ代打で団体戦に参戦することになったのは二日前。
そして行ってまいりました。NHKホールへ。
それにしても、新しいアルバム「僕の住んでいた街」を上梓されたばかりだったんですね。
そしてどうやらそれは、B面だけを集めたものらしい。
ということで、「前日の愛知でワンダーフォーゲルやってーとか言われたけど意地でもやりません。このCDの中のとみなさんの知らない曲しかやらない」と宣言されてしまいました。

もちろんわたしの知らない曲ばかりなのだろう。
ちなみにここにセットリストは載せてません。私には名前がわからない曲ばかりなので。

会場に入ると始まる前のステージには小さなスクリーンがはってあって
そこにいろんな人の撮った写真が順々に映し出されている。
きっと公募したんだろうな。ってその中にくるりさんのもちらほら。
こうやってたくさん映し出される写真をみていると、本当に上手なので、昔と違って写真家は大変だななんて思うわけです。デジカメやケータイで気軽にすばやく撮れるでしょう?
もちろん、ホンモノに追いつくのは難しいのだけど、雰囲気は・・・ね。

久しぶりの生歌見学。
今回2階席の真ん中あたりとあって小さいながら座っていてもよく見える。
しかも誰も立たないのだ。前の席の人々が。
でも他の席は、くるりさんが登場してワーってなっているわけ。
うーん。なんか、演奏している人を上から座って見ているって妙に申し訳ないような(意味不明ですね)、た、立とうか。
ちょうどすぐ後ろが通路という誰にも迷惑かからない席でした。なので立ったり座ったり好き勝手してみてました。
周囲のステージにクギ付け!の人たちをみて、ふと伊坂幸太郎の本を思い出しちゃったりね。

入ってきていつもどおり「くるりです」って挨拶した後、2曲くらい。
暗めのステージの上から紙ふぶき(まるで桜の花びらのよう)が舞って舞っておりました。
(それはそののち黒子さんたちが団扇を持って楽器を扇いでまわるくらいたくさん落ちていた。)
次の4曲はみなさん知らない曲です。(そのうちアルバムに入れる予定のようです)って「温泉」「さよならアメリカ」「麦茶」「目玉のおやじ」
個人的には「温泉」好きだな。で、「さよならアメリカ」は私の中のくるりっぽさと一致。
でも、すごいなぁって思うのはあとの2曲。なんておされな「麦茶」なんでしょう。なんてファンキーな「目玉のおやじ」なんでしょう。
もし突拍子もないお題を渡して、これでひとつお歌作ってくださいってお願いしたとして。それでも難なく(いや生みの苦しみはあるのかもしれませんが)するっとお題から生じるイメージを払拭したものを作ってくれそう。
そして聴く人をびっくりさせてくれそうだ。

そんなことを思いつつ、次は一番長い曲。演奏するのが大変なのですごく練習したそうだ「ガロン」
曲の途中でふいっと岸田氏が佐藤さんのうしろに近づき・・・二人羽織のようにふたりでひとつの鉄琴を演奏。その後も岸田氏がキーボードを弾いたり。確かに、大変だ。
これができた時すごいのできました!A面にしたいです!って言ったらしい。
そして、その後B面にしてよかった・・・と。

次が確か、「くるりでも人気の高い「ばらの花」という曲のカップリングなのですが、なぜこの曲をいれてしまったのか…」という曲。
確かに…なぜあの曲にこの曲なのですかね。
なんだかギャップがありすぎますよ。

その後は、ボクは喉が弱いので…と佐藤さんに1曲歌ってもらったり、すけべな女の子の歌、ベーコンエッグ?の歌とか「魔法のじゅうたん」という7月にじゅううん日に発売予定の曲を歌ったりしてました。

岸田氏はMCはうまくないとおっしゃっていましたが、会場から「オリコン1位おめでとー」って声に、ぽつぽつと。
プロモーションの量も少なめだったし期待はしてなかった。
とれたことは嬉しいしなりたいって方向できてはいたのだけど、実際なってみるとね・・・
以前ある女性アーティストのコンサートに行った時「ステージ上ではお姫様やってるけど降りればただの人」という言葉をきいてそうかーって感動して、そうゆうふうに思いたいと感じていたけれど。
本当に自分が1位をとってもここには電車できたし(こいつは自転車、と佐藤さんのこと)結局はただの人でありそんなもんなんです。
ロック好きの人間がステージに上がっているというだけのことなんです。

そういえば曲の合間にふと「首相が辞任したんですね?」と「なんだかなー、いやポリティカルなことは控えますが」とか言っておりましたが やはり気になっておられたご様子。(辞任当日がライブでした)
しばらくして、またこの話題を口にした岸田氏。
佐藤さんに「次誰がなると思う?」「オカチャン」「サッカーの?」
「いや、違うでしょ。三白眼の人だよ!」
結局、首相は菅さんになりましたがおふたりの感想はどうだったのでしょう。

さて、佐藤さんがオカチャンを勧めた理由とは
ある時新幹線のチケットがグリーンしか取れなかった。ガラガラなのに同行者とは離れた席に。
で、近くに座ってビールを飲んで酔っ払っていい感じになっていたところに名古屋からオカチャンが乗ってきた!
で、その佐藤さんが座っていた席こそオカチャンの席だったのだ!!
あわわの佐藤さんにどうぞどうぞそのままでと言ってくれたのだそうな。
日頃の行いって大切でしょ?見た目じゃあ人はわからないもの。ああゆう時こそ人柄が出るんだよ。僕なんて悪人ですからね。だからオカチャン。

いつも通りに最後に佐藤さんの物販宣伝コーナーがあって、くるりの詩集はその曲についての岸田氏の想いを演奏するメンバーに伝える為の直筆メモがついているからレアなのでどうぞ。とか、いま会場で1曲も知ってる曲なかったーって人いる?あれ?愛知ではいたのに、嘘ついてるね?そんな人はぜひCD買って行ってください。そしたら2週はいられるかも。
なんて楽しそうに宣伝してました。

ちなみに、知ってる曲・・・あった。すけべな歌と尼崎の歌。それだけか!
それだけと思うけど、だからといって知らないからつまらなかったわけではなく。
B面のよさがよくわかるライブだった。
もちろん聴きやすいのも聴きにくいのもあったけど、むしろ初めて聴いたのが生でよかったなぁ。
ギターかき鳴らしの岸田氏とお行儀よくリズムを刻む佐藤さん。
久しぶりにみるおふたりにこれまた感慨深いところありました。

*くるりさんの言葉は、覚えている範囲なので微妙に違うこと間違いなしです。あしからず
ずいぶん昔の話になってしまいましたが・・・(苦笑)

そもそも今回の京都旅で絶対にはずせないと決意したところはふたつ。
河井寛次郎記念館と建仁寺の双頭の龍。
着いたらまず清水寺と決めてはいたけれどその後のことをちゃんとは考えていなかったのである。
清水寺から河井寛次郎記念館はすぐ。
でも時刻は・・・こんな時間に開館していないことだけは理解できる。
さあ気を取り直して地図を見てみよう。
歩いていかれる距離にあるのが建仁寺と高台寺。
建仁寺はオバチャンが行きたがっていた安井金比羅宮の近くにあるし明日以降にした方がいいだろう。
では、高台寺へ。
しかしながら、拝観は9時からなのだった。まだ8時にもなってないのに。
そして3月の京都はぼんやりとした寒さではなく歯がぶつかりあうほどの寒さにグレードアップしていたのだった。
(こんなこと6月に書いても共感してもらえないだろうけど)
おお。寒い。そしてお腹すいたよ。
少しでも賑やかな方へ歩いてみよう今はまったく人気のない三年坂だけど。
いつもは大混雑なんでしょう?そんな風景をみたことありますよ。そんなところに自分しかみつけられない心細さ。
開店準備をしている人に、「ここ、三年坂ですか?」って質問してしまいましたよ。

寒いお腹すいたコーヒー飲みたい。イノダコーヒー!こんなところにあるんだなぁーるるるー。
歩きつつまだ開店前の店を眺めつつ地図をみる。高台寺ついても入れないんじゃあどうしたらいいのかと周辺地図をよくみてみると。
突然、啓示が指し示されたのだ。

坂本龍馬の墓 木戸孝允の墓!!

墓なら開いてるも開いてないもないだろう!行くべき場所がみつかったぜよ。ちっくとご挨拶に行くぜよー。

というわけで、二年坂の途中で右方向へ旋回。
桜が咲いたらキレイだろう道を進むと左手に少々おどろおどろしたいかめしい空気を醸している建物が現れた。
幕末維新ミュージアム霊山歴史館である。
幕末・明治維新の専門の歴史博物館は日本でここしかないらしい。
さてそろそろどーんと現れてもいいのではないか。坂本龍馬なんだし。と、首をまわしてもそれらしきものは見つからず。
地図をもっとよくみてみる。どうやら霊山護国神社の敷地内にいらっしゃるのではないか?
どんぴしゃり。
いらっしゃいました。いらっしゃいましたが、龍馬さんに会うのも面会時間があったのだ!
8時から。あ。8時だ!!

券売機に300円を入れチケットを自動改札機のようなものに通しいざ幕末の志士たちの眠る地へ。


京都4龍馬さん


普段、お墓を怖いと思ったことはない。が、しかし・・・
人気のない早朝、しとしと降る雨、ぬかるんだ道、奪われる体温、そしてうっそうとした中に佇む墓石。
なんか、いる・・・?
なんかって、そりゃ幕末の志士なんでしょうけれど。
たまーに見える人影に少し安心しながら、龍馬さーんどこですかーなんてひとり言をぶつぶつと。
龍馬さんと中岡さんは京の街を見下ろす一等地にいらっしゃいました。
でもさ、お墓って普通は地元に作るのではないのかしら?
土佐に帰りたくはないがですか龍馬さん。
ちっくと上洛しましたぜ、なんて拝んでいると視線。振り向けばカラス。りょ、りょうまさん?
それからさらにぬかるんだ墓道を上って桂小五郎とご対面。
で、ふりだしの案内板まで戻ったんだけどその中にひっそりといる高杉晋作を発見!
知ってる人だ、と思ったらご挨拶しないといけない気分になってしまいまたしても上るのだった。

気がつけばもうすぐ9時。非常食のアンパンを銜えながら高台寺へ向かう。
たしか高台寺の近くにマエダコーヒーがあったはずだが?
うろうろするが見つからず。
ええい、高台寺へ入ってしまえ。
高台寺の拝観料は大人600円。関連施設3ヵ所共通拝観件は900円だったのだけど、
基本料金で券を受け取ったあとで3ヵ所共通を購入するとてぬぐいをもらえることを知る。
ああ。惜しい。

高台寺は豊臣秀吉の正室北の政所ねねが秀吉の菩提を弔うために創建したお寺。
女性らしく清楚な気品漂う場所でした。
下の写真は開山堂。天井には秀吉が朝鮮出兵で使用した船の天井も使用されているっていうところがいいよね。

京都5高台寺


開山堂では四方を見渡していてみつけた、下半身が鳥の天女らしい絵が気になって仕方がない。
後日「長谷川等伯展」でまたしてもその絵に遭遇。迦陵頻伽(かりょうびんが)という仏教上の想像の生物で天女ではないとのこと。

京都6高台寺2


高台寺を後にして、石塀小路を進む。
もしやこれは、鍵善!
本店じゃあないけれど・・・しばし暖をとるため休憩しよう。

京都7鍵善良房くずきり


京都8鍵膳良房くずきり


なのに、くずきり食べてるのです。寒い。寒いですがうまいです。うまいですが寒い。のエンドレス。
さすが吉野葛。
建物の中に入ったのに結果的に温まれずくずきりが呼び水になってかえってお腹がすく。
そして直後にマエダコーヒー発見・・・。何故に今?もっと早く出会いたかったの。

torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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