犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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雨女なんだなぁ。

母にそう言われ続けてきたものの(彼女は晴女!)、そうでもないんじゃないのなんて思っていたのだが。

そういえばここのところ休みの日に限って雨なのではないだろか。
いや!いやいや、晴れてる日もないこともない。
が・・・
そういえばあの日も雨だった。この日も雨だった。
と思い返していたら、アジア食文化研究会の日も雨だったなぁと思い出してみた。
学生時代の後輩で卒業してからなんとなく会うようになってから、
アジアに対する彼女の知識に目をつけてはなんだかんだと食べ物の話ばかり。
彼女とはその前に会った日も雨だった。

念願叶ってウィグル料理を食しに行った時も雨だった。寒かった。
せめて暖かい季節に会えばよいのだろうか。

太田垣さんの「ぐうなび」を読みつつ、行きたいお店チェックをしていたらみょーに気になるお店を発見。
こんな行きづらいお店、行ってくれる奇特な人はいるだろうか。
しかし行ってみたい。ああ、太田垣さんの食グループに入れて欲しい!
と妄想していたら、自分にも食グループ(実際にはふたりだが、ふたりをグループと呼んでよいのか?)があるではないか。
これこそアジア食文化研究会の出番ではないか!!
と、連絡を取ると、あちらも気になっていたお店だということが発覚。

ぐうなびぐうなび
(2009/09/28)
大田垣 晴子

商品詳細を見る


さっそく予定を会わせて行ってみた。
その日は確か平日の昼間。
事前連絡をした様子を聞くと、教習所に通っているのでギリギリ12時ぴったりにきてくださいとのこと。
教習所。がんばってください。

さて、大通り沿いで不思議空間を醸し出しているお店。
それがシルクロード・ムラトだ。

ウィグル料理ムラト5


http://www4.ocn.ne.jp/~silkroad/

入ってみると意外にもこざっぱりしている。もっとコテコテなアジア臭が漂っているかと思っていたのに。
店内のところどころに花柄の壁紙や大陸を思わせる内装があり、チープな感じが居心地よい。
しかし寒い。暖房をつけてくれているのだが、窓側に座るのではなかったということに後から気づく。
風が、寒いのです。
メニューをみて、あれもこれもとたのんでみる。
ああ、これはできないんです。これも・・・
ふふ。面白いですよ。なにやら事情があり仕込ができなかったのだそうな。
この感覚。アジア的でいいじゃないスか。

で、これらを食してきました。

ウィグル料理ムラト


ウィグル料理ムラト2


ウィグル料理ムラト3


ウィグル料理ムラト4


もう料理名も忘れてしまった。けれどどれもおいしい。特に、スープとパイがうまかった~。

詳細が気になる方はこちらのブログにきっちりレポが載っております。
Changdaiの鴛鴦茶日記 与野でウィグル料理↓
http://yuan-yang-cha.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-d174.html

店主さん、免許無事にとれたでしょうか。
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「私と京都で待ち合わせしたら楽しいでしょ?」

ある日友人であるオバチャンがこう言ったのだった。
それは3月になろうという頃だった。
そういえば春の旅行が定番になりつつあるねぇ。有休も余っているし、今年もどこか行こうかね。
と話していると。突然。
自分は京都に行きたいと。行くつもりであったと。
訊けば、
奥丹にて湯豆腐を食べる、恋愛スポットとして有名な安井金比羅宮に行く、そのふたつのために上洛を目論んでいたのだそうだ。
彼女は安くいけるルートを持っているのだが、私がそれに同行することはできない。
暇ならばくるがよい。現地で待ち合わせしようではないか。
というか来て?ひとりよりふたりの方が楽しいじゃない、ねぇ。

ふむ。
なんか乗せられた感じがしないでもないけれど、ここのところ京都に興味が湧いてきているのも事実だし有休はあるしあとはお金・・・だけど。
まあ、なんだ。行ってもいいか。
ということで、今回は現地集合現地解散日本を知れ大人旅。
そういえばひとりで行くのも久しぶりだなぁと調べていたらワクワクしてきて、どうせだったら前乗りしよう!
京都までなら夜行バスでも大丈夫じゃないか?安くて泊まれるところ・・・そうだ!宿坊だ。
念願の宿坊泊にしよう。

秘かに楽しみになってきた京都旅行。
私の行程は往復夜行バスでカプセルホテルに1泊、宿坊に1泊。京都滞在正味3日でありました。

3月6日22時40分に新宿を出発したバスが京都へついたのは5時30分。
予定よりも早い。外は暗い。
そして寒い。雨が降っている。
おい。
しかしこのままバスに乗っているわけにも行かず、それも辛い、みなの流れに沿って歩いて駅のトイレへ直行。
それは、前日の暖かさに反して全国的に極度に寒くなった日だったのだ。
ただバスから降りた身には、寒いけれどぼんやりした感じで(早朝だったからかも)京都は元々寒いっていうしまあこんなものなのかな。
と、甘くみていた。
だからロッカーにせっかく持って来たマフラーと手袋を置いてきたりするのだ。
いや寝起きだったから正しい判断ができなかったのだと思う。うん。

顔を洗って歯をみがいて、とにかく駅の逆側へ行く。
ケチケチエコ旅行なのでタクシーなんてご法度。なので苦手な京都のバスを乗りこなさなくてはならない。
まずすべきことはバスの周遊券(京都観光二日乗車券)を買うことなんだけど、時間は6時前。
いったいどこで・・・?
これまでの経験を糧に交通関係のところは調べ倒してきた甲斐あって、記憶の奥の「地下鉄切符売り場でも販売」という情報を
呼び出し無事購入。購入者にもれなくついてくるというマップも、駅員さんの部屋のノックしてもらうことに成功。
おほほ。なんだか幸先よいじゃないですか。
(この先を知っているだけに、すでにマフラーと手袋を置いてきている失態が・・・まったくよくないんだよ。ということをあの日の自分に言いたいのだ。)

京都1


ロッカーへ荷物を入れて暗いし雨だしぐずぐずしていたいところを、ようやく腰をあげてみる。
朝ごはんどうするかー。まだ早いしどこかでなんとかなるだろう。
ついたらまずどこへ行くか?
早朝でも開いているところ、清水寺しかない。というかそれしか調べてない。
まだ仄暗い中、京都タワーはちゃんとお出迎えしてくれました。

206番のバスに乗って清水寺へ。
もちろん道なりにある店店は閉まっており、道行く人もまばら・・・というかいない。
あっているのだろうか。この坂をのぼれば清水寺はあるんだろうか。
進んでいくと二股にわかれていて、ご丁寧にも左側の方が古来よりの参道(みたいなことが書いてあったはず)とある
もちろん古来からの方へ。
進むと、仁王門だ。

京都1清水寺


清水寺は6時から開いているが、門をくぐって歩いていくと<胎内めぐりはこちら。午前9時より>
そうですか。
せっかくなので本堂までにある建築物などいかにもという風に見てみるけれどなんとなくピンとこない。
失礼な話だ。そして後日「世界遺産をあそぶ京都本 (エルマガmook)」を読んで自らの目が節穴だったことを知るのだ。
ホント、いろいろ見落としてました。触りすぎて凹んだ柱とか大きな仏足石だとか。
そしてなぜかあるアテルイの碑。
それでも誰もいない本堂、清水の舞台、音羽の滝。
堪能です。

京都2清水寺


その昔修学旅行できているはずなんだけど、こんな大きな鐘あったのだろうか。
気になりつつ舞台から外を眺めていると。ゴーンと響く音。どうやら撞いてよいらしい!
ひっそりと鐘を撞く。目の前からごぉぉんと伝わる音。早朝じゃないと味わえないだろう。

京都3清水寺


そして普段は行列の音羽の滝も、誰もいませんよー。
重たい柄杓は、なんと紫外線で滅菌されておった。いろいろなことに配慮された結果なのでしょうが、興ざめはまぬがれない。
むしろ口つけるの怖いよ。

ホ、ホー、ホケキョッ。初声を聞いてうれしくなり耳を澄ましたり、雨で青々とした苔にみとれたり、少ない観光客のみなさんの動向を気にしたり。
のんびりと過ごしたのにまだ7時ちょっと。

さてどうするか。

うっかりしておりました。
2週間ほど無沙汰をして、とろたに会うとそのちっちゃな頭の中の私情報はすっかり消しゴムで消されていたのでした。

犬小屋にいたとろたに、
ひさしぶりーなんて近寄ろうものなら、しゃしゃっと飛び出して縁側の下へお隠れになり。
こちらを向いてもくれません・・・

おお。なんていうこと。

とろた人見知り


とろたの名誉と私のプライドをかけて申し上げれば
けっしてすべての情報が消されてしまったわけではないのだが。
きっとうっすらと後味の様な、しいて言えば煮魚のいなくなった後の煮凝りのような、なにかは残っているはず!
そう信じて疑いはしないが、しかし彼の猫のメモリは少ないのだった。
経験上10日が限度。
なのに、嗚呼それなのに。
メガホン騒動やらあったので、あたしにだって絆が発生したんだと思ったんだよー。
あの頃は行くたびに覚えててくれたなぁ。(レベルが低いな。)

よそのお家の猫さんは、そんなことないのだろうか?
犬は大丈夫な気がする。3週間ぶりに会ってもマックは覚えててくれたなぁ!
マックよ、おまえさんいい犬だったなぁ。

母猫は1週間子猫と離れると忘れてしまうというし、だからこそ次の繁殖サイクルに入るわけで。
メモリを無駄にもたないというのが猫が生きるうえで身につけた処世術なのだろう。
では、思い出すのはいったい何がきっかけなのか。
姿かたちではないのだろうね。見たっていまいちぴんときてないんだから。
となるとにおいか、声か、気配・・・とか?

すっかり人見知りしてしまったとろたを遠巻きにして、少しずつ近寄ってみては
なでなで。
ホッカーにもぐった上から話しかけてみたり、そのうち飽きて放っておいたら少しはメモリ復活したみたい。

とろた慣れました
先月、イトコの陶芸家厚川さんがご結婚なさいまして。
バタバタと短い期間で考えられた式でしたが、本当に彼女らしいよい式でした。
類は友を呼ぶというか、みなさん自由人的な手に職系の人たちらしくゆったりした空気が流れていましたね。

結婚式


さて、そこで彼女が着たウェディングドレスがこちらです↓

結婚式ドレス


さまざまな種類の絹をつぎ合わせて縫われたドレスがかわいくて、母娘で「あれ欲しい。あれ着たい」
本人より貸してあげるよーとのこと。いつの日か借りられる時がくるのでしょうか・・・
でもこれだったらウェディング以外でも着られると思うのですよ。
ええ、だって母・・・着たいって・・・ねぇ。

さて、そのドレスを作製したのがいぶきさんだったのでした。
運よく目の前の席に座ったのを逃さず、連絡先を交換。
このすばやさが男子に対しても発揮できていたら、わたしもドレスを借りることができるのだろう。

そして厚川さんいぶきさんのお二方よりDMが我が家に届いたのでした。

「おいもさん 厚川文子×いぶきみのり」
2010年4月17日(土)から28日(水)
13:00から21:00(日曜日と最終日は19:00まで)
木、金曜日定休

○4月25日は特別企画
 芋を使ったお料理をご用意いたします。

芋にまつわるあれやこれや・・・

場所:ROBAROBACafe
http://www15.ocn.ne.jp/~robaroba/

ROBAROBACafeが5月12日にて閉まってしまうということもあり、経堂へ遠征してきました。

おいもさんをテーマに陶芸家と裁縫家が作品を展示しております。

おいもさん


おいもさん2


おいもさん3


陶芸家の厚川さんは初の直火OK作品。これでおいもさんを蒸かしてください。
彼女にしてはめずらしく光沢感があるけれど、色味が自然なので持ち味は残っていると思う。今回、おもしろい。
裁縫家のいぶきさんの作品は、「これを着て芋掘り!?」って躊躇しつつも着心地に負けて最終的には野良着となってしまう・・・?
そんな、不思議なおしゃれ芋掘り着。
つい誘惑に負けてオーダーしてしまいましたが、さすがに芋掘りには着ない。はず。

4月20日発売の雑誌「天然生活」にも紹介されているそうです。
興味のある方はぜひどうぞ。
このようなものを本屋で見つけてしまった場合、もう買わないわけにはいかんだろう。
幸運にも見本が置いてあったので読むと、ますます欲しい。
1冊買ったら、次も欲しくなった。
あの日はいったいなんだったんだろうなぁ。
何を買いに行ったのか、偶然入っただけだったのか。記憶はとうに消えてしまったが、久しぶりに大型書店のコミック部門に戸惑いながらふらふらしていたことは覚えている。
まさに虫が花の蜜に吸い寄せられるように、いや電灯かな。

虫けら様虫けら様
(2002/05)
秋山 亜由子

商品詳細を見る


こんちゅう稼業こんちゅう稼業
(2003/03)
秋山 亜由子

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しかしまっこと正しい買い物であった。
虫、と聞けば怯む女子もいらっしゃろうが、この作品はリアルではない。
描写はリアルではないけれど(一部リアリティ溢れる虫もいたような・・・)細部まできっと正しく描かれており
作者の虫への愛を感じるのだ。
ファンタジーのようでもあり妖怪の気配もあり。
しいていえば今昔物語虫の巻ではないだろうか。
背筋が寒くなったり切なくなったり少々おかしみを感じたり。
虫だけかと思えば鳥や猫の話もある。
個人的には
「蚤のサーカス」でじんわり「鼠の草子」かわいらしく滑稽な男「十三夜」粋なやつ
を感じた。
近藤ようことの対談もすばらしい。近藤ようこっていうのがよいじゃないですか。

別の日別の書店にて。
絵本コーナーを歩いていると、やややっ!
これは!

くものすおやぶん とりものちょう(こどものとも絵本)くものすおやぶん とりものちょう(こどものとも絵本)
(2005/10/15)
秋山 あゆ子

商品詳細を見る


確かに絵本でもいけるなぁ。
くものすおやぶん、手がいっぱいで十手もってもまだつかめるし捕り物にはぴったりだ。
なんて思っていたら、職場にて児童担当さんに「この本好きそうだよね。」って勧められました。
よくおわかりで!
「花ちゃんのイカのなんとかって本に、別の猫のニオイがついたら元々遊びに来ていた猫がぱったりと来なくなったという文章があったけど、とろたもそうみたい。」
と、ある日の母。

外に出るようになって、縁側でわーいわーいと喜んでいたわりには、
不在だった間のテリトリー回復および勢力図に復帰は(これはもともと地位があったのかどうか危ういが)
難儀しているようす。
これまでのように犬小屋へも入らない。
それというのも、くろとんのニオイがついているからなのだろう。
とろたがメガホン生活に入っている間は、犬小屋を占拠されないように小屋の中を居心地悪く保っておいたので
住んでいたとは思えないけれど、きっと「俺の場所だ」と印をつけていったのだ。

このまま我が家の主が入れないのもかっこ悪いし、
試しに冬の間家の中でとろたが使っていたタオルをいれてみたら、入るようになったとか。
ニオイ、これだけでも人間には計り知れないなにかが表わされているんですね。

ある日、
外へ出ることがうれしくてたまらないとろたが、るんるん窓から犬小屋の屋根を伝って外へ出ると
なんと、くろとんと鉢合わせ。

ふぎょーっ
表へ出ろーっ

そして、ストストと門から外へ出てゆくくろとん。
(彼は律儀に門から入り門から出てゆく)
嗚呼、いつかの再現ですか。
それを追って、行くとろたの後姿に玄関から飛び出した母が

行かないで!戻ってきなさい!!

と、叫ぶと

とろたは振り返り「はい!」と帰ってきたのだそうな。

なんと、絆発生か?


ちなみに、花ちゃんとは写真家の武田花さんのことで、我が家では親しみをこめてそう呼んでおるのです。

イカ干しは日向の匂いイカ干しは日向の匂い
(2008/05)
武田 花

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上着はいらない春の陽気です
なんていわれたと思ったら雪が降ったり。
風が舞っては、木をなぎ倒したり。

季節が芽吹く前は、ざわざわ落ち着かない。
気候が落ち着かないから、人も落ち着かない。

そんな時は寝るのが一番だよ。

ホットの中とろた


おまえは寝すぎだけどね。
あたしも寝すぎかもだけどね。
もちろん、人間の・・・
再度メガホン生活にしてから3日後。
reメガホンに激しく抵抗したとろた氏。
一度解放の生活を知ったら、その前に戻るのは難しいのね。
ご機嫌ななめの訴えに、ついに人間の降伏にいたったのであった。

まあ、一時よりははずしていても足を舐めなくはなったし・・・?
大丈夫ってことで?

はあー。つけていたからってこの先確実に治るという確証があるわけでもないし。

ということで、今度こそメガホン解放です。

夕日とろた

torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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