犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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ちょっとダウナー気味だった時、これなら元気に楽しめるだろう!と勢い込んで観にいった『ヤッターマン』
しかしやっぱり肩透かしされてしまったのだった。
予想はしていたけれどね。

ストーリーはドクロストーンなるものを巡って奪い合うというもの。そこにちょろりと恋も交えて。

三池監督は、どうやらドロンジョ様ご一行を押しているようです。
シーンの多さに加えてそれぞれのキャラクターもきちんとしている。ボヤッキーはドロンジョに惚れまくり、トンズラーは果てしなく食べてる。そして原作よりもちょっとかわいらしいドロンジョ様!
お決まりの踊りとかセリフもあり、オチあり。
すっかりアニメの3人と違和感なく。特に生瀬さん、上手でしたね。
それに反してヤッターマン。
1号はあんなにフラフラしてていいんでしょうか。犬作ってるか、ケンダマで戦ってるか。
2号のことを好きって感じがまったく伝わってこないのですが、大丈夫か。
もちろんこちらも、おきまりのポーズやらありますが、そういったことよりも二人の内面的なものがみえてこない。そうゆうことを求める映画ではないのか?
でも、やはりただ設定どおりに動いてればいいってわけでもないし。
櫻井くんはもっと「ボクの役こんなんで大丈夫?」といった方がいい!
あんな描き方されて、薄いことこの上ない。

そして結局、もっとも戦っているのは犬だということに気づきました。
ヤッターワンって中に人が入らなくても自動で戦うロボットだったのだなあ。
いまさらですが。
<今週のビックリドッキリメカ!>って犬のお腹からちっさなロボットがたくさんでてきて戦うのです。
ええ、がんちゃんあいちゃんまったくいなくてOKだったのです。
それを思うと3人で乗り込んでいるドロンボー一味の姿が心にしみます。
あんなに必死なのに負けちゃうんだなぁ。

結局あまり気持ちは高揚しなかったのですが、がんばってみてみるものです。
後半、犬のお腹から出てきたトビウオとドロンボーメカから出てきたハマチの戦いにひとり大盛り上がりでした。ハマチはブリに出世するんです。
トビウオの目から涙・・・ああ。トビウオ~
とにかくそこがおすすめシーンです。
あ、あと犬の鼻血もちょっとドキドキした。
あ、あと阿部サダヲのひとり芝居も面白かった。
あ、あれ?楽しんでる?
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そこにシワがあるから──エクストリーム・アイロニング奮闘記そこにシワがあるから──エクストリーム・アイロニング奮闘記
(2008/10/16)
松澤 等

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洗濯物をしまう時、ぽいっと放り投げるとシワになる。
ああシャツがシワになっちゃったな~と思いながら、結局朝になると時間がなくなり
さりげなくシワを水でシュッシュとスプレーして伸ばしてごまかしてみたり。
アイロン。
最後に真剣にかけたのは、<とろたバック>を作った時だ。

「そこに山があるから」ならぬ「そこにシワがあるから」
オーストラリア人がアイロン好きだということをこの本で初めて知った。
そしてアイロンがスポーツになることも!

この本は<エクストリームアイロニング>という、壮大なスポーツに取り付かれたひとりの男の物語。
元々スポーツ好きで自然が好きだった松澤さんがオーストラリアへ留学したことによりアイロンと出会い、そしてアイロンプラススポーツという世界へ導かれていく・・・

端から見たらおバカに見える<水中アイロン>持って行くのが辛そうな<登山でアイロン>Xスポーツとしての<アクロバティックアイロン>など。
これってスポーツなのか!と思われてしまうくらいマイナーな世界に真剣に取り組む姿はスバラシイ。
そしてなにより、まずアイロンがけに対して真剣なのだ。

確かに晴れた日に庭やベランダでアイロンかけしたら気持ちよさそうだな。
そしてそれが第一歩なのだそうです。

こんな不思議な世界があったとは。
なんでもやる気になればできるのね。

ちなみに、エクストリームアイロニングジャパンのサイトはこちら↓
http://www.exironingjapan.com/
通っていた美容室の美容師Tさんが独立して夫婦でお店を開いたというので、ドライブがてら北上尾まで。
いやいや実は犬目当てと言った方が正しいだろう。
自宅と店舗がつながっているので、飼っているフレンチブルドック3匹に会えるよ~と言われれば
これまで散々話にでてきた噂のワンコたちに会わねばなるまい。
ちなみに猫もいる。もしかしたら、ニャンコにも会えるか?

会えました。

線路沿いにあるこじんまりとしたお店のドアを開けると・・・
とととととっはははははっ。あ。お?ばふっ。

お客さんですか?いらっしゃいいらっしゃい。
遊んでくれますか?膝にタッチだ。えい!

訳すとこんな感じでしょうか。

2匹のフレンチブルドック、うに&なるとが走ってお出迎え。
お母さんのたらこさんは、体調が良くないのかお布団の上でまったり。
お出迎えを盛大にしてくれた後は、(こちらがイスに座ると)ささっと持ち場に帰る2匹なのであった。

うにとなると


そういえば、値段をまったく知らないでやってもらっているけれど・・・
とカラーを入れてもらっている最中に気づくが、まあ良心的な値段であろう。
終われば想像通り、お手ごろ価格。
しかも丁寧なところがいいですね。カットは好みがあるとは思いますけれど、
動物好きな方はぜひ一度お試しあれ。

終わると、とととっ。1匹やってくる。
「イスに座ると遊んでくれないのわかってるんだ。終わるとまたやってくるよ。」
そうか。
お利口だね。
そして
「torotaさん!ぜひ、うちのゲイツにも会ってくださいよ~」
って、猫の名はゲイツなんですか!
で、

ゲイツさんアップ

どどーん。
ゲイツさんです。
クールな2枚目でしょ。しかし、その全体像は・・・

ゲイツさん

も、ももんが?!

同じくらい?

犬も猫もさして変わらん大きさなのでした。

すっかり遊んで、帰りにお勧めのケーキ屋さんへ寄るべしと(ここもtorotaさんにぜひ行ってもらいたいお店なんだよぉ~と毎回言われていた)地図を描いていただき、帰宅の途についたのだった。

いったいどんだけいたんだろ。

電車を眺めて


ちなみに、お客さん(だったかな?)に作ってもらったwebサイトがあるのだそうな。
「自分、作ったりできないからね~。みなさんに支えられているんです。」
お近くの方、怪しげな店と恐れるなかれ。
ぜひ扉を開けてみてね。
http://uppercut.web.fc2.com/
外の猫の様子はとくにウキウキモードでもないようなのに、我が家のとろたはひとり有頂天らしい。
それもこれも春になったから!
暖かいしうれしいし楽しいし、ということだけでなく。

だって、春って恋の季節でしょう?

じゃーなーい!!

いったいどうしたら、ピアノの上からおしっこ飛ばしたりしたくなるんでしょう。

母が電話をよこす時は必ずとろたに関係があるのだ。
「あのね、torotaの部屋のピアノが・・・なんかべたべたして変な臭いがするのよね」
ピアノの上からおしりを鍵盤の方へむけて、ちゃーっとした。らしい・・・

とろたよ。
お前はもう参戦できないのだよ。
というか・・・いい。参戦してもいい。いったい何故外で飛ばしてこないのだ。
いっつも家の中じゃないか!
オスとして、恋の季節に浮かれるならば堂々と外でしてこんか!

ああ・・他のオスとは違う。
力のない気のぬけた臭いじゃ女の子にバカにされちゃうからかしら。

本猫は、後始末は人間に任せたとばかりに
ホカホカ陽気に犬小屋の中でとろとろです。

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ね、ねむーい・・・
帰って来た猫ストーカー帰って来た猫ストーカー
(2008/12/02)
浅生 ハルミン

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先日、月の湯古本まつりに行ってみたら、浅生ハルミンさんも出展してました。
ほほぅこんなところにも出没してるんだわと思っていたら、図書館で「帰って来た猫ストーカー」をゲット。
そうです。前よりも面白くなって帰って来た。
なんでしょう。
読んでいてその文章のふっとしたところに、顔が緩んでしまいます。
例えば、猫の写真とヌード写真の共通点についての話があるのですが、
ちょっとおバカな飼猫が可愛らしくてしかたがないという印象に「あほだなー」って言葉を当てはめているんだけど、
<「あほだなー」と思うとき、身体のどこかが柔らかく開いて、何かを許すような感じがするからです(p40)>
なんて素敵な言い回し。
猫を飼うと人間丸くなるっていうのなら、私はもっと猫と暮らさなくてはなりません。

全体的に、「私は猫ストーカー」よりも共感できる部分の多さと冒険に磨きがかかっていてうれしく読んでしまった。
いや普通に不思議がられますよきっと。
あんな風に猫センサービシバシだしてたら。
それを、人の目を微妙に気にしつつどこ吹く風でマイペース。
猫おばさんに親切夫婦、謎の紳士に呼び込みの男。
ふらっと出会う猫以外の人との交流も面白い。

ところで、猫ストーカーも映画化なんですね。
星野真里主演とのことですが、のんびりした感じが吉とでるか?!
好きな本が映画化。
売れるのはいいことですけれど、あんまりなんでもかんでも映画化されるとなぁ。

オフィシャルブログ<浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』passage>はこちら

http://kikitodd.exblog.jp/
5日の日曜日、幸手さくらマラソンで初10マイル挑戦してきた。

その昔、ある温泉郷主催のマラソンに誘われた時は5キロだったけど、今回は約16キロ。
無理だろ~と思いつつ、気が向くと走らないかと声をかけてくる友人が
「だいじょーぶ、だいじょーぶ。初めての人にはちょうどいい大会なんだよ!」
と、暢気にも誘ってくるのでうっかりのってしまったのだった。

しかし結局なにが決めてになったのかというと、スノボで経験したあまりにも体力減退のショック!
これを阻止せねば!!との思いが、あったからなのだ。

その走友。いいやつなんだが、いかんせんマイペースで面倒見が悪い。
エントリーしようと声をかけながら、自分がしないとか・・・ありえそう。だとしたら困るな。
と、相方のエントリーを確認後に申し込み最終日に観念して登録したところ
もらったゼッケンは5520。一般女子(39歳以下)のラストが5525みたいなので、後ろから5人目。
もう少しで、ぴったりラストゼッケンだったのになぁ。

さあエントリーしたものの、実際走るとなると「今日は寒いし」などといいわけがましくなり
結局あと1ヶ月後だぞ。さすがにまずいぞ。と3月からぼちぼち走り出しました。
1周1キロと思われる公園を走ってみると、だいたい自分は1キロを6分ちょっとで走るらしい。
これが早いのか遅いのかは不明だが。
早いってことはないだろ。
ただとにかく距離を走ることを優先し、ひたすら同じペースでぽてぽてと周回。
出ると決めたからには多少知識も必要だろうと、何年か前に図書館からもらった本を読んでみる。
(まだ新しかったのに切り取り部分があったため除籍された本を「捨てるのはかわいそうだから読んでくれ」と言われ、もらったのだ)

いちばんわかりやすいマラソン完走プログラム (012 sports)いちばんわかりやすいマラソン完走プログラム (012 sports)
(2006/09)
内山 雅博

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これはまあ、フルマラソンのための本だし、いかんせんすべて取り入れるには時間がなかったのでまず初歩的な部分から。呼吸法は非常に参考になりました。
まじめだなあ。

で、あと1週間にせまったその日。
突然、胃の調子が~。
緊張からというわけではなく、どうやら自分では気づかないうちに疲れていて(マラソンの練習でではない)そこに油のきついものを食べてダウン。
相方からは本番前には「ごはんや餅、パスタ・・・糖質のあるものを食べてスタミナつけるよーに」と言われたけれど、スタミナどころか一般食が入らない。
食料品売り場のにおいに、ううっ・・・ま、まさか、つわり!?
具合がものすごくひどかったら、出ないという選択もあるけどー、そこまでひどい感じもしない。
ということは、なんとか体力温存しないと。
と、珍しく自分を労わってみたり。

結局、うどんとお粥、バナナとカステラでほぼ構成されたワタクシ。
快晴のマラソン日和のその日。桜と菜の花の中をぽてぽてぽてぽて・・・
10キロから先は未知の世界。しかも、道を走るというのは公園を走るのとはまったく違う。
ああ、今何キロ?あと、何キロ?
最後の2キロが永遠に続くかと思ったです。

結果、1時間48分28秒。
順位は297位(たぶん525人中) 総合順位2733位

1キロ6.75ペースは、意外。もっと遅かったと思ったのに。
というより、6分ペースじゃ遅いってことだ。
うーむ。せめて順位半分以上にはなりたいね。
と、思うのも今だからであって、その日は「今日くらいは自分を褒めてあげよう。一度も歩かなかったなんて偉いぞ自分!がんばったぞ自分!力出し切った!」と心から思ったのだった。

スパイダーマンに抜かれ牛に抜かれタイガーマスクに抜かれ、自分より明らかに太っている人に抜かれ・・・うう・・ああ・・今度こそ負けるもんかぁ。
って、また走るの??

「ランニングハイニなった?」って聞かれたけれど、残念ながらならなかった。
なぜならば、お腹がすいていたから!
走り終わった最初のひと言が「お腹すいた」で、走友は「気持ち悪くて食べられないっていうのはあるけど、疲れたでも楽しかったでもないそのひと言、どーなの?」
やはり、スタミナ不足で走りながら自分のエネルギー計がどんどん下がってピコーンピコーンっていうのがわかる。胃がどうとかいうよりも、走るための力がなくなる!
なので3回あった給水はすべてゲット。
水にオレンジに氷砂糖。バナナを取れなかったのが非常に残念でなりませんでしたよ。
心配していたのが嘘のように、楽しかった給水所。
確かに、あの楽しさは走らないとわからないなぁ。
相変わらず宮部みゆきは出せば出る。図書館の予約トップリストを見ると1位だけど・・・予約件数200件台に「少ないなぁ」と感じるのは自分が麻痺しているからか。
現在500件台の湊かなえ「告白」に比べたらそりゃあ少ないが500が普通じゃないだけなのだ。
こんなことを書いたら、また図書館に複本を置くのは嫌よなんて言われてしまうでしょうか。

とはいえ私はあまり熱心な読者ではなく。なんとなく手に入ったので読んでみた。

英雄の書 上英雄の書 上
(2009/02/14)
宮部 みゆき

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英雄の書 下英雄の書 下
(2009/02/14)
宮部 みゆき

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小学五年生の森崎友理子を突然襲った事件。
兄の大樹が同級生をナイフで刺して逃走したというのだ。
快活で優秀だったおにいちゃんがなんで?
呆然とする彼女に本が囁く、「彼は<英雄>に魅入られたんだよ」
かくして、本たちの力を借りてユーリは兄を捜す旅に出る。
すべての物語が生まれそして帰る<無名の地>から書物の中の世界まで。
宮部みゆきのがっつりファンタジーです。

新聞に連載していたのだから、一応対象は大人なはずだが、大人相手としてこのファンタジーはどうだろう。
この世の善と悪、裏と表、すべてはひとつ。紙一重なのだということ。
それをあえて伝えるならば、子どもを対象としているようにも思える。
まあこの装丁で子供向けってわけにもいかないけれど。
とにかく、世界観が複雑に説明されているのでわかりずらい。
でもこれもっとわかりやすく説明できるはずだ。
物語を紡ぐ者は咎人。つまり自分たち小説家を始めとする紡ぐ者が、その想像や思いで作り上げたものがいかに無責任に人に影響を与えているのか。
良い影響だけでなく悪影響も発していることへの罪悪感をもたなければいけない。
そういったことを考えて、作り出したのだとしたらもっと重厚に書き上げても良かったように思う。

結局のところ、ゲームのように都合よく進む展開が、伝えたいこと(それが物語うんぬんについてだとしたら)をきっちり伝える役割をしていない。
単に楽しいファンタジー小説を書いているのだとしたら、無駄に繰り返す<輪><領域>などの説明は簡単にした方がいい。
子どもが子どもにナイフをむけるというのは導入でしかなく、この話の中でそれについて深く考えさせられることはない。
書物がもつ力に善悪があるというテーマは面白かったのに残念だ。
本が話しかけてくるとか、個人的にはいいなぁって思うんだけど。
だって話したいし、魔法とか教えてくれたらラッキーでしょ?
でもそれってもしそうだったらいいな、くらいのものであり。
あえて物語る責任に触れたのだったなら、もちっと責任のある紡ぎ方をしなければ。
このテーマ、伝わることがないんじゃないだろうか。

いったいなんでファンタジーだったんだろう。
やはり、書きたかったんですよねぇ。

ところで図書館で働くものとして気になるのが、上巻のp296
<前後の本の分類番号をチェックして、その間の、抜けているのが焼けた本の番号だ。図書館コンピュータで検索してみればいい。>という部分。
図書館で1冊だけ不審な焼け方をしていた本を探すために主人公がとった方法なのだが・・・
そんなことってできるんだろうか?
と自分の知識に不安を持ち、同僚に「こんなことできないよね?ね??」と確認してしまった。
うー、いったい宮部さんはどこらへんの情報からこの記述にいたったのか。
よほど小さな図書館でない限り同じ分類番号を持つ資料はたくさんある。
ひとつということは、ほぼありえないのだ。
しかも、ここでとりあげられている5門家庭関係はさらに多い。
図書館システムでの検索も大まかな主分類で絞ることはできても、<こことここの間の分類>といったピンポイントな捜し方はできないはずなのだけど・・・
しかも、使用不能になった本のデータは除籍するのが普通だし。
うーむ。
これもファンタジーの世界ってことでOKってこと?

ごはんくれるまで、置物となって座り込み。

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torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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