犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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新感線☆RS『メタルマクベス』を見る。
ああ、これにてゲキXシネ行脚も終了だ。
なんだか、悲しい。というか、もっと新しいのやって。
『吉原御免状』とか見たいのです、わたし。

さて今回は劇団☆新感線初のシェイクスピア。脚本は宮藤官九郎。主役のマクベスにあたるランダムスターを内野聖陽(”まさあき”とお読みするのです)、ランダムスター夫人を松たか子。
そして、へヴィメタでマクベスをやるという・・・

時は2206年。
争いばかりが続く世界で、混沌と荒涼としている未来。
レスポール率いる軍のランダムスター将軍は、ギターのような武器を携え快進撃を続けている。
戦いを終え城へ帰ろうとするその時、3人の怪しい婆が現れ「お前は王になる男」詳しくはこれを見ろとCDなるものを手渡す。
なんとそれは1980年代のへヴィメタバンド『メタルマクベス』のCDだった。
こ、これにうつっているマクベス内野って俺に似ている!
かくして、ランダムスター=マクベス内野と過去と未来を行き来して、小心者の男が面白おかしくそして孤独に破滅していく。

クドカン作品との相性はいいので、安心して笑って笑って笑って!
舞台での内野さんはテレビより2割増しで熱い人だった。
こんな顔してしまっていいのですか!こんな格好してしまっていいのですか?
なんだか妙に服がスケスケです!!
こちらが心配するくらいおもしろい。
そしてヘヴィメタを歌う姿もすばらしい。
まじめな顔して、「キレイは汚い、ただし俺以外♪」

もちろん歌詞はクドカン。
「リンスはお湯に溶かして使え」「あの娘のブーツは豚の耳の匂い」
気になるでしょう。

松たか子の毒っぽさも、森山未来の親の七光り演歌もよかったが
個人的には北村有起哉の舞台姿を見られてよかった。
演じる役によって自在に自分を変えていく気になる人だったのです。
線の細い肩に狼の刺青もステキだ。

今回の不幸なケモノは・・・ランダムスター夫人の瞬殺。
最初の一発目はビビって「うぉおおっ」と一人呻ってしまった。
あまりのすばやい殺っぷりで。
さよーなら、猫。さよーならー、かの有名なレッサーパンダくん。うるるー。
でもあれは、よけられない。

クドカンはシェイクスピアの世界を自分の中で上手に熟成させている。
どうしたらあんなこと思いつくのだか。
それでも見ていると以外にも原作に忠実で驚く。
そしてそれがまったく不自然じゃあない。
「二人とも悪事にかけてはまだ青いな」などのセリフ、”女の股から生まれた男には殺されない”のオチ。
シェイクスピアっておもしろい脚本を書いてたんだなぁ。
と、いまさらながらに実感。

家にかえって松岡和子訳「マクベス」を熟読してしまった。

ゲキXシネ恒例の挨拶アナウンスは・・・冠くんでした。
はて?冠くんとは?
と、思っていたら、舞台で王様付きの歌歌いとして熱唱する声に感服。
でも・・・やっぱり内野さんがよかったのだ。
もうすでにわたしの癒やしとなっている、この「あなたの・・・」
内野さんだったらノリノリでやってくれたに違いないのに。ああ、残念。

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前日の焼けたお肌を気にしつつ。
今日はどこへ行こう。まずは、南禅寺本番ということで。
お昼が心配だが・・・その後はどうする?
1.王道に清水寺にでも行ってみるか。それとも、2.地味に神社めぐりか。

さてこの神社めぐり。
単にかわらしいお守りゲットコースともいう。
京都御所近くの護王神社で、”腰痛もちおねーさんの絵が描いてある”腰のお守り。
晴明神社で”五芒星”を手に入れ、西陣を歩きつつ称念寺(猫寺)で”赤い生地に白い猫がちょこんと拝んでいる”お守りを!
そんなに信心深かったかな?
でも、かわいいんですもの!とくに猫!
(八坂庚申堂の猿と上賀茂神社の馬みくじももちろん気になる)
護王神社はイノシシの神社でもあるし。

とまあ、朝はいろいろ考えていたのですが。
予定は未定、計画通りにはいかないもので。結局は以下のようになりました。

ホテルをチェックアウトしてひとまず京都駅へ。
荷物を置いて、まずは腹ごしらえしよう。
京都らしさを求めるあまり、難民になるのは避けようともうスタバでいいじゃない。
と言っていたら偶然がコーヒー連れてやってきたよ。
駅地下にイノダコーヒー発見。

京都イノダコーヒー

さりげなくついてる赤いポットがかわいい。
コップに書いてあるのと同じイラストの布巾も売っていた。なんと160円。
イチゴ柄にいたっては100円。

京都イノダコーヒー2

美しく撮れなかった・・・申し訳ござりませぬ。
サンドウィッチにサラダとオレンジジュースとコーヒーで、いくらだったっけ?
とにかくそんなに高くないんだなぁ。

喫茶店に入ればまったりと。いつまででも腰を落ち着けていられる二人。
こりゃあいかんと、気合でバスへ乗る。
南禅寺行きのバス。着いたら目の前は永観堂禅林寺。

京都永観堂

木登りの途中で一休み。
そんなキノコを発見。

京都永観堂さるすべり

釈迦堂の中庭は、百日紅が印象的だった。
この百日紅、人に懸想はするまいな。

京都永観堂ヒト

庭を整備する人々。

思いもかけず広かった。
全部見終わると、え!もうお昼?
最後に受付で三鈷(さんこ)の松の葉をいただく。
三鈷の松とは松の葉先が3つに分かれている珍しいもので、「智慧」「慈悲」「まごころ」を表している。これをもっていると3つの福が与えられるのだそうだ。

このまま隣の南禅寺へ。

京都南禅寺三門2

三門を上がって。
「絶景かな」のお約束。
それにしても石川五右衛門は、三門の上で釜茹でになったのか・・・?
その目には京の町がもっと澄んで見渡せたに違いない。

京都南禅寺三門

三門の裏では、みなさん座ってまったりと~。
じっくりと背中をつけると、時間を感じさせる木の温もりがじわじわと。
風が気持ちい。このまま眠ってしまいそうで・・・

さて、禅林寺に続き南禅寺でも

京都南禅寺きのこ

キノコ!

ずずっと奥へ行くと右手に水路閣

京都南禅寺水路閣

○サスでよく事件現場となっているらしい。
その日は不思議なスチール撮影が行われており・・・ちょっと邪魔ではありましたね。
和の中に現れる石造りの欧風水路は、確かにフォトジェニックではあります。

京都南禅寺水路閣2

お寺の敷地内にいるようには思えない一角。

南禅寺本坊前に着いたとたん、スコールのような雨が降り出す!
ということで本坊の中へ避難。ゆっくりと見学へ。
枯山水の庭園や方丈という建物内にある襖絵をみる。
腰を下ろして雨に濡れる(濡れるどころかどしゃどしゃの)庭園をぼんやりとみる。
ゆったり時間だ~
それにしても、昔の人は想像力が豊かなんですね。
どこをどうしたら”母虎が2頭の子どもを連れて川を渡る”庭に見えるのかわかりませんのです。
目の前のものをそのまま見る私には、狩野探幽の「虎の間」の虎がぴったり。
「水呑みの虎」の絵が有名なようですが、なぜか虎の中にこぶりの豹がいたりして楽しい。

京都南禅寺方丈

雨がやんだらすっきりと青空。
屋根からほんわり湯気がでてます。

さて、蹴上駅までてくてく歩き。
生活を感じる道なりに、琵琶湖の疎水。
地下鉄に乗って、京都六曜社地下店へ。

京都六曜社地下店

想像よりも小さく薄暗く雰囲気のあるお店で、人気のドーナツとカフェオレをたのむ。
カウンター席にちんまりと、手前の窪みがちょうど肘置きになって居心地がよい。
これまた想像よりもほっくりとして家庭的なドーナツ。
懐かしい味でおいしい。
いかんいかん。
まったりしては時間がないのだ。

ここにきて、計画通りに進むのが難しいと悟る。
ガイドブックの地図を見ても、どうも距離感がはかれないぞ京都。
歩けそうな感じなのに遠かったり、じゃあここは離れているかと思っていると実は近い。
うー・・・、残り時間と移動距離。
大丈夫なのか?
とりあえず晴明神社には行くか。

で、やってきた晴明神社。
「式神飛ばしちゃうか~」なんて、どうやらむこうの手のひらで呼び寄せられたのはこちらのようで。
あまりのことに、がぼーん。
いや、いーんですけどね。なにごとも経験です。
小さくてもいい、古きことを大切に。

そのままバスで東本願寺へ。

京都公園

途中の公園では、観光地とは思えない静かさ。

寺といえば、はと。
京都東本願寺はと

東本願寺は、浅草寺のような気さくさでむかえてくれた。
しかしここでもメインは修復中。

京都東本願寺空


結局、微妙に空いてしまった時間。
そうだ!東寺にいこう!!

東寺犬

たいそう立派なお家の門のすきまから、和風バンダナ首に巻きちょこりと顔出す柴犬1匹。

東寺五重塔

東寺五重塔。
ギリギリ拝観時間に間に合う。
講堂、金堂にて仏様を拝む。
網戸のような扉を押す出入り口が好きだ。
でもどうしてその中にJRのポスターとか貼ってあるの?
その気安さがうれしいような、うん、けっして嫌いではないのだけれど。
五重塔手ぬぐいを買いたかったのだけど、売店には見あたらず非常に残念。とほほ。

京都タワー夜

とっぷり日が暮れて、時間も切れて、さようなら京都。

そして
京都駅お茶屋


新幹線の時間まで間がある。そして私たちはおいしい日本茶を未だ京にて口にしていなかった。
なぜかイスがひとつもない駅構内で、荷物を持ち時間をもてあまし。
そうだ!お茶を飲もう!!
と、入ったのがなにやら上品なお店<宝泉>。
味覚に自信のない私にもわかるくらい口に含んだらとても甘いお茶だった。
うーむ。美味。
宝泉京下鴨あずき処宝泉堂という有名なお店の支店だったのですね。今知ったのだけれど。

さて、以下はまとめ。
お暇な方はポチッとみてやってくだせぇ。

⇒続きを読む

天気が崩れるかも・・・と言われていた京都。
なんですか?この快晴は?
と、雨女二人はつぶやく。

京都音楽博覧会空


友人念願の京都音楽博覧会。
つられてやってきた割には私もワクワク。
というのも、旅行前日にくるりの他に誰が出るのかなぁとチェックをすると、細野晴臣!小田和正!!
なんだかミーハーだが、棚ボタ気分でうれしい。
こうゆう野外フェスが初めてなので、そんなあれこれも楽しい。
梅小路公園には猫もたくさんいてうれしい。
しかしねー、ごはん欲しいようって目をして一定の距離をとっている猫よ。
残念ながらキミのテリトリーには<猫に餌をやらないでください>の看板が立っているのだよ~。
妙に気になるこの猫が。ああ、誘惑に負けてしまいそう。

チケット代わりの腕輪を貰っていざ中へ!
が!進まん。
なんだこれは何故並んでいるのだ?
暑いので一時避難。
そんなうちに列は中へ。
やっと入っても始まるのはまだまだ。
そうだ!物販見てこよう!!
と、最初の場所へ戻ると・・・
おおぅ!なんだこの列!グッズを買うのに長蛇の列が~。
こんなことなら、入らないでそのまま並んでいたらよかった。
でも、暑さをなめていた私たち。
タオルを買わないわけにはいかないのでした。
こうやってひとつずつ覚えていくのだね。
大人だって成長だね。

イベントをするというには、小さいのかもしれないけれど雰囲気のよい公園で
なによりくるりの二人が京都を愛しているのだなぁと感じた一日だった。
目をつむって音と風に触れているとなんだかのんびり心がほにゃーとなる。
ただし、秋だったらなおよし。
実際は、ほにゃーどころか暑くてグテングテン。
周りの用意周到さを見るにつけ、ああ無防備だよ私たち。

もうすでにいろいろなところで詳細な感想が書かれているし、
音楽は詳しくないので誰かの参考になることもないだろうが、
せっかくなのでちょこっと音楽の感想も書いてみよう。

御大はゆっくりと現れるのかと思っていたら、
早々に出てきた細野晴臣は「暑い暑い」「早く終わらせよう」とジャカジャカジャン!
と、現れては消え。
昨年大雨で会場に音を伝えられなかったからまた呼んでもらったのですと、大工哲弘&カーペンターズが沖縄の音を響かせる。
おもむろに「今日は何の日か知っていますか?」「結婚記念日なんです」と発表する大工さん。
隣で歌い踊る奥さんに「今日のためにジムでトレーニングしたのです。うまくできてよかったね」
と、歌の合間に愛妻家ぶりを披露していたのがかわいらし。

が、大工さんの終了後今年も雨が・・・!

その後現れた小田和正。
観客もそわそわ前につめつめ。
これまでノリノリで踊っていた人たちもみな、じっとその歌声に聴き入っていて。
還暦すぎてその歌声。しかもべらんめえ。
生小田和正はすばらしかった。
もっと歌って欲しかったなぁ。次回は緑多き公園で「緑の街」なんていかがでしょう。

一番不思議で一番目を見開いてみたのが、レイ・ハラカミ
打ち込みの曲って目の前で演奏するってどうなんだろうと思ってましたが。
もうあれは楽器なんだな。
西日が光って目が辛いと、まるで挙動不審の職人のように機材を操っていた。
面白い。

夕暮れ迫って、お肌に優しい光になるころくるりが出てきた。
京都にちなんだ曲を演奏。
京都で聴くと、感慨もひとしお。あれは鴨川。バスは何番。なんて、深く曲を知ることができる気になる。
自分たちで主催した音楽祭に目が熱くなってきた様子。
最後に恥ずかしいけど、と。
細野晴臣と一緒に「風をあつめて」を歌ったのがステキだったなぁ。

手作りのもの、まがいものじゃないものを作りたいという彼らの気持ちどおりの音楽博覧会だった。
ゴミについても、近隣住民への配慮についても徹底していて気持ちよかった。

来年も無事に開催できることを祈ります。

ちなみに、公園でも会場スペースの外で音楽を聴いている人がたくさんいた。
小田和正のときは、おば様たちが「あの人の声素敵なのよね~」といいながら通り過ぎていったとか。
夕暮れ時流れてくる音楽に耳を澄ます。
住宅地だからこそできることですね。
ちょっと前に新宿バルト9で終了したゲキXシネツアー。
今度は銀座TOEIでやるというので、見逃した『アカドクロ』『メタルマクベス』を観にいくことにした。
まずは『アカドクロ』から。

物語については<アオドクロの回>で触れているのでそちらを参照にしてくださいね。
登場人物を染五郎→古田新太、鈴木杏→佐藤仁美に変えてくれればOKです。

豪華絢爛サービス旺盛のアオドクロに対して、
無駄をそり落とし骨組みがっしり重厚に仕上げたのがアカドクロ。
とのことだが、やはり見る順番は重要だ。

アカ→アオの順で見た方がよかったんだろうな・・・

アオドクロが、あまりにもインパクトが強くそして盛りだくさんだったために
アカドクロが妙にあっさりして見えた。
ちょっと物足りない感じさえしてしまった。
別にできが悪かったというわけではないと思う。
比べたりしなければ楽しく終わったのだけどねぇ。もっと力強さが欲しかったのか。
でも骨格だけで無駄を省いたわけだし。単に私の好みの問題か?

主人公捨之介とアオと違って女である無界屋蘭兵衛(水野美紀)の心の機微はこちらの方がよく描けていた。
そのために終盤の蘭兵衛の行動に納得がいく。
やっぱり好きだなんだって切ない方がね、捨之介の女好きも際立つし。

比較してみると、
女に優しく男に容赦しねぇの捨之介は、古田バージョンも染バージョンもどっちもありで、
確かに二度おいしい。
ただ天魔王さまは~、やっぱりもうちょっとお痩せになった方が・・・古田さん。
鎌ブラザーズは、アカアオどちらも文句なしで笑いで涙が出てきます。
他の登場人物もそれぞれキャストの持ち味が活きていて甲乙つけがたし。
わくわくして待った最後の百人斬りは、<染X三宅>の身軽さに対して<古田X梶原>の重厚さってとこでどちらも満足。

じゃあなんだ。
結局どっちも見ろってことかい。
そうですな。気になる方は自分の目で確認するのが一番だ。

そして今回のケモノツボはイノシシですよ。確かアオでは荒武者隊が乗って出てきたイノシシに。
アカでは惨殺です~るるる。イノシシ一家に幸あれ。

ゲキXシネ恒例のご挨拶アナウンスはもちろん古田氏。
とってもやる気なさそうに、聞こえましたが?
そして「あなたの・・・」もありましたがね。
イメージどおりといえばそうだけど、もうちょっと作ってくれるかとも期待していたのです。
くるりファンの友人から、京都音楽博覧会へ行かないかと誘われたのはもう何ヶ月も前。
それならば前後に京都観光もつけて行きましょうかと、いざ何年ぶりかの京都へ。
音博と京都タワーと東本願寺が希望という友人は、それ以外の予定は決めていいよと行ってくれたけれど、
実は京都ってあまりにメジャーすぎて手が出なかった。
奈良に比べると、仏像というよりはお寺(さらにいうと庭園)が見所ということと、
ステキなカフェやごはん屋さん、伝統的なお店がたくさんあるということ。
ガイドブックを見ればあれもこれもと目移りし放題。
が、しかし。
このガイドブック情報が失敗の元であったのだ。
旅の希望的観測を言えば、ふらふらしていたらとっても面白いお店に場所に出来事にあった。
というのが望ましい。
もちろんガイドブックを読まないことはないけれど、それに踊らされては元も子もない。
なのに京都。
ガイドも情報も豊富すぎるのである。
見ればついついその先も、ああその先もその先も。
結果ほとんどうろ覚えということに・・・
名前がわかっても住所がわからない、地図を見てもあのお店の情報は違うガイドブックに載っていた。

まず、一番行ってみたいところを決めよう。
そうだ京都文学散歩<森見登美彦編>ということで、銀閣寺・哲学の道・琵琶湖の疎水・南禅寺といこうじゃないか!

地図よれよれににぎりしめ、あっちへこっちへゴハン難民と化した2泊3日。

その1日目はこんな感じ。

早朝の新幹線に乗り、眠るつもりが着いた後が未計画の為眠れない。
地図に書き写した字が読み取れなかったのは、睡眠不足が原因です。
まず着くと、その斬新な京都駅外観にびっくり。
こりゃあ賛否、いや否否?あったはずだ。
新しい施設ができるのはいいし、便利になるのもいいけれど。
もうちょっとなんとかならないもんでしょうかね。と、古いもの好きはブツブツ。

京都タワー

曇りの中の京都タワー。
展望台では双眼鏡見放題です!!無料で京都の四方八方見られる。
あちらに清水寺、東福寺・・・などと探しているうちに、京都気分になってきた。

京都たわわ

東京タワーはノッポン。京都タワーにはたわわちゃん。

京都タワー四神

通天閣、梅田スカイビル、京都タワー、神戸ポートタワーの京阪神の4つのタワービルの合体だ。
かわいい。が、もうちょっとかわいいピンズがいいなぁ。
他にもストラップでゴッド八橋(だったか?)金閣Gとか笑える名前のキャラクターがいてうけた。
さすが関西。

京都錦市場いけまさ

錦市場の青果店池政の奥が飲食スペースになっていて、季節のおばんざいをいただける。
やっとたどり着いてランチ。
京野菜の独特の風味が口に広がります。
でも本当にお店の一角なので、雑誌を見て想像していたイメージとは違って面食らった。

京都銀閣寺窓

ここまでかなり疲れてた。
着いたらなんと、銀閣修復中・・・
銀閣寺なのに。
なのでじっくりと銀沙灘(ぎんしゃだん。砂の山みたいなもの)を見る。美しく描かれた砂を見る。
韓国人旅行者大群に挟まれ、難儀する。
みんな本堂の縁台に座ってもいいんですか?
窓の桟がひょうたん型でかわいらしい。

京都銀閣寺コケ

銀閣寺には大切なコケとちょっと邪魔なコケと邪魔なコケがあるってことがよくわかりました。
ここかなりお気に入り。

京都銀閣寺滝

池に必ず小銭投げる人いるよね?

京都哲学の道猫

銀閣を後に、とりあえず喉を潤したい。
ああなんだかわたしたちふらふらだ~。と哲学の道を歩き出すとあるお宅の屋根で猫2匹。
元気の素なのだ。
カメラ握りしめ近寄るのだ。

京都ようじや1

銀閣寺から哲学の道の端を10とちょっと数えたところにあぶらとり紙で有名な<よーじや>のカフェがある。
手広くやっている感じがしていたのであまり期待してなかったのだけど、
これがとってもよい。
疲れていたから?
いいえ、この贅沢空間をみよ!

京都ようじや2

抹茶カプチーノには、よーじやさんの顔が描かれていた。
飲んだらどんな顔になるかと思いきや、とても上品に消えていきました。
ワタクシは普通のカフェラテを注文。
これが胃に染み渡るおいしさ。やっぱり、休憩って大切だ。

京都哲学の道猫2

哲学の道には猫があちこちにいる。
すごく小さくて母猫とはぐれたのか心配になるようなのから、人間にすりよってくるものまで。
それにしても人通りが少ない。
なのに猫を撮っているとどこからともなく誰かきて、遠慮している私よりもずんずん近づいて携帯をかざすのだ。
あのね、猫を写すにも礼儀ってものがあるんですよ~。
少しずつ了解を取って近づかなきゃならんのです。
ああ、嫌がってあっちに行っちゃったよ。
その先のベンチの上は友達猫か。

京都哲学の道先猫

永観堂の付近で、屋根で一発触発見合っている猫。
奥の室外機の上に相手がいるのだが、2匹してこっちをロックオン。
ごめんよと1枚。

結局、南禅寺に着いたのが17時近く。
今日は無理だが、これで南禅寺を見たとはいえないだろうと最終日に再び来ることにする。
一番近い京都市美術館前のバス停まで歩き、路線がわからず平安神宮の巨大鳥居の前を行ったりきたり。
京都駅ロッカーで荷物を拾い、旅行パックに着いていたタクシー券を使って宿泊先へ。


NHKの「クライマーズ・ハイ」はすごかった。
そして今度は映画化。
ベストセラー→ドラマ→映画は、もう流れになってるからいたしかたない。
どうなるのかと気になりつつ、心配しつつ。

ストーリーの大筋はドラマと同じ。

1985年8月12日北関東新聞社
編集部の悠木は、以前から友人安西に誘われていた衝立岩に登るため会社を後にしようとする。
そこへ日航機墜落事故のニュースが入ってくる。
普段はどこにも属さない遊軍記者の悠木が日航全権デスクとなることになり、
怒涛の1週間が始まる。
これまでにない規模の事件とその対応に追われる新聞社で働く人たちの姿。
編集の仕事と販売の仕事。表と裏。悠木の家族関係。
その1週間に起きた出来事を、過去を振り返るように進んでいく。

悠木と子どもとの関係性と最後が映画ならではのオリジナル。
個人的にはあの最後はいらなかったかな。
気持ちはわかるけれど。
ただ、山の美しさと臨場感は映画館の大画面で見たほうが断然よい。
山の天辺を映すってことは、いったいどの高さから撮影しているのか。
とにかくすごいなぁとため息。

「大久保赤連」など世代によってはわからない言葉が出てくるけれど、
この際そこは軽く流して。
そんなことより、突然中間管理職的立場に立たされた悠木のやるせなさ、歯がゆさ。
決して間違ったことを言っているわけではない、なのに体制を重視する上司に受け入れられない。
過去の栄光にすがる上司との対立。
気持ちに嘘はないのに結果が後輩を裏切っている。
チャンスは目の前にあるのに、確証がつかめない苛立ち。

社会人なら誰でもこんな気持ちを感じることがある。

反目しあっている同期、だけどいざというときは暗黙の了解で連携プレー。
たとえいがみあっていても編集の面子をかけて販売局と対立する時は一丸となる編集局の面々たちよ!

こんな風に一致団結してがんばれたら、と思う人も多かったのではないか。

悠木さんは、ドラマでも映画でも本でも、どの悠木さんもカッコイイ。

ドラマでは佐藤浩市が演じた主人公悠木を堤真一
大森南朋が演じた社会部記者佐山を堺雅人
杉浦直樹が演じた社長を山崎努
赤井英和が演じた販売部安西を高嶋政宏

俳優はこれは自分のあたり役だと納得できることってどれだけあるのだろう。
この映画でぴったりはまったなあと思ったのは高嶋政弘の演じる安西だ。
高嶋兄の演技を実はそんなに上手だなぁと感じたことがないのだけど、
その茫洋とした目、まじめバカで仕事でも汚れ役をかぶってしまう姿、そしてなにより山男。
今回ばかりは本当に安西だった。
その息子の小澤征悦もどこまでも登って行ってしまいそうで、この二人は山男はまりますね。

堺雅人の鬼気迫る感じ。一緒に事故現場まで登る記者の震え。
実際にあんな悲惨な現場を体験したとしたら、正気ではいられないだろう。
そして被害者の遺書、これは何度見ても何度読んでも、泣く。
鬼の目にも涙させたいなら、日航。
自分だったらあんな時、何も書き残すことなどできないだろうと思う。

楽しみにしていた(実はここが一番見たかった)
最後の編集対販売の押し合いへし合いはドラマ同様
男だ!男のドラマがここにあるぞ~!!
と、熱く心沸き立ちましたよ。

しかしそこで、その熱い盛り上がりの中にふと目に入る、
ぬめっとした黒い物体が・・・嫌味な販売局長皆川猿時。
いやーな感じ。ガムの噛み方。さすがです。上手です。

クライマーズ・ハイ@映画生活
原田眞人監督作品

クライマーズ・ハイ (文春文庫)クライマーズ・ハイ (文春文庫)
(2006/06)
横山 秀夫

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遅ればせながら・・・

厚川さんの作品を置いている代官山の<ギャラリーit's>にて、「うつろふカタチ」展開催中です。

ガラスの古田真紀さん、鉄の成田理俊さん、イラストレーションのJuNNさんとの
グループ展になります。
厚川さんの在廊日は終わってしまったのですが
他の皆さんは最終日はギャラリーにいらっしゃるようです。
実際作った人にお話を聞けるのは楽しいですよね。

ギャラリーit's
2008年8月30日(土)から9月7日(日)
13:00から20:00
東京都渋谷区猿楽町2-7シャトーソフィア(竹久ビル)6F
二人芝居にはパルコ劇場はちょうどいい大きさだ。
ロンドンでロングランされているゴシック・ホラー。
日本版は前回と同じ顔合わせで上川隆也と斎藤晴彦。
この後ロンドンでも公演するそうです。

上川君といえば、最初は彼女と仲良く、そのうち同僚たちと、ついにはお母さんらしき人と
いつも楽しそうに飲み食いしていたが最近見たら一人で宣伝してました。キャ○ジン。
どんどん丸くなるお顔。
胃薬飲んで大丈夫だからって、脂肪がついちゃ困りますよ。

しかしそんな彼は嫌いじゃないです。
同じ芝居を二度も見るなんてまるでファンみたいだなぁ。
実は一度見ているのでした。

突然母が見たいと言い出しチケットを取ってみたものの、
最近になって「あれってホラーだったの?!」「えっ見たことあるの?!」
人の話全然聞いてないんです。

お話としては、
過去に出会った恐怖の出来事を誰にも話せず悪夢にうなされていた老弁護士キップスが、
家族にこの話をを語ることで自分の中から消し去ろうと考えた。
そのために若い俳優に助けをもとめるが、話すだけではなくお芝居をすることになってしまい・・・
俳優が若き日のキップスを、そして彼自身がかつて自分が出会ったすべての脇役を演じるというもの。
素人役者の微笑ましい失敗と笑いを含ませながら、次第に過去の世界に引きずり込まれる観客。
気のいい青年弁護士キップスが仕事で訪れたのは、海からの霧が立ち込める孤独な屋敷だった・・・

そうだったそうだったと思いながら見て、同じストーリを飽きることなく追いかけてしまった。

幕が開き舞台には斎藤さんひとり。小さな声でボソボソと本を読んでいる。
と、突然大きな声が右から聞こえて
あらら、上川君すごい近くにいるんですけど!
現れたのは、すっきりとした体格の、髪を短くしたからか、若々しい男のヒトでしたよ。
顔、シュってしてました。

斎藤晴彦は一瞬にして別人になりかわる。まるで手品のような楽しさ。
恐怖へと観客を先導する上川隆也は日常的な外国人の仕草もはまって違和感を感じさせず
最後まで連れてってくれた。

それにしても、元凶となる黒い女。
最終的に目標は全人類への報復なのか。
西洋の幽霊ってそんなに執念深いイメージがなかったのですけれど。
原作を読んでみればもっと違う解釈の仕方ができそうだ。

気になる点がひとつあるといえば、
女の叫び声やいわくつきな出来事の音が大きすぎるということ。
はっきりいってその大きさにビクビクッ。
もっと小さい方が情緒があって芯から恐怖を感じそうだ。と、確か以前も思った。
霧を演出するところのスモークが私の鼻に効いて、軽くアレルギーが発動。
暗闇で鼻をすすりました。

暗くなったと同時に、睡眠スイッチが入った母の最初のひと言は。
「上川君がテレビより痩せていた 」
「理屈っぽいヒト(わたし)は好きだろうね」

・・・

でも確かに、勢いで見せる大作というよりは、じっくり聴かせる佳作の小品なので
見る人によって相性はあるだろう。

さて母の名誉のために言えば、
前日の夜今年初めて鳴き始めたスズムシが「リリ・・・」「・・・リ・・・」ととっても下手になくので
気になって眠れなかったとのこと。
最初の方うとうとっとしたようですが、後半その目を覚醒させたのが犬のスパイダーの登場だ!

もちろん犬がいるつもり、で演技する二人なのですが。
うまい!
何度も拍手で迎えられるカーテンコールの最後の最後には、ふたりでスパイダーとじゃれあってくれました。
いいねいいねー。

そして母娘は帰り道じっくりと、あの犬は何犬かということについて語ったのでした。

「柴犬じゃあないよね」「そりゃあイギリスだからね」「でも、大きさはあんな感じ」「かといってあれは、外を元気に走る犬だ」「そしてちょっとバカ」「いや、かなりおバカ(だって幽霊追っ払う為についてきて逆に人間に助けてもらうんだよ)でしょう」「まあ、愛すべきってところがいいよねぇ」「コーギーは」「ちがうんじゃない」「胴長系じゃないね」「ジャックラッセルテリアとか?」「うーん」「毛は長い気がするの」「それにもちっと・・・」「あ。あれは!」「キャバリアか~」「コッカスパニエル!」「ああ、そんな感じ!」

ってことで、スパイダーはコッカスパニエルになったのだった。
とても賢い犬だったらどうしよ。

黒衣の女 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)黒衣の女 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)
(1987/06)
スーザン ヒル

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torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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