犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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所轄刑事・麻生竜太郎
柴田 よしき著
新潮社 (2007.1)
ISBN : 4104711020
¥1,575


柴田よしきのデビュー作の「RIKO 女神の永遠」を読んで、
おおー、こんな警察小説があるんだと驚いたのはもう10年も前のこと。女の刑事が主人公しかもバイセクシャルで不倫もしている。なんだかすごい設定で妖しい話だったけど新鮮で続く「聖母(マドンナ)の深き淵」「月神(ダイアナ)の浅き夢」と読破。
いったいどんな人が書いているんだろうと思っていたら、なんだかおっとりと優しそうな女性でさらに驚いた。

その後はSFやファンタジーなどいろんなジャンルを書いていて、ちょっと恩田陸と似た印象をもっているのだけど、売れているなぁとよく目にしていた割りに読んでいない。
あんまりポンポンと出版されてしまうと追いつけないですよ。
でも今回は、RIKOに出ていた元刑事の探偵麻生さんの刑事時代の話というので、実はあんまり好きな登場人物ではなかったのだけど、(なぜなら明彦さん好きだったんですよ。でも明彦さんって影薄かったよなー。なぜだったんだ?あの頃の自分。)昔に惹かれてってやつですね。
ところが読んでみると、ものごとを深く考えてしまうところとかその考え方に、とても共感の持てる人でした。
まだ若くて刑事としてもまっすぐな彼が、ああいう道に進んでしまうとは。人生とは読めません。
下町の所轄が舞台なので、ドロドロした感じはまったくなく一見さんでも普通に楽しめます。

どうやら時間の流れは「聖なる黒夜」で捜査一課時代、そしてRIKOシリーズという風に流れているようですね。
麻生さんを取り巻く世界はある意味乙女がときめいちゃう世界なんですが。どっぷりいってしまおうかしら。うーん。
麻生&山内は人気があるのはわかるんだけど、ちょっと濃くてねぇ。やっぱり明彦さんが刑事しているのを読みたいですね。「警部・安藤明彦」とか?




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ただいま蔵書点検期間中です。
図書館を利用している人は、行ってみたら長期休みだったということありませんか?あれです。

図書館用語では「曝書(ばくしょ)」と呼びます。いわゆる本の虫干しで、昔は天日にあてていたのでしょうけれど、今はとてもそのようなことはできませんね。
どちらかというと書店の棚卸しに近い。図書館で所蔵している資料がちゃんと保管されているかバーコードを読んでチェックします。
けっこう不明になっている本たちがいてショックもあり。

でも、今ではそういった一連の作業を委託業者さんにまかせてしまっているので、曝書期間という気がしない。
なんだかなー。ある意味図書館の醍醐味なのにね。作業をしていい汗をかいている彼女たちを見ながら地道に仕事してます。

さて、そんなある日給湯室からこんな声が

「お茶が変な色をしてるの!」
「砂鉄みたいな、黒いものがカップに・・・(T0T)」

お茶給湯器というのかな。
<お茶>と<お湯>のボタンがあって、カップを下に置いてボタンを押すとそこに注がれる機械。
あそこの<お茶>ボタンを押すとどす黒いなにかが・・・!

なんじゃこりゃあ

調査の結果
茶葉が排出される部分にひっかかっているものがあり、どうやらそれは乾燥剤なのでした。しかもご丁寧に袋が切られている・・・
うー、殺人?テロ?
推理の結果
お茶の袋の下から切った→乾燥剤は下のほうに入っているもの→運悪く一緒に切れた→そのまま気づかず投入→乾燥剤の切り口を下に向けてセットされた。

じっちゃんの名にかけてこれが正しいはず。

いや、そうであってくれ。

その後お菓子に入っていた乾燥剤をあけてみると、白い粉末で水に溶かすと消えた。
黒い乾燥剤でよかったよ。
ついに退院することになりました!
あんなに重病という風情だったのが、快方に向かっているからか、気持ちに余裕が出てきたようで。
なんとこれまできちんと食べていた餌を全然食べなくなってしまいました。

たぶん、ストレス。
なにしろいつだって気ままに、食べたい時に食べてプイプイ出かけて行ったと思ったら縁側で昼寝。
そんなヒトが狭い檻の中、人見知り激しいのに複数の人が出たり入ったり。最初は生きなくては!という本能にまかせていたのが、ふと「オレ、イツマデココニイルノカナ?」と考えたらしい。
そしたら急に不安になって「モウ、ココカラデタイヨー」

先生の見立てでは、検査結果も良好だし安静にしていれば逆に家で過ごした方がよいのでは。というものでした。
それにしても先生のおっしゃったとおり1週間でしたねー。
はじめの様子からはとてもそんなに早く退院できるとは思いませんでした。
便がでないのは、動いていないことやリキめない(足が痛くて)ということもあるのかもしれないけれど、たぶん栄養吸収の多い餌をあたえているかららしい。ゴミとして体の外にでるものよりもエネルギーになるものの方が多いんですね。いろいろな餌があります。勉強になります。
勉強というと、今回ひとつ発見がありました。
猫の貧血の見分け方ってわかりますか?
歯茎をみるのですって。「歯茎が白いですが、いつもこんな色ですか」と初日に言われて、そっか、顔色わからないから貧血しているとは思いもよらず、非常に感心しましたよ。
ちなみに肉球も白くなっていた。

さて、知り合いにケージを借りたので、あとはトイレの用意やペットシーツも購入しなければ。
木曜日に退院予定です。
家ではきちんとケージ生活してくれるかなー。
してくれないと困ります。

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ゴハン、タベタクナイヨ。オウチカエリタイ。

入院しているトロタへと、友達からお見舞い品をいただいた。

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まわりには、猫のスタンプが押してありまして、あけてみると国産の猫缶がふたつ。
家に帰ってきたら食べるからねー。
どうもありがとう☆
続編は「バイアウト」という名前だったけど、文庫落ちするにあたって「ハゲタカ2」に改題。
これもドラマの影響か。
確かに同じタイトルの方がわかりやすいしね。

予定通り、せっせと読みましたよ。

ごたごたから逃げ出して放浪生活を送っていたハゲタカ鷲津政彦が日本へ帰ってくると、待っていたのは彼の右腕だったアランの死だった。
事故か他殺か。自分を責める鷲津さん。死の真相を調べるべくまたしてもファンドの世界に戻ってきた。
芝野さんも飯島さんもみんないろいろあって立場も地位も変わっています。
前回はバブル前後の日本の経済状況を踏まえてざっと流れてきたけれど、今回は時代も近づいてライブドアのニッポン放送株の話などリアル世界とのリンクもでてきた。
そして今回のテーマは「堕落論」坂口安吾。
堕落した日本を救うのは、ハゲタカファンドなのか。
いや人間は誰しも堕落する。堕落してそしてどうするか。そのあたりを作者は書きたかったのでしょう。
最終的には日米政府も巻き込んだ壮大な展開になってきて、これはリアルでもありえるのか!私が知らないだけなのか。
まあ小説の中のお話なんですけれど。

最近は新聞の経済面もちらっと(あくまでもちらっとですが)見てみたり。すごい貢献度です。

しかし・・・最後はあれでいいんでしょうか。結局、真相はなんだったのよ?
政彦、もっと調べなさい!
じゃないとアランの死は単なる話の展開上って悲しい真相になってしまうではないですか。
もしかして、またしても続く・・・?

ハゲタカ 2上
真山 仁〔著〕
講談社 (2007.3)
ISBN : 4062756870
¥750



ハゲタカ 2下
真山 仁〔著〕
講談社 (2007.3)
ISBN : 4062756897
¥800


ドラマの「ハゲタカ」が続々と賞をとっています。
第1回ギャラクシー賞マイベストTV賞グランプリ
今年から新設された、視聴者の投票で優れたテレビ番組を選ぶ賞だそうです。
第33回放送文化基金賞のテレビドラマ部門の本賞
そして
出演者賞に「ハゲタカ」などの演技が認められた大森南朋

6月にハイビジョンでの再放送が決まっているそうですが、この勢いで総合での再放送もあるとみた!
見逃した人はぜひ要チェックです。

自分の猫だけにあきたらず、こそっと同室猫の写真を撮るなんて怒られちゃうでしょうか。
だって、かわいいんだもん。

トロタの上はこのヒト↓
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ブチャコさん(仮名)
外国のヒトですねー。ブスっとしてるように見えて、どうしてどうしてフレンドリー。
檻にお尻をつけて「撫でて欲しいの」
これは顔を近づけて、「あのね、頭を撫でて欲しいの」
かなり普通に動いているので、もしかしたらただお泊りなだけなのかも。

トロタの左下はこのヒト↓
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コウタロウ(仮名)
親戚の家の猫コウタロウにそっくり。
ガンのつけ方、気合が入ってます。昨日会った時も「オマエ、ウルサイ」シャーッ!!って挨拶してくれました。
月曜には退院できると言っていたから、もう無事にお家に帰れたことでしょう。病院にいるとストレス溜まるから、ピリピリしちゃいますよね。
ちなみにコウタロウは撫でようと差し出した手に噛み付き、顎を離さず、その手はグローブのように腫れたという…

トロタの左隣りはこのヒト↓
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ウメコちゃん
ニャゴニャゴニャゴニャゴ、ずーっと元気に話していたウメコちゃん。
なのにその手はなにやら仰々しい機械とつながっているんですけど。重病なのー?
しかし今日はなんだか様子が違う。
あれ、ウメコちゃん...?↓

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違いました。トロタの現在左隣りは、バランスのとれた美猫さん。
ウメコちゃん、無事に退院されたそうです。よかったね。

さて、他の猫に声をかけていると、にゃあって鳴くんですよトロタさん。
母が小さい頃家にいた猫がやはり車に轢かれてしまい、病院へ連れて行くと「骨髄を損傷していて半身不随になるので安楽死するしかないです。」と言われたそうで。
そんなことはできないと、連れて帰って面倒を見ていたらそのうち前足で移動しだし、なんと後ろも動いたのだそうな。

知り合いが飼っていた犬も同じようにケガをして同じく「安楽死」を進められたそうですが、やはり家に連れて帰り世話をしていると、やっぱり歩き出したのだそうです。
動物の治癒力には脱帽です。
近くの整体屋さんによると、猫のゴロゴロは人間が治療のために<電気をあてる>のと同じ効果があるのだとか!
それがもし本当なら、へたに手術をするよりもじっと寝ていたほうが確実によくなるだろう。

さて、今日はトロタが入院して一週間目。
4日ぶりに行くと、点滴が取れてエリザベスカラーもはずされていた。
そしてトイレの中に寝ていました。
お、まるまって寝て平気なんだ?

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なんで病院の猫ってトイレに住んでるんですかね。やっぱり体をなにかに密着させた方が安心するからかな。
トロタの場合は入れられたら外に出られないのかもしれませんが、話を聞くと上半身を動かして身じろぎしたりしているそうです。
確実に元気になっています。
血尿も治ったそうで、ただあれから一度もうんちをしていないらしい。看護師さんは気にしていないみたいだけど、一応食べているのに一週間出ていないというのは大丈夫なのだろうか。

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ナンダヨォ、アップデトルナヨォ。

とやさぐれトロタ

ドアの外で犬の大きな鳴き声が聞こえたら急に目がぱっちり。

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ドキドキトロタ


当初は一週間くらい入院して、落ち着いたら自宅療養という話だったのですが、さすがにまだ無理な感じ。
院長先生がお休みなので、今後の方針はまた近いうちに話すことになり今日は帰ってきました。
日頃地面に近くいるからか、バカと煙はなんとやら、空からの風景はいいですね。電車に乗っていても高架から下へ目を向けると、ちょっとした路地に隠れているネコ、普段ならありえない飛んでいる鳥との平行目線。くさくさした気分の時も、ほこっとうれしいひとときです。

「世界の古代遺跡」を紹介した時、空からみた遺跡の写真がいいと書いたけど、結局は上から下をみるってこと自体が好きなんだろうな。
(偉そうにしている"上から目線"は、好きじゃないですよ。あ、偉そうにしてる?)
空からの風景を撮る写真家ヤン・アルテュス=ベルトランの写真展を見たときは、まず展示されている写真の大きさに引き寄せられて、あたかも自分も空から下を見下ろしている気分。
視点を変えただけでこうも世界は違うんだ。
それに比べるとスケールの大きさはないけれど、自分の手元にある楽しみが「365日空の旅」という写真集にはあります。
今日はここ明日はあそこあさっては知らない。
1日ごとに世界の空を旅している。お約束は自分の誕生日でしょうか。
手にした人は、まず確認するんじゃないかな?

365日空の旅
ヤン・アルテュス=ベルトラン〔撮影〕 / クリスチャン・バルム〔ほか〕著 / 清水 玲奈訳
ピエ・ブックス (2006.11)
ISBN : 4894445883
¥3,990

チビコねーさんも事故にあって、そしてそのまま姿を隠してしまったのだなぁなんて、当然なことをふと思いながら帰ってきました。
職場の人に「瀕死の状態になっても戻ってきたのだから、トロタはもう野良じゃなくてちゃんとtorota家のコになったんだね。」と言われ。
これまで頑なに、あくまでママが放置した野良猫の子なのだ。純粋な我が家の猫ってわけじゃあないのだというポーズをとっていたのですが。

仕事が休みだったので、本日も餌やりに病院へ。

1日で変化があるわけはなく、逆に今日のほうがつらそう。
痛みってものは時間が経つと出てきたりしますね。その時は気持ちもびっくりしているし、しばらくするとじわじわ~っとくる。
そんな状態なのかも。

体を動かすのがおっくうらしく、やはり水も餌も口元に近づけないと食べない。喉が渇いていたようで、いきなりコクコクと飲んだのはいいがその後むせたので焦った。
とりあえず状態は横ばいです。

近所の人に「猫いないわね。」と言われ、さすがですご近所。この目があれば、地域の防犯もばっちり。
仕事帰りに面会してきました。
別の患猫さんの面会に来ている人がいるのでしばし待っていると、人が動物を連れて来ては去り去っては来る。
動物病院は大繁盛です。まあ儲かっているのかはわかりませんね。
そういえば久しぶりに顔を拝見した先生達はみなさん心なしかやつれているような・・・かなりお疲れな感じです。
それでも誠実な対応をしてくれる。ありがたいです。

さて、トロタですが食欲はあるようですが、手からしか食べないということでした。
「トロタ」と声をかけて撫でると、「にゃ」と鳴きます。
どうやらここにきてやっと自分の名前を認識したらしい。だってこれまではどんなに呼んだってしらんぷり。
がっつりエリザベスカラーをつけて、少々頭が重そう。体は痛そうで、上半身のみ少し動かす程度。血尿がペットシーツに染み込んでいました。
エリザベストロタです。女王にはなれないな。いや、王か。そんな気分じゃないか。

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ハァ、トンダコトニナッチャッタヨ

好きな食べ物を持ってきてあげてくださいということだったので、我が家では高級に属する某猫缶を持ってきたのですが、パテ状に固まっているので口元から食べさせるとボロボロこぼれる。
食べることは食べるのですが。
しばらくすると、病院食の<高カロリーのおいしい缶詰>なるものを渡されたのであげてみると食べるじゃないですか。
しかも、やわらかいのですんなりと口に入る。そりゃあそうだ、病猫食だもん。
少し食べては休み、少しずつ食べさせると疲れたようで目がとろとろしてきました。

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ナンダカネムクナッテキチャッタヨ・・・

そのまま寝かせて本日の面会終了。

先生のお話では、血液検査は肝臓の状態がとても悪いので今は落ち着いているけれど急変することもあるということでした。
骨折の方は、手術をするとしたら20万!
おおぅ、トロタ債券を発行せねば!
しかし儲けはでないな・・・(ポストカードを作って売るのよとのアドバイスあれど)なんて遠い目。

しかしこれには続きがあって、①手術をしてくっつける場合早くしなければならない②体力的に大丈夫か(さらに肝臓が悪いと麻酔の解毒ができない)③犬と違って猫は安静にしていると自然と骨がくっつく④元々野良猫なんだからお金かけなくていいんじゃない(おーい、先生はっきりいいすぎ)
今は事故のショックと病院にいるというストレスもあるし弱っているから、自宅でケージにいれて療養したら骨は大丈夫じゃないかということになりました。
「手術をすれば、うちは儲かるけどね」なんて言いつつよい先生です。

同じ方法で完治した猫のレントゲンをみると、微妙に曲がってはいるもののきちんと治癒している。すばらしき猫の力。少しくらいびっこをひいても、3本足だとしても(前足だと大変なようですが)猫はまったく気にしないんだそうです。
片目にびっこじゃまるで山本勘助だねぇ。

しかし骨折よりもまずは内側です。
もううちの子と呼ばないわけにはいかなくなってしまったネコのトロタが、20日の深夜事故にあってしまいました。

夜中に家の前を原付(たぶん二輪な感じということで)が通る音がして、キッって止まったと同時にギャプッ!
という猫の声が。
「轢いたか・・・?」「どうかな」というような声が聞こえて去っていき、もしかしたらトロタかも?と窓から外を見たのだけど、猫の姿はどこにもみえない。
びっくりして悲鳴をあげただけなのかも。ぶつかってはいないかも。うん、そうだねきっと。うんうん。
って寝ちゃったんですよね。
まあ深夜2時30分。眠かったんで・・・。

そして朝、
いつもなら「ゴハンクダサイヨー!」にゃごにゃごーとうるさく鳴くのに、やけに小さな声がすると起こされてみると、
轢かれた(ぶつかった)のはトロタでしたー。

上半身は大丈夫そうだけど、後ろ足がたたない。とりあえずベッドにしているカゴに寝かせて、様子を見るとぽたぽたと血がたれている。
どこかが裂けていたり切り傷のようなものはないし、動かすと痛がるし出血している場所がわからない。
しかも、汚い場所に潜んでいたのかお尻から腿にかけてヘドロのような匂いがするんですけど。
いったいどこにいたんだ?

ああゆうのにぶつかったら死んじゃうんだから気をつけるのよって言い聞かせていたのに。
最近特にパトロールに余念がなかったので、気合入れて深夜もフラフラしちゃってたのね。

休日でもやっているいつもの動物病院へ電話をして行くと、当直の先生が「これは重症じゃないですか!」
ええーっ。具合悪そうだったけど、骨折とかそれだけじゃないんですかっ。

まず脊髄に損傷はないか、どこか骨折していないか、内臓が破裂していないか、それらをみるためにレントゲンをとる。
背骨に異常はないとのこと。
老犬介護から離れて約3年。短い平穏な日々だったなぁと多少の覚悟をしていたので、ほっ。

ただ、肝臓にダメージがあるという結果と出血は膀胱からの血尿と判明。
そして左の太腿(座るとまるくなるところ)が骨折。
折れたのがぐぐっと奥に入ってしまって骨と骨が重なっているのがレントゲンでわかりました。

骨折よりも命の確保優先といわれ、それはもちろんそうですね、点滴と抗生物質を投入し即入院となりました。

猫を外に放すということは、こうゆう可能性もあるということ。
ぶつけた方の人も特にスピードを出していたという感じもなかったし、きっと猫が走り去れば、まあ大丈夫かなって思うでしょう。
トロタの不注意なのですが。
なんでまた、ぶつかっちゃうかなー。
なんて恨み言もいえるくらい元気になってもらわねば。

トロタよ。野生の力をみせるんだ。

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カゴに寝かせたトロタ。風呂敷に包んで病院へ。
読み始めはなんだか、いしいしんじの書く感じに似ている気がした。
でもさらに進むうちにそれともまた違う。日本にはない広さを感じた。横に広い感じ。
ファンタジーのような世界、不思議な登場人物たち、に包まれたその奥底に眠るものは限りなく現実だ。あえて何かに似ているというならそれは「朗読者」なんじゃないだろうか。

1945年のバルセロナからはじまり1965年にその後の顛末を記して終わるこの物語は「忘れられた本の墓場」からはじまる。
古本屋の息子ダニエルはある日父に連れられて「忘れられた本の墓場」へ行く。そこは世間から消え去る運命にある本が最後に到達する場所。つまりこの世に残った最後の1冊が保管されている。
そして父はこう言う
「はじめてきた人間には決まりがある。どれか1冊本を選んで、その本がこの世から消えないようにずっと守っていかなくちゃいけない。」
ダニエル少年が選んだ本はフリアン・カラックスという人が書いた「風の影」だった。
この作家の本はすべて謎の男によって燃やされてしまうという。いったいどうしてそんなことになったのか、彼の最後の本を守るためにフリアンの過去を調べていくうちにダニエル自身危険に巻き込まれていく。

フリアンの過去とダニエルの現在がシンクロしていくさまは感心するばかり。特に、下巻に入るとパタパタと扉が開くように事実が符合していく。
登場人物がおとぎの世界とも現実ともどちらともいえないギリギリのラインに立っていることで、靄の中のように謎につつまれていくけれど、その奥には人間の残酷さやどうにもできない運命のようなものが詰まっている。

大絶賛だったこの作品をずいぶんと経ってから読んだわけだけど、確かに絶賛されるだけの作品。スペイン文学ってそういえば初めてかもしれない。
でもこれはミステリーではないと思う。「このミス」とかにランクインされているのは謎です。

風の影 上
カルロス・ルイス・サフォン著 / 木村 裕美訳
集英社 (2006.7)
ISBN : 4087605086
¥780


風の影 下
カルロス・ルイス・サフォン著 / 木村 裕美訳
集英社 (2006.7)
ISBN : 4087605094
¥780
ヘたれ男をやらせたら世界一のヒュー・グラントとドリュー・バリモアが初競演のロマンチックコメディ。
80年代の人気アイドルそして現在は落ちぶれたあの人は今的ポップスターのアレックス。
彼に起死回生のチャンスがきた。
それはいまをときめく歌姫コーラに楽曲を提供すること。
さて曲は作れるが詩はまったく。そんなところへ現れた植木係(スターはお部屋の植物の管理も人に頼んでいるのだ)ソフィに詩のセンスをみつけ、さあふたりでラブソングを作っていくうちに・・・

ストーリーに意外性は特にない。というかロマンチックコメディっていうものに意外性をもとめてはいけない。人物設定を聞いただけでなんとなく展開は読めるはず。
でも不思議と観たことを後悔するような映画ではないのです。軽くて楽しい裏側に、過去の安定に縋ってはいけない。乗り越えて挑戦して生きなくちゃというとても前向きなメッセージがあるから、だからこんな設定ありえないでしょ、よくある感じの映画でしょと切り捨ててはもったいない気がしますね。
ドリュー・バリモアもかわいらしかった。
なんか暇だなーとか、最近笑えることないなーって人は観ると一瞬浮上します。

歌と楽器と踊りに猛練習をしたというヒュー・グラント。
歌声はけっこうよくてびっくり。この間J-WAVEで流れていて、違う人が歌ってるのかなと思っていたら本人でした。いろいろ加工できるから歌はいいんだよ、ということでご本人が苦労したのはダンスのようでしたが。
へんてこな腰振りも彼がやるとエッチくさくないのはなんなんでしょう。苦労の成果、はじめと終わりに流れる"POP"時代のミュージッククリップは笑えます。
ヒュー・グラント若い!髪型といい体形といい踊りといい歌といい、80年代の人になりきりです。
恥ずかしいやら笑えるやら。
あの映像だけで元は取った。今回はもうコレ観られたからいいや~。

あんまり面白くなかったという人は「フォー・ウエディング」と「ノッティングヒルの恋人」を観ましょう。イギリス的ウィットにとんだダメ男の方がいいかもしれません。

そんなヒューさん。最近暴行容疑で逮捕されたとか釈放されたとか。
しかしベイクド・ビーンズの缶を投げつけるっていうのはどうかと思うの。

ラブソングができるまで@映画生活
16日から27日まで南仏の避暑地カンヌで60回目のカンヌ国際映画祭が開かれます。
バカンスに訪れるセレブさんたちも、この時期は行くのが難しいのではないでしょうか。
映画関係者一色になっていそう。
映画祭と映画買い付けの両方が行われるのでたくさんの人が行くのです。
そんなすごいところで柳楽くんは一等賞をとったんだなぁ。(第57回最優秀男優賞しかも史上最年少)

アカデミー賞に比べると、大御所というか、あまり映画に親しみがない人はわからないような映画ばかり。
というのも、未公開作品に対しての映画祭だからなのです。映画界の重鎮やら気鋭の監督やらの中から選ばれた9人の審査員が、今年のこれから注目されるであろう作品を探し出す。
そして、今年のパルムドッグも気になる。パルムドール(最優秀賞にあたる作品賞)をもじってパルムドッグ賞。最優秀犬賞です。

日本からの注目はパルムドールを争うコンペティション部門に河瀬直美監督『殯(もがり)の森』が選ばれたこと。地元奈良を大切に思い、奈良に住む普通の人々も参加して作られる監督の作品。どう評価されるのでしょうか。
そしてダウンタウンの松本人志初監督作品『大日本人』が、監督週間に出品すること!
まったく内容がわからない謎の映画『大日本人』いったいどんななんだ?
この間NHKの<@ヒューマン>を見ていたらタイムリーにカンヌの話題でした。それによると松本さんの映画を招待することに決めたカンヌ関係者には、好印象(・・・?)らしい。4回観たとか言っていた。なにやら"ゴム製の衣装を着たヒーローが家族と怪獣を倒す""たくさん怪獣が出てくる"映画なんだとか。
大丈夫なんだろか。
フランス人はアニメ好きだしなんとかなるかも。
行くからにはカメラドール(新人監督賞)とってもらいたいな~。
佐藤江梨子主演の映画も出品するとかで、なんだか芸人もグラビアアイドルもすごいです。

カンヌが近く感じるね。
世界遺産というと、いやはや世界にはこんなにも遺産であふれていたのねってくらいあります。
もう遺産として保存したいのだか、観光として誘致したいのかよくわからないなと思うところもあるけれど、やはり遺跡はいい。遺跡好きです。
で、こんな本を図書館で見つけました。

世界の古代遺跡
アンリ・スティルラン〔編〕著 / 森山 隆訳
創元社 (2006.12)
ISBN : 4422239813
¥4,515


なあに?遺跡の写真集なんてたくさんあるじゃない。
という人、これは一味違うと思うんですよ。
紹介する遺跡が特にめずらしいというわけではなくて、その見せかたが。
そう、本の構造がちょっと凝っているのです。
普通に本を読むときは、ページを1枚ずつ横にめくって進んでいくけれど、この本の場合は1枚横にめくって読んだら、さらにそのページを下から上にむかって縦に開く。すると、中には大きな遺跡の写真があるってわけです。

例えば、一枚の紙をタテに半分に折る。折り目を上にして今度はそれをヨコに半分に折る。
それを逆に開いていくと1ページごとに横にも縦にも開けるような仕組みができますね。
実際に見てもらえばすぐに納得してもらえると思うんだけど。

縦に開いたページにはその分大きな写真が写っています。空からの俯瞰の写真でとてもよい。
遺跡をみていると、古くからのものが今そこにあるというだけで、机上の感覚だった歴史と自分とをつなぎとめることができる。
でも、その土地の人にとってはもっと身近に感じているもの(それよりも「おお!遺跡!!」なんて構えていないといった方がいいか)ピラミッドでもアンコールワットでも。
そんな気がします。
この写真で空の上から見る遺跡たちは、大きいのにも関わらずさらに広い土地にぽつんとたたずんでいたり、現代人の町並みに囲まれて窮屈そうにしていたり。
絶対に見ることができない視点というのがとてもよかった。

アンコールワット手前で"大当たり"して、お腹を押さえてふらふらしながらその姿を拝んだのを思いだしました。
中まで歩いていく気力なく、入り口近くで座って遠くにあるのを見ていただけ。あの距離が途方もなく遠く感じて歩けなかったのです。
もちろんアンコールワットがメインの旅行だったのに、カンボジアまで何しに行ったんだって感じですね。
ちなみに、生きてきて最強の腹痛記録はその時のもの。いまだトップに君臨しています。
ドラマにはまって、小説に落ちた。
熱い男のドラマだった「ハゲタカ」。
その世界は普段の自分とはあまりにもかけ離れていて、そして自分が経済について全然わかっていないという事実(それはわかってはいたのだけれど)を再認識。
バイアウト、TOB、ゴールデンパラシュート、バルクセール、ホワイトナイト・・・でてくる単語がみんなわからん~。
それって常識なんですか?
ということで、原作を読んでみた。

著者が元新聞記者ということもあり、男性むけの硬さを感じた。ドラマを見なかったら手に取ることはなかっただろう1冊でした。
過去から現在に向かって流れる設定はドラマと同じ、でも登場人物設定は変わっています。
鷲津さんが元ジャズピアニストというので、ドラマで突然ピアノを弾いたシーンに納得。あまりにも唐突で意味不明だったんですよね。
ストーリー性というよりも、物語を通して日本の経済を教えてくれる点でおもしろかった。
最初にきちんとフィクションです、と言われているので作者の想像と知識が詰まっているのだけれど、お菓子メーカーのナブスコ、大手スーパーのダイコー、地方銀行の足助銀行。
あれ、どこかで聞いた名前。そしてその企業の置かれている立場も・・・。
素人にはとってもわかりやすい経済指南書でした。
バブルに浮かれて、ハゲタカの餌場となる日本。でも、自力では這い上がれない日本。結局ハゲタカ頼みなのでした。
それにしても、銀行って怖いな。いまだって利息あーんなちょびっとなのに働いてる人の給料はいいんだろうしなー。
つい恨みが入っちゃいます。
ああ、小説の影響受けすぎだ。

もうすこし物語と登場人物の内面に広がりがあれば、もっとよかったのに。最後の芝野さんとのやりとりも緊迫感が感じられず、残念。
それと、どうしても鷲津と恋人リンのやりとりとか入り込めませんでしたね。男性はこうゆうのがいいのでしょうか。
ちなみに各章の始めに新渡戸稲造の「武士道」からの引用があったのだけど、なぜ最後はジム・モリスンの「TheEND」なんだろ。映画『地獄の黙示録』と一緒だなぁと思いながらも・・・不思議だ。
次の「バイアウト」に期待します。

ドラマと小説は別物でした。
脚本家は原作の展開から鷲津と芝野の対比に絞ること(上司部下という設定含め)で、大企業で働く人の辛さや怖さをも伝えることに成功したと思う。そして経済が苦手な人はドラマを見てから小説を読めば、バブルからの日本の経済についてはばっちりです。

ハゲタカ 上
真山 仁〔著〕
講談社 (2006.3)
ISBN : 4062753529
¥820


ハゲタカ 下
真山 仁〔著〕
講談社 (2006.3)
ISBN : 4062753537
¥770
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ムーミンにでてくるにょろにょろに見えませんか?
去年はふたつくらいしか咲かなかったのに、いったいどうした。
今年は集団です。

4月のトロタお気に入りの遊びはホットカーペットの"ホット"と"カーペット"の間にもぐりこむことだった。
おもむろにカーペットの端っこにかぶりつき、爪を研ぎながら進んでいったかと思うと
ごそごそごそっ
っともぐりこんでは走り出す。
カーペットの中を走っては止まる、今度は違う方向へ走る。

まるでもぐらです。

おかげでカーペットがもりあがって、トンネルになりました。
まだ寒くて電気を入れていた時は、感電するなよーと言ってみましたが本猫はまったく気にしない様子。

そして急に暖かくなった最近は、ソンナアツイトコロニハハイラナイヨと見向きもしないのでした。
(たしかに暑いけど)
なんだったんだあれは。
女に生まれてきたならば観なけりゃなるまい『女はみんな生きている』
この映画の監督コリーヌ・セローの新作とあっては、『サン・ジャックへの道』これも観ないわけにはいかないでしょう。

不平不満の会社社長の長男ピエール、頑固で無愛想な女教師の長女クララ、アル中で家族からも見放された弟クロード。顔を合わせればいがみ合いの仲の悪い3人が遺産を相続するための条件として出されたのが、フランスのル・ピュイからスペインの聖地サンティアゴ(サン・ジャック)までの巡礼の道1500㌔を歩くこと。
ガイドのギイを含め軽い気持ちで参加した学生のエルザとカミーユ。そのカミーユが好きで参加したアラブ系の男子サイッドとだまされてついてきたイトコのラムジィ、そしてミステリアスな美女マチルドの計9人で2ヶ月かけて歩くことに。

ただひたすら歩く巡礼の旅。特に信仰心はないし、普段から歩いているわけでもない。なのに歩く、歩く歩く。
移り変わる景色にこちらまで風景を楽しみながら進んでいる気にすらなる。ただ疲れて眠る。携帯は通じない。多く持ちすぎると効率が悪い。歩いているうちに初期化されて少しずつ<人間>に戻っていく感じ。
日本でもフランスでもその感じは同じなんだなぁ。
鮮明すぎないちょっと荒いような映像がとてもきれいです。映画の導入部分もこれから始まる長い巡礼の道を表しているようで、それが郵便配達の様子なのだけど、こうゆう入り方は好きなのであっさりと映画の中へ。

今回監督は、ひとつのテーマを表すのではなく、いろんな立場の人が抱える問題を少しずつつまんで映画の中に加えている。まるで、現実の社会そのものだ。
世の中にあるいろんな問題、人種、性別、教育、社会、世代格差、病気・・・をひとつの鍋に入れて、おいしく作ってテーブルに出す。
ひと口ふた口食べるうち、これはあのことあれはこのこと。
気がつくとたくさんの問題がミックスされて、おいしいなぁって食べているうちに伝わっている。
がっつりと正論ぶっても結局は煙たがられるだけなのです。
私はコリーヌ・セローになりたいです。

ラムジィは失読症で字が読めないし、お金持ちのピエールは体を心配するあまり薬ばかり飲んでいる。夫が失業中のクララは一家の大黒柱だしガイドのギイもなにやら家庭に問題がありそう。
誰もが何か抱えているものがある。
それを疲れきって眠ったあとに、夢として表しているのもおもしろい。
夢って意味不明な展開だけど、どこかに現実が入ってるんですよね。

この監督はいつも女性が元気なのだけど、今回は文句なくクララがすごい。
がっしりした体格に機嫌悪そうな顔。辛らつだけど面倒見がよかったり、兄弟げんかでは敏捷に走りよりグーでパンチ。グーですよ!その喧嘩っぷり、観て下さい。まるで山猫のようです。
けれど、ラムジィに言葉を教える姿は優しい。一見全然優しくは見えないんだけれど・・・
テーマはまじめだけれど、物語の端々にちょっとスパイスの効いたユーモアが隠れていて笑えます。
館内クスクス、ププッ、アハハって笑い声があっちからこっちから聞こえてました。
若い4人組がまた明るさを加えてて、うーんどちらかというと年上組みに近くなりつつある自分を感じてしまい・・・
無垢なラムジィはかわいい、というかかわいそうというか、女の子2人もお肌なんて輝いていて若い!ああーかわいいなぁ。

特に仲直りをするでもなく歩いてきた兄姉弟だけど、歩く前とは違う。
飲んだくれて倒れた弟を黙って兄と姉が担ぐシーンは、とてもさりげないんだけど目の奥があつくなってきてしまったよ。あらら危険。
みんなで歩くっていいかも。ただひたすら歩く、難しいことはなにもないですよね。同じことをみんなでする。みんなで行動する。そうすると自然と認め合えるのかもしれない。
へとへとに疲れてよけいなものがそぎ落とされると、自分以外の人の痛みにも気がつくのかもしれない。
歩いて仲良くなれるなら歩きたいよと思う人、たくさんいるでしょう。
ただその状況に放り込まれないと、自分からっていうのは難しいかもなぁ。
ほぼ実物大の動物を大きな楠の木を削りだして作る、彫刻家三沢厚彦さんの作品を見に平塚市美術館へ行ってきた。
たまたま手にした情報誌に載っていたヒョウの姿にひとめ惚れ。
これは行くしかないでしょう!!

三沢さんは平櫛田中賞もとったお方らしく、そんなことも知らずに行ったのです。
東京芸大ラグビー部そして奈良美智のお友達。そういえば雰囲気が似ていますね。ぼそぼそっとした感じが。
ご本人はかなりの髑髏好きのようですが、その作品はとてもかわいらしいものでした。

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出迎えてくれるこのキリンさんは写真を撮ってOK。

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たぶん、初期のころの方が実物に近い動物で最近のものは少しキャラクターっぽい。ポスターになっているシロクマとかはまさにリアルシロクマとはいえませんから。
でもよーく見てみると違う意味でリアル。
特にその下半身。
ああまるで、たるみきった女の下半身そのものだ。お尻と太ももが一体化しちゃってるところとか、ひざの生々しさとか。
す、すごい。
なんて目で見ている人はわたしくらいだったでしょう。

小動物から大動物はては空想のユニコーンまで。
あらゆる大きさの動物が勢ぞろい。最後の部屋ではすべての動物に近寄ることができます。
(もちろんお触りはいけません。)

残念だったのは、飛んでいる鳥やカエル&ヤモリ以外はすべてが床におかれていたので目線の楽しみが少なかったことかも。
展示室以外に階段のすみや高い棚にこそっと置かれていたものの方が、いきいきしているように感じました。
(展示室の外にシロクマの小屋、上にサル、猛禽類の鳥、壁にヤモリ階段にネコ。行かれる人は見つけてくださいね。)

その日は作家さんの対談があったのだけど、そこで紹介されていたスライドではキリンが上の階の床から顔を出していたり、サルが高いところを渡っていたり。そんな展示だったので今回のもそうだったらさらによかったかも。
同じ種類の動物はみんな同じような体形体勢だったし。
やっぱりトロタのようにだらだら寝てたりカギしっぽの猫もあったほうがうれしいよ。
しかしそれはあえての作家の表現方法なのでしょう。
そしてそうゆうものだと思って見ているとそれはそれで新たな物語が頭の中に響いてきます。

ちいさなお子さんにとっては自分と同じ目線だったり巨大に感じたり。アートとアニマルを同時に楽しめるよい展示だと思います。

わたしがトラをみているとつつっと寄ってきた小学生くらいの女の子。
じーっと見つめてぽそっ。
「けっこう上手なのね。」

子どもってすごい。

Fuji-tv ART NETというサイトに詳細記事ありました。↓
http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/440.html

アニマルズ+
三沢 厚彦著
求竜堂 (2007.4)
ISBN : 4763007068
¥2,730
以前紹介した、厚川さんの作品を取り扱っていただいているお店<HUTTE FURNITURE(ヒュッテファニチャー)>で、イベントがあるそうです。
当日は厚川さんもお店を出します。
お近くの方は、直接作品をご覧になるチャンスです。(なんかテレフォンショッピングみたい・・・)
まあ、それはおいといてもなんだか楽しそうな市場みたいで、近くにいないのが残念です。
行かれた人はどんなだったか教えてくださいね~。

「アトリエ市場」
5月13日(日)10:00~17:00
場所:岐阜県美濃加茂市太田本町1丁目7-2

DMによると・・・
木工、陶芸、ガラス、布などの代々受け継がれる手法と新しい感性がいりまじって出来上がる作品&作家さんたち十数名が集まってできる市場。
当日はライブもあります。(要予約。Webサイトから受付可)
中国茶や自家焙煎珈琲があるというのがとっても魅力です。
*買い物袋持参していただけると助かりますとのことです。

詳細はこちらで→http://www.hutte-furniture.jp/

特に、手仕事に携わる人たちは環境に対しても気を使う人が多いなと思います。作ることができなくてもその精神は同じくありたいものですね。
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GWはどこも混んでいてうんざりです。
平日にお休みがあるというのに何故こんな日にでかけてしまうのか。かといって、世間様が盛り上がっている時に引っ込んでいるのもいかがなものか。
ミッドなんとかに行こうよー。というお誘いはあまりにも恐ろしくて却下。写真展が見たいけど、恵比寿も危険・・・で、下町散歩はどう?ということになり、谷中根津上野とぶらついてみたけれど、暑いし人多いしお店には入れないし動物園はラッシュだし!
空いているところってないんだろうか。

そして本日こどもの日。
やってきました平塚はとても人が少なかった。
そういえば去年行った銚子も人がいなかった。
GWは中心からちょっとはずれるに限ります。
気をよくして周りをみると、ゴジラとウルトラマンがこどもの日を祝っていたというわけです。
デパートの大丸梅田店にて開催される「風水土のしつらい展」に厚川さんも出展します。
以前2人展でお世話になったギャラリーゆうどさんの企画だそうです。

アジアの手仕事をテーマに<布・衣><土・ガラス><アクセサリー・ジュエリー><木・草・紙><素材マーケット>などの多様なジャンルが集まっています。

日時:5月16日(水)~21日(月)
   10:00~20:00(最終日は16:00閉場)
場所:大丸梅田店15階多目的ホール

企画のサイトはこちら→http://www.daimaru.co.jp/fusuido/
<大丸梅田店出展者一覧>から中に入ると当日の参加する人々の詳細がわかります。
各々プロフィールとひと言が掲載されています。
ちなみに<大丸梅田店出展者一覧>のクリック画像は、厚川さんの小ビンですね。

ワークショップなどのイベントもあるので、楽しそうです。
太陽さんさんの土地から雨降る薄暗い田舎町へ引っ越してきた主人公。
そこで出会うのは超美形のヴァンパイア。
しかも、彼女の血は普通の人間とは違う。彼らにとってものすごーく美味だったのでした。
都会からきたはずなのに地味な主人公(本人は気づいていないけれど、実はモテモテ)とノーブルな魅力あふれる金髪男子。
そりゃあ展開としては恋愛に発展。

あなたが好きなの。好きだけど、僕はキミとって危険な存在なんだ。
でもあたし離れない!あたしもヴァンパイアにして!!

を、繰り返すんですよ、何回も。というより、基本そこです。
ちょいとハーレクイン的要素の入った(たぶんそんな感じ)ライトノベルです。
海外ドラマ「ロズウェル」に似てるかな。あっちは宇宙人でしたが。
アメリカの田舎は人ではないナニカがうようよです。
(日本だったらなんだ。恋したハンサムくんは妖怪でした?まわりに聞いてみたところ天狗でいいだろうということになりました。)

一般的に想像するヴァンパイアとは一味違う設定で、超合金のような体にスピード狂。車にぶつかりゃ車体がへこむ。一族みんなが美しく優雅で特殊能力(予知能力とかテレパシーとか)を持っている。極めつけは、彼らが日に当たれない理由。これは思いもしなかった。なんともすごいです。
それにしても、デートで羽目をはずして巨木をぶった切るスマートハンサムエドワードくん。振り向けば一瞬にして彼方へと去っていくその速さ。気を抜くと牙がキラリ☆って、それは・・・。
それをみてぽーっとなったりはしないだろう。

と、いろんな意味で楽しめたのですが、4巻まできてさすがに食傷気味になってきた。
だって、ほぼ1ページごとに彼の美しさを描写する。
ハチミツ色の目だとか、痩せ型なのにたくましいとか、囁かれるとなんちゃらとか。
ああ、スイートです。

ふたりの仲は今のところいたってプラトニック。
しかしロマンチック乙女の心をつかむこと間違いなしの1冊でございます。
ごちそうさま☆

トワイライト 4
ステファニー・メイヤー著 / 小原 亜美訳 / ゴツボ リュウジイラストレーション
ヴィレッジブックス (2006.11)
ISBN : 4789730107
¥1,050


アメリカでは全3巻刊行終了。なのに、全9巻として売り出すヴィレッジブックス。そして、出版がやたらと遅い。まだなの、と焦らすのも手法なんですかね。そこんとこどうなんですかヴィレッジさん?
5月の厚川さんはいくつかのイベントに参加をします。
生来のんびりやさんなのですが、さすがに忙しい日々。
精力的に作陶活動をしているようです。

先日聞いたので情報としてはギリギリなのですが
現在作品の展示をしている市之倉さかづき美術館の隣に昨年オープンした陶芸教室で
5月6日(日)に講師として参加します。

題して、
厚川さんといっしょに、野花を入れる『小ビン』をつくりませんか?

日時:5月6日(日)14:00~16:00ごろ
場所:幸兵衛窯 作陶館(市之倉さかづき美術館の横)
    岐阜県多治見市市之倉町4-30-2
電話:0572-22-0509
参加費:3000円(粘土1kg+焼成代)*花入れが1~2点つくれる量です。
定員:25名(前日までに電話で申し込みをしてください。先着順)
持ち物:エプロン・タワシやクッキー型など模様をつけるもの(あれば)
*途中で石や枝、花を拾いに行きます。みんなでかわいい子ビンをつくりましょう!

まだ応募可能のようです。
お近くの方はぜひ参加してみてください。

作陶館のサイトはこちら→http://www.sakuto-kan.com/
Topページの<News&Topics>から詳細をみることができます。
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この春に異動していった職員さんとは犬猫話でおおいに盛り上がりました。
いなくなってしまって寂しいなぁ。
その方が、
「トロタ模様のろばみつけました。職場に置いてくださいね。」
と、ろばをくれた。
トロタ模様・・・かもしれないですね!

さっそく、職場の机に。
なんともろばらしく、悲しそうな風情です。しかしここがお前の場所なのだよ。
さて、名前をどうしよう。

しばらくして気づくとすでに名前がついていた。

机の上には
「あたし、ろばのぽこ。ここ、どこなの?おうちにかえりたいの。」

torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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