犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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新宿にあるOZONEでクラフトイベントをやっています。
キャンドル作家のRin*Tsubakiさんが出展していて、友達がお手伝いをしているというので初日に行ってきました。

ブースは3階から4階へと上がる階段のすぐ脇です。
場所的には、どうなのでしょう。他のブースと離れてしまっているので・・・
でも今回もかわいらしい世界が誕生してましたよ。
特にキャンドル好き~!というわけではないけれど、ついつい手にとって見てしまう。
小さなお家キャンドルがたくさん並んでいるのがとてもかわいい。
そしてやはり鳥のキャンドル"クルック"が、気になります。

さて、お家を3つ買ってきました。

題して羊羹3兄弟。
右から抹茶・鶯梅・紅芋です。
おいしそうですが、食べられません。(そりゃそうだ。)
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GWの予定が決まっていない方は、ぜひ新宿へ!

Rin*Tsubakiさんのwebサイトはこちら→http://www16.ocn.ne.jp/~rintusba/

OZONEクラフトマーケット2007は4/26~5/8まで。2日(水)は休館。
詳細は、Living Design Center OZONEのwebサイトに載っています。
http://www.ozone.co.jp/index.html
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ちゃんとした花見なんて今年もしないうちに、あっという間に散っていってしまいました。
でも、そこからどんどん春色です。
暖かい日でもまだ夕方は寒い。それに強風・雷・大雨なんて変な天気。
それでも、花は咲きだすんだから春なんです。

先日、公園にウコンザクラが咲いていました。 名前のいわれは、ウコンみたいな色だから。そんなに黄色じゃないですけどね。
薄いクリーム色の中にほのかに桜色。
かわいいじゃあないですかー。
こうゆうのが好きなんすよね。ひねくれもんなんで。
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荒れ果てた庭でサービス10個でいくらのチューリップやスイセンの球根たちも咲きました。
で、もうその姿はないです。
サクラソウは、種が飛んであちこちに出たので、一箇所にまとめてみたものの、それよりもすみっこの目立たないところにひとりで咲いているヒトの方がかわいいっていったい・・・。
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スミレは雑草のようにはびこるので(そうなると葉っぱばかりでる)にゃろ~、抜いてやるぜ、と寒いうちに淘汰したら驚くほど満開になりびっくり!
あっちのプランター、こっちの鉢。どこにも勝手にやってきて勝手に小さな花をつけてます。
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こちらはミヤマオダマキ。
なんかちんまりした花が多いな。庭にあった選択をしてしまうものなんですね。
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アケビの花も今年はちゃーんと撮りました。
この縞々の実のようなものが花の蕾で開くと
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こんな風になってます。
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自分の番をちゃんとわかっていて、そして未練も残さず去っていく。
すると次のヒトがまたあらわれて・・・
花って男前。
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その後も観察を続けるが、どうも仲良しとはいえない雰囲気が漂ってます。
あれ以来夜中に外で猫の声がしたり、縁の下ががさがさしたり。
トロタが家にいるときに外で音がしても、あまり楽しそうではない感じ。
先日も、ちょっと色めきたった声が聞こえたら、びびり屋トロタの体がカチコチになって、非常に嫌そうな顔をした。
それが誰だか人間にはわからないところが辛いなぁ。
鳴き声でどのネコだかわかってるんだろうね?トロタは。

そして、どうやら我が家の縁側はネコの通り道と認定されているようで。クロトンやらマルガオやら、おいおいちょっと。ちょっとちょっと!
それでも、彼らに対するよりはそんぽさんとはゆるい仲。
縁側に寝ているトロタの元へやってきた、そんぽさんとはちょろっと鼻面突合せ。
あれ、でもねーさんとはもっと楽しそうにしてたよなぁ。
なんだか、そんぽさんはしつこいヒトみたいでトロタのことを追いかけていた。
わがままだからそうゆうのメンドクサイ!ってなっちゃったのでしょうかね。

いったいなんなんでしょうな。
もしかしたら、新手の兄弟かも。
家でうだうだしていた。
洗濯を干しつつ外を見ると、トロタが神妙な顔をしている。
その先には、これまた白黒模様の猫がじっとみている。
うーん、ただじっと見てる感じ。
喧嘩するわけでも睨みきかせるわけでもない。
このふたりはいったい・・・?
と、さすがに見るのも厭きてきたなぁと思っていたら
突然、2匹でトコトコトコ~!

え!?
友達? トロタに友達?!
猫って犬みたいに喜ばないのか?
しかし、ちびこねーさんとは楽しそうにじゃれていたけれど。初めての友達で緊張して付き合い方がわかっていないのかも。
ビビリだからなぁ。
犬みたいにしっぽでも振ってくれればいいのに~。
って、見ると2匹とも振れないしっぽでした・・・
しかも、お友達はトロタとはまた違ってL字型尻尾なり!

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去ったと思ったらすぐに戻ってきた2匹。
友達の名前は"そんぽさん"に決定。
某損保会社のハナコアラにそっくりで鼻の部分が真っ黒。
(画像が小さいのでよくわかりませんね・・・)
早く電話してくれよー。なんて見ていると、トロタはごろり。
そんぽさんはスタスタ去ってくし。

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本当に友達なんでしょうか。

ひとつ言えるのは私は暇人だってことだけ。
気がつくと隣で家主はオペラグラス覗いてました。
近所的には危険な図・・・。

たんに、『犬』ってついてるから観にいったっていわれそうだけど、このタイトルを聞いたら惹かれてしまうと思いませんか。

原題の"36 QUAI DES ORFEVRES"というのは、パリ警視庁の住所。つまり桜田門っていってるのと同じ意味。
これを『あるいは裏切りという名の犬』とした邦題のセンスがいい。
ノワール感漂っていて、雰囲気のある題名です。

オリヴィエ・マルシャル監督自身も元警察官で、実際にパリの警察であった話を元に作られた映画。パリ警察、かなり危険です。
ふたりの優秀な刑事、かつての親友で同じ女性を愛し、そして今は対立している。
ひとりは、昔のやり方を重用し、新しい警察の規制には反抗する。危ない橋も渡るけれど人望も厚く出世よりも正義感。演じるのはダニエル・オートゥイユ。
もうひとりは、出世だけがすべてで汚い手を使って、相手を蹴散らし上り詰める。かつての親友が自分よりも認められているということに我慢がならない孤独な男。演じるのはジェラール・ドパルデュー。
パリで起きたある事件と、それによって対立を深めるふたりの刑事。蹴落とし憎み、果てにはおいおいこんなことにまで・・・というとにかく刑事ばかりが出てくる警察映画。
謎とか事件とかいうよりも、警察内部が危険です。

カッコイイおじさんふたり。男は顔ではないのよ。だって確かに、カッコイイ。
が、しかし、雰囲気にのまれてそう思ってしまっているだけかも。という不安がないとは言い切れない。
出だしは好調だったんですけどね。冒頭の警察と犯行グループの対比とか、現実世界から映画の中に入り込んでいけた。ただ割りと細かい部分は観客まかせ。
そもそもどうしてふたりが対立したのか。ふたりと女性の間になにがあったのか。その辺は想像しろってことなんでしょうか。
登場人物の情報が少ない分想像すればするだけ深く入っていけます。そんなことしなくても、渋い男と心の闇とフランス映画っていう状況だけで酔うことはできます。
もしかしたら媚薬の処方が切れて、え?これって匂いだけ?具はなかったんだっけ?となるかもしれませんが。
これは大画面で観てこその映画。細かいことはあまり気にせず浸るに限る。

久しぶりに激しいフランス語を聞いて、それでも美しいのねーと感心。
個人的には悲しいことになってしまう(これだってなんとなく想像つく展開だった)エディさんが好きですね。
それにしてもヴァレリア・ゴリノ、すごく色気あってドキドキしました。

でもこの映画の一番の見所は、
ジェラール・ドパルデューのころころした指です。

あんなに冷酷非道の男の役なのに、なんとなくかわいそうに思ってしまうのは彼だから。そしてそんな男なのに、大きな手にころころした指。丸まった背中。それがよかった。

リメイク好きなハリウッドでは、ロバート・デ・ニーロとジョージ・クルーニーでやるようですがこの雰囲気は出せないでしょう!
役者、パリ、タイトル、すべてが何かを醸しだす、何もなくても何かありそうなフランス映画をどう作り変えるのか、楽しみでもあります。
ふと<フィッシュ哲学>で検索してみたら、
リチャードの<フィッシュ哲学>ではなくて、本当のビジネス理論として<フィッシュ哲学>なるものが存在していた!

シアトルにあるパイクプレイス魚市場の成功から名前がついた哲学らしい。
偶然なのかな?前向きに楽しくやりましょうってあたりが、同じなんだけど。もしかしたら、リチャードはそこからとったんだろうか。
私は読むことはないと思いますが、職場研修のモデルなどになっているようです。

こちらはフィクション↓
フィッシュ!
スティーヴン・C.ランディン著 / ハリー・ポール著 / ジョン・クリステンセン著 / 相原 真理子訳
早川書房 (2000.12)
ISBN : 4152083263
¥1,260


こちらはその社長が書いた本↓
魚が飛んで成功がやってきた
ジョン・ヨコヤマ著 / ジョセフ・ミケーリ著 / 青山 陽子訳
祥伝社 (2004.12)
ISBN : 4396650310
¥1,470
最近職場がスカスカしてる。
ふと見ると空間が妙に広いんですね。
なのに、私の机のまわりはぎっちり。上司のみなさまがお知恵を働かせて作った今年の席割り。
あんなに時間かけて作ってたのに、完璧じゃないんですかー。(>o<)
机と机の間が昨年度の半分です・・・
後ろを作業用トラック(ブックトラックというものに本を乗せて運ぶんです。ワゴンみたいなもの。)が通ろうものならば、席を立ってイスをしまわなくてはなりません。
狭い、狭すぎる。

そもそも、毎年係編成や机の位置が変わるってどうゆうことだろ。
「人数が足りないからココとココくっつけちゃおう。」「新しく係を立ち上げるぞ。」「一部委託導入するんだから人数少なくても仕事できるでしょ?」なんて勝手なことをいってはおじさまたちの気の向くままに、切ったり貼ったりしている。
もうちょっと長期的視野を持っていただきたいものです。はい。

しかも、まったく違う内容の仕事へと異動するのが当たり前の公務員さん。4月には新人さんもやってくるわけです。

そう、スカスカしてるのはなにも失敗した(ああ、あえてそう言っちゃうよ。)席替えのせいだけではなく、今年は職員さん5人減です。
そこにきて、館内の実務に直接関わらない係は土日がお休みときたもんだ。土日にこそ利用者はやってくるのに、現場は人が足りません・・・。

4月は何かと忙しい月だし、図書館はともかく役所なんかは引越しやらなんやらで手続きに来る人も多いでしょう。
どうせ異動するなら、秋に異動するってのはどうですかね?

そんなこんなでバタバタですが、そんな時こそ思い出すのがその昔大人気海外ドラマだった「アリー・myラブ」のリチャード・フィッシュ。彼の口癖「前向きに」ってやつですね。
金儲け主義で合理的で喉のたるみフェチ(最近私もたるみが・・・)のリチャードだけど、フィッシュ哲学は最高。

ま、いろいろあるけど、まーえ向きに。楽しくやらなきゃね。

最近では、机まわりの狭さも妙に居心地よくなりつつあります。

先日、まめまつりに行ってきた。
手のひらにちょこりと乗るくらい小さな本である豆本のお祭り→まめまつり。
実は、もっと貴重本や古い豆本の展示もあるのかと思っていたのだけれど、手作りの豆本販売が主でした。コミケみたいなものですな。
扱うものがちいさいだけに、ひとりのブースは会議用机の半分くらい。
ビルの中の一室のみが会場(しかも普通の会議室のようで部屋もあまり大きくない)というイベントでしたが、湧きあいあいと売買している中にも作家さんのこだわりや思いがゆらゆらとゆらめいている不思議な空間でありました。

豆本以外の作品を売っている人も多数あり。
さっするに、普段作っていない人でも豆本をひとつでも作品として出していればイベントに参加できる、ということのよう。だから明らかに豆本以外が主となっているブースもありましたよ。
かと思えば、あなたはここにいるべき人ではないのでは!というくらい技術のある職人さんのような人もいました。ぴんからキリまで種類も豊富。

特に買うつもりはなかったのだけれど、気がつけば財布開いてますー。
誘ってくれた友の楽しそうな様子につられたか。

まず、度肝を抜いてくれた職人気質の作家さん。
キーボードの一文字と同じくらいの大きさを原寸で彫っているのだとか。銅版画のようです。
本もとーってもステキでしたが、さすがにお値段も・・・。じっくり鑑賞するだけに留めて、"非公認まめまつりシール"を買ってきた。
サイトはこちら→器用貧房
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うさぎ御殿さんは、イラストがかわいい。「妖怪図鑑」という豆本は、コメントもなんとも古風なおかしさがあります。残念ながら在庫なしということで、豆本ならぬ豆絵巻を二つほど購入。
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販促グッズの手ぬぐいに、手ぬぐい好きはついお手手を出しました。
色が綺麗な豆本や蔵書票(自分の持っている本につけるシール、この本は私のよ!図書館の本には蔵書印が押してありますね。)なども売ってました。ネット販売しているそうです。
サイトはこちら→豆本の扉や
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とても残念だったのが、うみうさぎ堂さんのアクビ猫の豆写真集が売切れてしまっていたこと。
すごく惹かれたのに、残念。ああ、こうゆうのもアリなんだ!と目からウロコだったのです。一応自分も写真を撮ったりしているわけで、撮った写真をこんな風にまとめたらより写真が際立つんだなぁと感心。
Webサイトをみてさらに好きになってしまった。
サイトはこちら→うみうさぎ堂

会場を後に、「ねえねえ、次は出せるんじゃない」などと話が弾む図書館員ふたり。本の部分は手先の器用なあの子に作ってもらって、デザインはあの人、写真はわたしでカリグラフィーはあなた。あらまあ、作れそう?
サイドビジネス、ベンチャーだ!なんて、儲からなさそうな事業ですなぁ。
しかし、広げた豆絵巻を元に戻すのすらモタモタトロトロなんですけど。
そうでした、自分、不器用なんでした・・・

豆本の作り方は↓
おまめの豆本づくり
柴田 尚美著
白泉社 (2007.2)
ISBN : 4592732391
¥1,680


いや、けっして闘いではないですが。

市之倉さかづき美術館ギャラリー「宙」にて、<厚川文子 すずきあきこ展>開催中です。
さかづき美術館は、厚川さんが作陶している岐阜県多治見市にあります。
陶芸が盛んなこの土地と京都とで交流をはかる企画展を行っているようで、今回がその交流第3弾です。
DMにはこうあります。

美濃の厚川文子さんは、土や釉のもつ表情を大切にしながら、温もりある手びねりの器を生み出しています。
京都のすずきあきこさんは、思わず笑みのこぼれるモチーフを、彩りゆたかに描き、独特の世界観をうち出しています。


素人目で言うと、素焼きっぽい素朴さのある厚川作品と独特のかわいらしい絵付けの小皿(のように見えます)のすずきさんの作品。
まったく雰囲気の違う二つは、美濃と京都のそれぞれを映し出しているのでしょうか。
面白そうな企画です。

市之倉さかづき美術館ギャラリー「宙」
4月6日(金)~5月6日(日) 火曜休み(祝日の場合はその翌日)
開館時間:10時~17時
岐阜県多治見市市之倉町6-30-1
tel:0572-24-5911
http://www.sakazuki.or.jp/
「ミリメシ」とはいったい何か?
Military飯→軍事的ごはん
ってこと。
軍隊の人、自衛隊の人はいったいどのようなごはんを食べているのか?そんな疑問にお答えする本を見つけたので早速読んでみた。

世界のミリメシを実食する
菊月 俊之著
ワールドフォトプレス (2006.9)
ISBN : 4846526127
¥880


いやー米軍の食に対するこだわりはよくわかりました。でも、本当にうまいのか。
やはり食べ物にはお国柄がよく出ます。
イタリアはパスタ、韓国はキムチ、フランスはチョコレート。
イギリス「紅茶はなんとインスタント!」に、軽く動揺してしまった。そんな強調しなくてもいーじゃないですか。飲むんだから。
食事セットには必ず<アクセサリー・ポケット>なるものが付いていて、調味料とかガムとか入ってるんですけど、そこにトイレット・ペーパーがあるのは、やはり食べたら出すということですかね。
ゴミ袋が付いているスイスとイタリアはさすがです。

暖かいものを食せるよう開発したり、缶詰はナポレオンによる指示でミリメシ対策で発想されていたり、フリーズドライもミリメシ発想。
軍事的影響、知らないうちに日常に活用されてるみたいです。

宇宙食に似た感じかなぁ。目の前にあったら、食べてみたいような、どうでもいいような・・・

黄色いワゴンが印象的なロード・ムービー。
ぽっこりお腹のオリーヴちゃんはミスコンにご執心。なんと繰り上げで"リトル・ミス・サンシャイン"コンテストに出られることになった!
一家の柱、たくましいママと怪しいビジネス成功理論<9ステップ理論>で自分の成功も狙うパパ。パイロットになるという夢のためか家族が嫌いだからか、誰とも口を聞かず常に筆談のお兄ちゃんとヘロイン中毒のおじいちゃん。それに自称プルースト研究の第一人者、ライバルに恋人を取られたショックで精神病院に入っていたゲイのおじさんという濃いーいメンバーでカリフォルニアまで行くことに。

なんとなく微妙な空気の中ワゴンは進む。が、ママの運転でクラッチが故障。
換えの部品が届くのを待っていたらコンテストにはでられない。
そこで手動クラッチだ。エンジンをかける時にひたすら後ろから押す。
みんなで押して、飛び乗れー!

どんなに嫌だって動かないんだから押すしかない。はたからみれば滑稽なことをしているけれど、みんなにとっては重要なこと。
人の目を気にせず、家族で力を合わせる。体で足並みがそろったら、少しずつ心も寄り添っていく。
ワゴンがとことこ進む中、ちょっとほぐれた家族ひとりひとりに衝撃的な出来事がおこるのです。

家族の絆ももちろんだけど、アメリカのビューティコンテストを皮肉ったのも見ものです。
オリーヴちゃんの踊り、さすがおじいちゃんの振り付けです!
この映画でおじいちゃんを演じたアラン・アーキンがアカデミー助演男優賞、そして脚本賞受賞。
アビゲイル・ブレスリンちゃんは受賞ならず。

予告編を観たときは、もしやうるっときてしまうのでは?と思い、まわりから漏れ聞こえてくる評価にさらに期待を胸にしてしまったのがちょっとした敗因かも。
自分の中で過大評価しすぎてしまったので、思っていたよりはググっとこなかった。
でも、十分笑ってたよと言われてしまいましたけど。
思い切り笑って、ちょっとほろり。そんなイメージだったけどとりあえず今回は笑うだけ笑った。

お兄ちゃんの気持ち、なんだかわかる気がします。
よく通る道沿いに小さな墓地がある。
そこには寺のような建物はあるけれど、たぶん寺ではない。お墓を守っている人が住んでいるだけのようである。
かなり前から黒猫がくつろいでいる姿を見かけていたので、今日も顔をむけると、いた。
そろそろっと近づいて後姿に声をかけてみた。

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「あの、気持ちいい日ですね。写真撮ってもいいですか?」
「・・・」無反応。

「おーい。寝てるのかー。」
などとめげずに声をかけていると、ふいに横から
「年寄りだから耳が遠いんだよ。」と声がかかった。
お買い物から帰宅のお墓の人!
ああ、猫に話しかけているところを見られてしまった。ちょっと恥ずかしいけど、まあいいか。
どうやら人見知り猫というわけではないらしい。

「その猫ね、もう二十歳なのよー。元気なんだけど耳が悪くてね。」
と元気のよいおばさん。
その大きな声に気がついたようで、ふりむくとすくっと立ち上がりこちらにくるおばあちゃん。

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ヨロッ・・・
ふらつきつつも、こちらをじっと見据えるその姿。
まるで酔拳。

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鋭い眼光は、とてもおばあちゃんには見えません。
怒ってるの?

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近すぎ!

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撫でて欲しいだけなのー。
ゴロゴロしちゃってます。が、おばあちゃんお風呂に入ったのはいつですか。

気がつくと、飼い主(のはず)のおばさんはいなくなっていた。

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なあに。もう遊びはおわり?
人が予約した本からおもしろそうなものを見つけるのもよくあります。
この本もちらほら予約申請書がでていて、ミステリ・フロンティアだからミステリーなのだろうけど、あかずきんっていったい。と思って借りてみました。

配達あかずきん
大崎 梢著
東京創元社 (2006.5)
ISBN : 4488017266
¥1,575


駅ビルの中にある成風堂書店という本屋さんでおこるミステリー。1話完結で、5種類のお話。

これがなかなかツボでした。
書店ならいけるか、と一緒に謎解きに参加(そりゃあもちろん脳内参加)してみたんだけどやはり現場にいないとダメですね。
事件は現場で起こってるんですよ。はい。

どれも、「本」というより「書店」ならではの推理が必要です。あえて謎解きにチャレンジするとすれば、一番目の「パンダは囁く」これがなんとか解けそうだった。ああ、現場にいれば!!
と、元書店バイトで現図書館員としては燃えます。
どのお話も甲乙つけがたいけれど、
「標野にて君が袖振る」はタイトルだけで額田王だ!ってうれしかったのでよかったかな。これこそ、想像力が必要な話。
「六冊目のメッセージ」は、まさに書店の仕組みがわかっていなくては書けない話ですね。本探しと人探しの二つの謎がでてきます。
こんな風に、相手と自分の本の趣味がぴったりだったら、そんな相手が現れたら、やっぱり恋に落ちちゃいますよー。

随所に、書店の内情や仕事について書かれています。そこら辺もリアルだと書店員さんのお墨付き。
しっかり者の書店員杏子さんと、発想力抜群のアルバイト店員多絵ちゃんコンビはチェックです。
「晩夏に捧ぐ」「サイン会はいかが?」と以下続刊。

人間の常識では思いもつかないこと、それはもしかしたら"蟲"のしわざかもしれない。
蟲は普通の人間の目には映らない。それだけに、医学では治せない病気は蟲の存在を疑った方がいい。蟲を見ることによって人を救うことのできる蟲師とただその生をまっとうしているだけの蟲。
今から100年前の日本にはナウシカとはまた違った、人と蟲のお話があったのでした。

監督大友克洋。主人公の蟲師ギンコをオダギリジョー。とはいえ、観にいこうと思い立ったのは偶然です。まあ、原作を借りたところだったから。
そもそもオダギリジョーの銀髪ギンコに、うそー!とちょっと引いてしまって観にいくつもりあまりなかったです。
しかし違和感を感じたあの頭も観てみればしっくりきてました。
(この調子だと、ウェンツ鬼太郎も大丈夫なのかも。)

原作は1話完結なのですが、それら複数の話をまとめて1本にしたために、原作では丁寧に描かれていたひとつひとつのエピソードが薄まってしまっているのが残念。ギンコをはじめ淡幽(蒼井優)ぬい(江角マキコ)ら蟲と共に生きていかざるおえない人たちの背負ってしまった悲しみのようなものを伝えたかったのかもしれないけれど、ちょっと伝わってこなかった。
だから大森南朋の虹郎が最後叫ぶシーンが、なんだか浮いちゃって...
それぞれの役柄を演じている俳優はどの人も適役でした。キャスティングはばっちり。江角マキコにいたっては美しいやら怖いやら。すごかった。

大友克洋が<昔はアニメでしかできなかったことが今は実写でもできる。>といっていたとおり、今のCG技術はすごいですね。こだわったという自然の風景ともうまくはまってた。
しかし美しい映像の中で気がつけば最後はホラーみたいな展開になってしまい、頭の中をどう収集つけていいのかわからないまま終わってしまいました。
明るくなった館内では、みんな「うーんと、どうゆう意味?」はたまた「オダギリジョーを見れたからいっか。」なんて声があがってましたよ。うむ。確かにあの結末は、よくわからん。

久しぶりのシネコンは混んでいた。その時はまだ春休みだったのです。知らずにギリギリにいったら、すごい人で。混んでないだろって思っていたのに(失礼!)前の席しか空いてなかった。
『ゆれる』に続いてアップで観てしまいました。
終わって出れば、ここは難民キャンプか
お子&ママズが地べたに座ってファーストフードをかぶりつき。
キミ達が待っているのはいったいなんだい?
『ムシキング』か『ハッピー・フィート』か『ドラえもん』か『ワンピース』か・・・あ、『ケロロ軍曹』?!
気になる。

虫師(アフタヌーンKC)
漆原 友紀 著
講談社 (N/A)
ISBN :
¥4,838

原作のよく時代がわからないような不思議なところが好きです。
ずっと気になっていた映画、終わってしまう前に!と、駆け込みです。

ニュージーランドの片田舎から夢に向かってひた走った、63歳のバイク野郎バート・マンローの物語。
愛車"インディアン"を自らの手で改良してきた(台所のノブやらブランデーのコルクで部品を作成!)マンローが、その本当の速さを知りたいと一念発起して、ユタ州ボンヌビルで開かれるスピード・ウィークに参加するためにアメリカへ渡る。
たどり着くまでには、くすっと笑ってしまうような楽しい出来事がたくさんあるが、どれも彼にとっては大真面目、普通にしているだけなのです。人柄ゆえにどんなトラブルも楽しさに変わってしまう、楽観的な楽しいオヤジをあのアンソニー・ホプキンスが演じています。
(しばらくは、かわいく踊るアンソニー・ホプキンスが頭から離れそうにありません。)

やっとたどり着いたボンヌビル。さあ、行くぞ!というマンローに、「登録手続きはおすみですか?」「・・・来ただけじゃでられないの?」って展開もさすが!

それにしても、1960年代でもアメリカはピカピカしてますなー。すごかった。すでに80年代?みたいな感じ。
ニュージーランドシーンとはまるで時代が違うようで。アメリカにびっくりするマンローの気持ちがとてもよくわかります。
ニュージーランドの、べたべたしないけれど文句を言い合うけれど(毎朝聞かされる爆音に怒鳴る隣人)、どこかでつながってる人々。そしてアメリカでも、初めての人とつながっていくマンロー。資金不足を知識と技術でカバーする彼の走りと熱い想いに、大会関係者ももう負けた。

なにはともあれ、若者はこんなおやじに惹かれるのです。
因縁をつけてきてバイク競争をした、地元のバイク野郎。そして、隣の少年とかね。
少年に向かって「夢を追わない人間は、野菜と同じだ」「そうだ、キャベツだ!」と伝えるおやじって、そうはいないでしょ。
そうかー野菜かぁ。きっと私は大根あたりでしょうな。

1967年に1000cc以下のクラスで彼の出した世界最速記録はまだ破られていないそうです。

公式サイトでは、"1920年型インディアン・スカウト"のすごさがよくわかります。
あれで、世界最速樹立・・・よく壊れなかったな~。

スリー・ドッグス&ポニーというプロデュース会社、どうやら日本の人が関わっているようです。かわいい名前以上に、なんだかうれしい。

torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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