犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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こんにちは、とろたです。

おねーさんのカゴが余ったのでふたつボクのになりました。
ねーさん、どこいっちゃったのー。
なんて気になってたけどもう忘れてきちゃいましたよ。
去るもの日々に疎しだからね。

犬小屋にひとりじゃ寒いだろうって人間がカゴを入れてくれました。

ふー、極楽極楽。
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カクッ! ZZZ・・・
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老舗は威厳がありますね。かの有名な虎屋の羊羹。ずっしり重いそれを私は食べたことがありません。けれど日本人なら誰もが名前を知っている。
そんな和菓子の老舗虎屋の本社へ。
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目当ては和菓子ではなくこちら↓
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青柳豊和-さわって遊べる木の和菓子
永田哲也-菓子木型でかたどった「和菓紙」
福留千夏-極小!ミニチュアの世界と工芸菓子
亀井紀彦-作家と職人のコラボレーション
森村泰昌-特別出品

ちいさなギャラリーに所狭しと飾られたアート和菓子たち。
木のおもちゃは実際に触ることもできました。おまんじゅうを割ると中から小豆がでてきたりとても楽しい。
で、ふと視線をあげると。

おおっ!(ま、実際にギャラリーでこのように声をあげたわけですが・・・)

たい焼きの海がー。
紙好きとしてはこの「和菓紙」を見たくて行ったはずなのに、知っていたのに驚いてしまった。
一瞬本物の干菓子かと見まごう精巧さとかわいらしい飾りつけに、目を皿にして食い入るようにして見てしまった。

どの人の作品も食べちゃいたいくらい素敵でしたよ。

ただ、ピピッ!カシャッ!という音が聞こえた時は心がゆれました。
明らかにデジカメの音。堂々と作品を撮っている人がふたり。
注意しようか、しかしギャラリーの人でもないのに小姑すぎるか・・・
その間は作品よりもそれが気になって。
どうするかーと逡巡しているとやっと会場の人が気づいてくれました。
ものが入り組んでいるので気づきづらいですね。
入り口に<カメラも携帯も×>の表示はあったのですが。
ひとりが注意されたのを見てもうひとりの人も自発的に告白してました。なので悪い人ではないのだろうなぁ。

でも、ギャラリー内で作品を撮影してはいけないというのは常識ではないでしょうか。

菓子資料室虎屋文庫のサイトはこちら↓
http://www.toraya-group.co.jp/gallery/dat_index.html#gallery001

帰りは霞ヶ関を抜けて日比谷へ。
途中に偶然"三年坂"をみつけました。(『江戸の坂』参照)とてもなだらかで、坂?という感じです。でも、こうゆう坂が長く続くとマラソンでは大変ですね。
釜めし二葉は、開いてました。(隅田川めぐり参照)
お店のたたずまいだけでうっとり。外にあるお品書きをみて、しめしめ松茸の土瓶蒸しありますね。でも、値段がわからない。
季節ものですから、少々高くてもここはいっておきたいという気分。
うむいくらでしょうとふたりでごにょごにょ話すが、もうどうにもこうにもお腹が空いて。
えい、入ってしまえ!

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連休をつくろうぜ、働き蜂やめようぜとの政府の陰謀でこれまで固定の祝日だった日がすっかり第○週の月曜日に変わりました。
"10月10日は体育の日"なんて知らない人も出てくるんだろうなぁ。
体育の日は雨が降らない。だから体育の日だったのに月曜に変わってからはぱっとしない日が続きました。
でも今年の体育の日はいいお天気で。
こんな日に家でゴロゴロしていてはお天道様に申し訳がたたん!
というわけで、取り出したるは↓

東京2時間ウォーキング 下町編
藪野 健著
中央公論新社 (2001.12)
ISBN : 4120032183
価格 : ¥1,890

家にあったこの本をめくり、何の気なしに選んだのが<隅田川を巡る>。東京湾に一番近い勝どき橋から鮭のように川を上ること2時間すると吾妻橋に着くらしい。
ということで、本の地図を引っぺがし12時40分勝どき橋左岸からてくてく散歩スタート。

1.勝どき橋
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照りつける太陽。川の端ではベンチに座って休日を楽しむ人々。
しかしむっちゃ暑いんですけど…ふと看板をみてもまだこれしか歩いてない。
先が思いやられます。
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駅の近くでたまに見かける黒猫がいた。
とても気さくでいいやつ。

ある日通りかかるとふたりのおばさんがケージに捕まえようとしているではないですか!
ふんふーんと気になりつつ通り過ぎたのだけど、どうしてもどうしても気になって

「いったい何をしてるんですか?(三味線にする気か?)」

すると、去勢手術をするために捕まえるのだそうです。
そうか、そうゆうこともあるなぁ。
そして自分たちは自腹でやっていること。手術の際に健康チェックもすることなど教えてくれた。獣医の先生もほぼご好意でという感じ。
この辺では"猫取り"がまだいて、猫を連れてっちゃうから注意しないと三味線にしちゃうのよぉ。
という情報もくれました。
とろたも気をつけないといけないのかも。首輪してないし。どんくさいし。

検討を祈りつつ家に帰る。

数日後その道の隅に箱が置かれていて、その上には<地域猫としてかわいがってください。去勢手術済み>などと書かれていた。
しかしその後さらにメッセージが・・・
別の人が書いたのであろうその内容は
<猫が好きな人間ばかりがいるわけではない。箱など置かれて迷惑だ。>といったものでした。

確かにノラ猫を保護しようと活動している人もいれば、猫被害にあっている人もいる。猫嫌いの人もいれば動物好きの人もいる。
いろんな人間がいて、それぞれがそれぞれの言い分を持っているのだろうね。

でも、猫の言い分は?
いったいなんでノラ猫になった?なんでノラ猫が増えた?

その後、黒猫を見かけてません。
いつの間にか箱もなくなってました。

捕まえられて病院に連れて行かれる、それだってノラ猫にとっては一大事。戻ってきたからといってこれまでどおり人間と付き合えるのかな。
人間が良かれと思ってやったこと、それさえも猫にとっては迷惑だったのかもしれない。
じゃあ放っておいてどんどん子猫が生まれればいいのか。
じゃあ捕まえて殺しちゃう?
自分は何も関係ないよと通り過ぎる。だってうちの猫じゃないし。猫なんて嫌いだし。困ってるのはわかるけど誰かがどうにかすればいい。

これが現実なのだ。がんばれノラ猫。人間なんかよりずっとずっと逞しく。
先日、同じ自治体の分館にあたる図書館から電話があった。(ちなみに私が働いているのは中央図書館なのです。)
取り次いでくれた人によると、備品についての電話だとか。
プリンタトナーだとかハガキだとかこまごました備品がなくなると中央に連絡がくる。それがなぜかシステム担当の仕事のひとつなのです。 その日は他に担当者がいなかったので、私に集中することに・・・

「エーゴの紙を2セットって頼んだのに、1セットしかこなかったんですけど。それって1度に1セットしか頼んではいけないということなんですか?」
「うーん。そんな決まりはなかったと思うけれど。エーゴ、ですか・・・?えーっと、エーゴのなんの紙ですか?」

なぜわからないの?とちょっといらだたしげに

「だから、説明とか印刷する紙です。」
「(説明?)あー、1セットだとすぐなくなっちゃうんですかね。(なぜそんなにすぐなくなる?)」

「そう。うちは利用が多いから。」
「え!そう、そうですか。」

「で、エーゴの紙。また頼んだ方がいいの?」
「うう・・・。(そんなに部数あったかなぁ)あ、担当が今いないので(逃げ)聞いておきます。とりあえず手配しますから。」

エーゴ。
電話を切った後、最初に電話を取った人に、
「あの図書館、外国の人がたくさんくるの?」
と聞くと爆笑されました。

私→英語で書かれた図書館の利用説明書
地域館の人→ただのA5のプリント用紙

ああっ!!
岩波ホールは、良質な映画を選ぶけれどなんといっても欠点は座席。
固くて肩もコリコリになるので、つい行きそびれることが多い。
けれど黒木和雄監督の遺作である『紙屋悦子の青春』は見逃せない、と終わってしまう前に行ってきました。
映画監督として晩年を長崎と原爆をテーマとしてきた黒木監督。『TOMORROW/明日』(1988年)『美しい夏キリシマ』(2002年)『父と暮せば』(2003年)の戦争レクイエム三部作を作った後に撮りかかった最後の作品がこの『紙屋悦子の青春』です。

両親を失った悦子(原田知世)は、鹿児島の田舎町で兄(小林薫)と親友であり兄嫁でもあるふさ(本上まなみ)と3人で暮らしている。
秘かに思いを寄せる明石少尉(松岡俊介)から、友人の永与少尉(永瀬正敏)との見合いを持ちかけられ・・・

まず夕闇せまりつつある屋上に座っている老夫婦のシーンからはじまります。ふたりのやりとりが単調で長い。なかなか本題に入らんなぁ。屋上寒くないのかなぁ。体冷えちゃうよ。など気になりつつじっと我慢。
それにしても、若い人が年老いた役をやるとどうしても気になりますね。特に女優さん。
しかし、回想している過去が舞台になってくると静かなのに飽きさせない。音はなく、出てくるのも5人のみ。舞台は主人公の家という限定された中でおこるのは『父と暮らせば』同様戯曲が原作にあるからですが、だからこそ監督の無駄のない丁寧なつくりが生きていたように思います。
重くなりがちなテーマに明るさを加えるのが、ふさの人柄と2人の軍人の掛け合い(漫才のような)ですね。戦争という異常な事態にあっても、そこで生きていく中で明るさやささやかな楽しみを見つけていく。人間の強さを感じました。
そして想いあっていても口に出さない、あきらかなものをあえて出さない、そんな潔さに感服。
長崎に赴任するという過去の永与の姿と病院の屋上にたたずむ彼の姿に長崎で彼を襲った出来事がうかがえます。
もちろん単に年老いて、ということも考えられなくはないけれど。

本上まなみがいい味だしてました。のびのびしていて!
あと、やっぱり明石少尉ですかね。『800 TWO LAP RUNNERS』の頃から松岡さんは好きですね。

さて、岩波ホールの名誉のためにお伝えします。
席に座布団がつけられていました。背中の部分にも(背布団?)。
なので今回はコリコリになりませんでしたよ。
みなさん心置きなく観にいってください。
うちのセンセイはアナログな人なのでブログもサイトもありません。
器を扱うお店をやっていらっしゃる方や彼女の作品に興味がある方は
こちらのメールフォームからご連絡いただけば、作家におつなぎいたします。
遠慮なくどうぞ!
三年坂火の夢」を読んだ後で、見つけましたのがこちらの本、坂道研究家(そんな研究家がいるんですね~)の山野勝さんの「江戸の坂」です。
なんてタイムリーなんでしょう。

江戸の坂
山野 勝著
朝日新聞社 (2006.10)
ISBN : 4022502304
価格 : \1,680


パーッと目次に目を走らせても紀尾井町の三年坂しか見あたらない。
後ろの索引から探すと7つありました!
すでにうろ覚えですが、発火点となる三年坂は7つだったはず。
台東区の蛍坂と千代田区の三念寺坂、霞が関と神楽坂の三年坂が小説の中に出てきたのは覚えてるんだけど・・・。

小説の世界を追って坂道散歩なんていうのもなかなかいいですよね。

それにしても、同じ名前の坂がたくさんあることがよくわかりました。
稲荷坂なんて13も紹介されているし、地蔵坂も9つ。
スペイン坂もなんと2つありました。

ここで気になる坂の名前が!禿坂・・・

はげ坂?

あ、かむろ坂だそうです。

しかしこの本でもゆく道ゆく道、坂がつながっている。
どこまでいっても途切れない坂の町。読んでいてもどこの坂がどことつながってるのか結局わからなくなってきてしまった。
脳みそが退化している証拠です。
こうゆう本は、図書館で借りるのではなく買うべきだなぁ。

僕、絶滅してない恐竜をさがしてるんだ!

図書館にて。
児童コーナーのカウンターを担当していたところ、恐竜の本はどこですか?と質問が。
教えるとうれしそうに、こういいました。
小学校低学年くらいの男の子。
そういえばむかし「将来はゾウになる!」と断言していた人がいました。
本人は、覚えているかな~。



図書館では毎月1度、館内整理のための休館日があります。
その日はひと月の乱れを整えるのです。書架を上から下まで隈なく正しい順番に並べます。
手抜きなんていたしません!

傷んでいる本を修理にまわす。きちきちの棚からは本を抜いて閉架(2軍落ちというと厳しいか・・・。あまり読まれない本や古い本をしまってある書庫のこと)にしまう。行方不明の本を探す。本棚の移動をする。前月の特集本をひっこめて新しい特集を出す。などなど・・・

来館者がいない日にしかできないことってたくさんあります。

棚の本をひとつずつ確認していると、本棚の奥にゴミや別の場所にあるべき本がたくさん隠してあったり・・・
眉間のしわを総動員してしまうこもありますが、こんな楽しい驚きも↓

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おぉ~!本の天(上の部分のこと)に絵が描いてある!!
本たちが普段見せているのとは別の顔を発見するとうれしくなります。

最近特にめげることの多い職場ですが、こんな日は得した気分。

*ちなみに休館日なのでデジカメで撮ってしまいましたが、普段撮影は禁止ですのであしからず。
フラガールを観てきた家主が一言。
「やすこさんが出ていたよ。」

はい?

やすこやすこやすこ・・・

「なんかボロボロ泣けちゃって。鬼目でも泣けるかも知れないから。観てきたらいいと思う。」

ほう。

ということで、観ました。いや、元々観るつもりだったんだけどね。

閉山に追われる炭鉱の町福島県いわき市に、常磐ハワイアンセンターができるまでのお話。
炭坑という仕事への誇り、新しいものへの抵抗。家族の思いや希望、過去のある女とそっと慕う男。
もうこれでもか!と王道てんこ盛りです。
ある意味ベタなストーリーなのに、いったいどうして泣けてくるのでしょうね。

そっと気づかう、影でささえる、人のために泥をかぶる。
なんでもはっきりきっぱりと気持ちを伝えるアメリカ的な文化が主流になる前の、とても心地よい日本の姿「気持ちを察する文化」がそこにはありました。
だから泣けるんだな。
そして、がんばれば夢はかなうということが純粋に信じられる、いや願うことができた時代の生きることに真摯な人の姿に泣けるのだと思う。
母に代わり弟妹の面倒をみる女の子は、ダンサー募集のちらしを握りしめ、今ここで飛び込まなくちゃ一生抜け出せない!と言う。
人には飛び出す時が必ずある。けれどたくさんの漠然とした夢候補がちらちらみえる今のわたしたちは、あれにしようかこっちがいいか、気がつくと乗り過ごしてしまったり。
あの時代の彼女たちにとって、選択肢はひとつしかなかった。
飛び込むかとどまるか。

落ちぶれて田舎でフラダンスを教えることになった女は、生徒の熱意に本当の自分を見つけていく。長年炭坑で働いてきた母親は、真剣に踊っている娘を見て「仕事っていうのは汗水たらして歯を食いしばってやるもんだと思ってた。でも、人様を楽しませるそんな仕事もあるんだね」とつぶやく。

松雪泰子演じる先生に岸部一徳が
「先生、本当にいい女になったな。」
女にとってこれに勝る褒め言葉はないな。

ちなみに、豊川悦司いい男になったな、なんて映画館を出たら目の前に「愛の流刑地」のポスターが・・・うーん微妙。

そんなこんなで、あれ!?やすこ・・・。
あ、やすこ!?

そうです、普通の人で気づかなかったけど、「我輩は主婦である」のやすこさん。出演してました。さすが女優。がんばる母ちゃんやってました。
これまで<赤いトレーナーの女>やら<なまはげ>やら呼んでいましたが<池津祥子>さん、大人計画の人だったんですね~。
先日念願の岡本太郎記念館へ行ってきた。
なにが、念願かというと↓

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こちらの岡本太郎作<犬の植木鉢>です。
前からかわいいよかわいいよと聞かされていたので、楽しみにして行ったわけです。

⇒続きを読む

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部屋の中からのぞいてみると、穏やかな光があふれてました。
外へ行こうよ!
こんな日は。
レインツリーの国
有川 浩著
新潮社 (2006.9)
ISBN : 4103018712
価格 : \1,260


「図書館戦争」の続きにあたる「図書館内乱」という本があります。
で、その話の中に出てくる1冊の本を、実際に出版してしまったのが「レインツリーの国」です。
いわゆるスピンオフってやつですね。
図書館戦争の回を読んだ人には、あれだけ言っといてまた同じ作者の本を読んでるのか?と思われてしまうかもしれません。

しかしこれも図書館員の悲しい宿命。だって本が目の前を通り過ぎるんだもん!

「レインツリーの国」は、作者のいうところの"飛び道具"が出てこない恋愛小説です。ただ、恋愛小説といっても有川さんらしさが溢れています。

10年前に読んだ小説の結末について、インターネットを通じて語り合った"ひとみ"と"伸"。お互いのテンポのいい"会話"に、心が近づいていく。そして"伸"は実際に会おうと提案するのだが、目の前に立つ"ひとみ"はメールの印象とは違っていて・・・

これを読んでまず思ったのは、有川さんは本が好きなんだなぁってこと。そして難しいテーマに一生懸命取り組んでいる。日ごろ本を読まない人にとっても、読みやすくわかりやすい内容になってます。他の方のブログなど読ませていただいても、好意的な感想が多いです。

でも、やはり鬼の目を涙で曇らすことはできませんでした。
まあ恋愛小説自体得意ではないのでなんともいえないのですが、恋愛といえば理屈よりも感情が優先されるもの。(と、いう感じですよね?)しかし、この本の主人公たちは相手への気持ちがつのればつのるほど、自分の気持ちを説明する。(この場合は読者に対して)
主人公が自分は理屈っぽいって断りを入れているのでいいような気もしますが、それにしてもふたりのやりとりするメール、メールを綴っているふたりの心の声。それらがすべてを語りすぎる。どこまでもどこまでも自分の心を掘っていく主人公たち。
どんな人にも多かれ少なかれ傷はあるもの、というテーマはとてもよかったのですけれど、感情移入することはできませんでした。
それと選ぶ女性は見た目より中味。そんな風に言っている伸くんの言葉の端々に女性の見た目を気にしている様子が見えるのですよね。気にしていないつもりで実は気にしている、という裏があるのかしらと思ってもみましたがどうなのでしょう。
うーん、相性悪いんですかねえ。「空の中」の時はぴったりだと思ったんだけどなぁ。

彼女の事情についての説明は、私と同じ側の彼の視点で見ることによってわかりやすく勉強になりました。それだけに、今回は恋愛部分をもっとすんなりと書いた方がよかったのではないかなと思います。メールのやりとりだけで、読み手に想像させるとか。宮本輝の「錦繍」とか好きなんですよね。

もしかしたらこの作者の本を読むには自分は歳をとりすぎた、かも...そうゆう意味では十代のコなんかが読んだ方が感じる部分があるのかもしれない。
ライトノベルに抵抗があるってわけでもないんだけどなぁ。

でもね。実は「図書館内乱」にも予約を入れてしまっているのですよ。
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電車に乗るといろんな広告が貼ってありますが、ここのところのおきにいりはJR九州の<九州デスティネーションキャンペーン>のポスター。朝の電車で会うとうれしくなるね。
賢そうな真っ白い犬が主人公です。
あのポスター終わったら欲しいなぁって、思いはつのります。
先日見たのはとりわけよく撮れていたので、デジカメでこそっと盗み撮りだ!
あれは紀州犬かな。でも九州のキャンペーンだからあちらの方の出身の犬なのでしょうか。
とにかく、いい仕事してます。
たぶんあのコは私より高給取り。

ところでデスティネーションってなんだろ。
ウィキペディアに載ってなかったので、my電子辞書<ジーニアス英和大辞典>で引いてみると

destination
1目的地、行先 2〔商業〕運送先、仕向地 3最終目的〔目標〕 4《まれ》運命づけ(られ)ること 5《古》(人・物を)特別な目的のためにのけておくこと 6〔コンピュータ〕宛先、行先


やはりここは、<九州最終目的地宣伝活動>という訳が正しいって感じ?

こちらでポスター見られます→http://www.jrkyushu.co.jp/tabi/kyushu_dc/index.jsp




すっかり忘れていましたが、10月28日は一周年だったのでした。

日記を書かせりゃ3日坊主でしたが、元来書くことは好きだったので、たらたらだらだら気の向くまま足の向くまま今日はここ明日はあそこと書いていくうちに、あれま1年経っちゃいました。

それもこれも細々と営業している個人商店に立ち寄ってくださるみなさんのおかげです。
読んだ本や観た映画を忘れないように、というつもりで始めたブログですが、やはり読んでくれる人がいると思うとうれしいものです。

とりあえず次の1年続けられますよう、精進する所存にござりまする・・・あれ何故時代劇?
雲の上の散歩
沼田 元気編著
ブルース・インターアクションズ (2005.5)
ISBN : 4860201299
価格 : ¥2,520


雲の上からの手紙
沼田 元気編著
ブルース・インターアクションズ (2005.4)
ISBN : 4860201248
価格 : ¥2,310


はじめて会った時は、旅する盆栽野郎だった沼田元気。
しかしあれよあれよという間に、乙女に喫茶店にポエムにおでかけにと忙しい身となったようす。
不思議ワールドは健在だけど、やっぱり盆栽くんが忘れられない。
いまでもなんとなく気になる存在ではあります。

そんな沼田元気による、またもや趣味と実益を兼ねたような本がこの2冊。「雲の上の散歩」と「雲の上からの手紙」。

一日は長く人生は短い、と彼は言う。
確かに、そんな日もある。子どもの時とは違って、職場と家の往復の毎日。朝仕事が始まって、時計を見ても見てもまだこんな時間?!という日は誰にだってある。でも、長い一日を何度過ごしたとしてもふと思うのは一年の過ぎ去る速さ。このままいったら、空っぽのまま歳をとって死んでしまうのではないかって本気で恐れたりする。
そして焦った人がとる行動が、現実逃避。つまり旅なんですね。
この本では、旅の前後にある退屈極まりない飛行機という存在も、それがあるからこそ旅が生き生きとしてくるんだよと伝えたいらしい。
でも、この写真集を見ているととても退屈している人には感じられないんですけど。
機内や窓から見下ろす町並み、空港の通路や滑走路。ただそれだけの写真がおしゃれです。やはり"みせる"というのは大切だな。
ちょっと褪せたような写真の色もいい感じ。

そんな風に機内で楽しめない人のために提案。
その退屈な時をいかして、誰かを楽しい気持ちにさせよう!
ということで雲の上から手紙を書いてみませんか。というのが「雲の上からの手紙」。なんでもメールですませちゃわないで。
旅をしている自分と同じくらい旅をしてその日の気持ちが誰か届くっていうのは、なにか特別な感じがしませんか。
飛行機がまだ珍しい時代、初就航の記念に雲の上から手紙を出せるサービスがあったそうです。
そんなエアメイルの数々を綴ったのがこの本。

飛行機って耳が痛くなって肩が凝って、窮屈で・・・でも子どもように窓に張り付いて夕日をみたり、窓の小さな穴の存在に悩んだり(上にいくと結晶が穴の回りにできる)おねーさんのくれるジュースを楽しみにしたり。
祖父母の家へ行くのに使った飛行機たち。
そういえば、あんなことあったなぁなんて飛行機の思い出ありました。

torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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