犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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東京のはずれにある"まほろ市"で便利屋を営む多田と高校の同級生で居候の行天。彼らの日常をまったりと描く短編連作集。
確実にゆるい感じではあるけれど、ちょっとイっちゃってる行天のおかげで多田は気苦労が耐えない。そんな日常の奥にふたりの過去が見え隠れ、少しずつ心のガードが取れていく。

登場人物はふたりともぐだぐだですが、要所要所をきっちりしめるあたり見習いたい人たちでもある。いや、行天を見習うのはまずいか。
なぜなら行天という人物、美男子でありながら愛想なし、キレ味鋭く腕っ節が強い。高校の3年間で一度しか声を発したことがないというスゴイヤツ。その"一度"を作ったのが多田という因縁めいたふたりの再会から話ははじまり、腐れ縁になって終わる。

三浦しをん、つるっと読めて面白い。特に"フランダースの犬と少年の回"はよかった。多田が語る言葉は現実であっても希望を失わない。でも、もっとふたりの心の奥をみせて欲しかった。特に行天は、彼のトラウマのあたりがさらっとしすぎでよくわかんなかった。というわけで、直木賞を取るほどなのかどうかはわからない。ま、直木賞に過度な期待を持ちすぎているからなのかもしれません。
これで終わるなら物足りない、続きを期待する作品でした。
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北海道のお土産といえば六花亭。帯広でお店に入った時は、ケーキの安さにびっくりでした。
以前もらった「サクサクカプチーノ霜だたみ」は、甘すぎず苦すぎずうまかった!
今回もらった六花亭お土産は・・・

「どんぐりころころ」
最中の生地でできたどんぐりの中にコーヒークリームが入ってます。
甘さ控えめのやわらかクリームがいい感じ。
最中は、歯にくっつきます。ま、どんな最中もそうですが。
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ちっちゃくてかわいい。12粒。
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「ごろすけ家族」
商品名は北原白秋の<梟(ふくろう)はいまか眼玉を開くらむ ごろすけほうほう ごろすけほうほう>という歌から取ったらしいです。(パッケージに記載あり)
<ごろすけほうほう>という表現、すばらしいです白秋。
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右からホーホー(サツマイモ餡)、ピーピー(りんごジャム)、フーフー(小豆餡)。
3匹の子豚みたいに兄弟と思っていたけれど、サイトを見る限りホーホーとフーフー夫妻にできたお子がピーピーのようです。たしかに、<家族>だし。
人形焼に似ていますが、それよりも生地にバターをたっぷり使っているみたいでコッテリ系です。

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六花亭、凝ってますね~。お土産はかわいいとうれしい。
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友達のお弁当の中からゾルバがやってきた。
心なしかお疲れのご様子。
いったいどこからやってきてどこへ行くのか。
ああ、友人の腹の中へ行くのか、ゾルバよ。
夜の訪問者というのは、なんだか胸騒ぎがするもの。たとえそれが集金のおじさんでも、扉を開くまではドキドキする。
テレビを見ていると、チャイムが鳴った。
遅すぎるという時間ではないけれど、なんだろ?と思って玄関へ行くと
そこには、とろたの兄弟猫を飼っている人が立っていました。

あの・・・ごろぞうちゃん帰ってますか?(とろたのミドルネームは、ごろぞう)
知り合いが・・・道路で・・・白黒模様の猫・・・倒れていて・・・見知らぬおじさんが一生懸命ミルクを・・・でももうだめみたいで・・・

え・・・っと・・・いないですけど・・・

うちのが倒れていた辺りなので、うちのはもういないので(とろたに似た模様しかしとろたよりも美猫さんでした)、ごろぞうちゃんじゃないかって。ひどく衰弱して栄養失調気味だったみたい。

ん?栄養失調?はて。

なんて話していたら、本猫がトコトコと庭を横切って。

あ、そこにいます。生きてます~。

どうみても栄養失調ではない。↓
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ススキがお気に入り。鼻は3点リーダーです。↓
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兄弟猫さんが、もういないというのは、<のらねこの死>とその次の<のらねこの死その後>を読んでいただければわかります。
それに私が関わったので今回とてもとても心配してくださったのだと思う。
途中からありえないでしょ。って思ったけどでも確認しないと落ち着かないものですね。
天国の発見 上
ハリー・ムリシュ著 / 長山 さき訳
 
天国の発見 下
ハリー・ムリシュ著 / 長山 さき訳


読み終わって達成感みなぎった。
それは自らの知識不足がなせるわざなのだけれど。
ユダヤ人の母とナチス協力者の父を持つオランダの作家ハリー・ムリシュ。彼が65歳の誕生日に65歳で亡くなった父を越えた特別な日として、65章からなる小説を発表。自伝的要素の強い作品。

神をも恐れぬ科学をもった人間たちを天上から見つめる天使。ある任務を完了した天使がその結果を報告するという形式で物語は始まる。
言語学、建築学、哲学、天文学、音楽など複数の視点が織り交ざり、そこに第二次世界大戦でのユダヤ人迫害も絡んで話は進む。そしてそれらはすべて<運命の子>と<その使命>とに結びついている。
難しくて意味不明な箇所もあったけど、そこは上澄みだけを吸収しさっさと読み進む。知識部分に引っかかっていると先に進まない。大筋を追っていかないと乗り遅れちゃう。
贅沢をいえば、オランダの政治情勢などについての注があったらなおよかったな。
キリスト教の歴史や謎解きはダビンチ・コードと比べることすらできません。

運命の子クインテンのふたりの父天文学者のマックス・デリウスと言語学者でのちに政治家のオノ・クイスト。父ふたりのユーモアたっぷりの会話は魅力的だ。
知識があるってことは、世界が広がることなのだとわかりきったことをしみじみと。ゆえに私はかなり損してる。
文章表現がとてもうまくて、さすがだなぁと思う。例えばマックスの家にアダ(運命の子の母になる)がいる様子を<人間に秘密を持たない犬がいるのではなく存在そのものが秘密である猫がいるようだ>なんて表している。単に<猫>とするだけじゃなくて、猫そのものを表現するいいまわしが言い得て妙だと思いませんか。
ピンポイントな言葉ではなくて、ひとつのことを別の何かを例えて表現する。普段いかにものをよく見て生活しているかがわかります。自分もそうしたいのだけど中々言葉が浮かばないのです。

すべてが過不足なく収まるところに収まっている感じがする。
最後の最後の展開は、そうきたか~・・・と複雑な気持ちだけど、相手は天使が使わす運命の子クク(クインテン・クイスト)なのだから、収まるところに収まるのです。

本らしい本読んだなぁ。充実。
何年後かにまた読みたい作品です。それまでに知識ついてるかな?

翻訳者の長山さんのサイトオランダ日記で舞台となった場所の画像がアップされています。想像力の限界が来てたのでちょっとうれしい。

やはりオランダに住んでいる方のblogDordrecht便りでは、作者について触れられています。

もし時空を越える能力、タイムリープを持ったとしたらどうするだろう。
人類の歴史や創世をどうこうするなんて大それたことなんかでなく、今になって気づく間違えてしまった自分の過去をやりなおしたいと思うはず。
アニメ版『時をかける少女』は、原田知世主演『時をかける少女』の20年後。彼女の姪の話である。基本的骨組みは原作を踏襲しているけれど、位置としては続編になるのでまったく違う話として楽しめる。
リメイクや2ものって期待はずれが多いけれど、ひとつのテーマをまったく別の視点から作り直した本作は期待を裏切りません。

主人公紺野真琴はもっともっと単純に、その力の意味など一切考えず、食べはぐったプリンのために前日のついてない自分のためにささいなことに使い倒す。
そしてある時、自分の都合で過去をやりなおしたツケがくるというわけです。
あんなに思いっきり泣いて、笑って、怒って、飛んで・・・若いなー。

話の展開における間が絶妙によかった。
タイムリープする時のすばやい連続的な流れと周りの景色をゆったりと追うことで心情を表してる感じは、見ていて感心した。最近のアニメはすごいですね。俳優がいるわけではないので(当たり前だけど)アニメはすべて監督次第ってことなのかな。細田守監督はアニメ界では注目の人らしい。
そして、しっかりとキャラが立っている。
客観的にストーリーだけを追えば疑問に感じる千昭の言葉も、彼の立場になれば理解できる。それは他の登場人物も同じ。

と、いろいろ理屈こねてみましたが観ている間は素直に笑ってました~。
キャラクターデザインがエヴァンゲリオンの貞本義行。
美術監督が数々のジブリ作品を手がけた山本二三。
どうやらスタッフも才能ある方々だったようだ。
有名俳優がずらりと声をやっているとそれだけで先入観ができてしまうけど、今回はほとんど知らない人だったのですんなり入れたのもよかったです。

超ポジティブで恋愛ベタな主人公をかわいいなぁと思い、またタイプの違うハンサム男子を両手にかかえるという世の乙女の夢もかなえている彼女を羨ましくも思い。
でも、17歳の自分が観たらきっともっとよかったと思う。
もし時を越えられるなら、連れてきて見せてやりたい!

笑ってほろっとしてそして実は結構いろんなメッセージが詰まった映画です。
終わって隣にいる相棒と「おもしろかったねー!!」って、文句なしにおもしろかったねって言い合える映画はあまりないよ。

今、新宿のテアトルタイムズスクエアでもやってますね。
あそこはスクリーン広いし浮遊感抜群なので一緒に飛んでる気分になれることでしょう。

原作はこちら↓
時をかける少女
筒井 康隆〔著〕
日本は、さんご礁の北限と流氷の南限だということ知ってましたか?

魚の顔面博覧会で有名な中村征夫さんの写真展。
恵比寿の写真美術館には約150点が飾られていて見ごたえありました。
まばゆいブルーの海から汚れてくすんだ海まで。
あらゆるところに海があって、そこがどんな環境でも生き物もいる。
人間の影響はささいなことでも大きな結果となるのだなぁということがよくわかる写真展でした。

海外の海、日本の海、中村さんのライフワークである東京湾におもしろ魚コーナーときて、
最後の部はモノクロで撮る海中写真。
色がないということが、結果としてそのものの姿かたちを明確にしていてカラー写真から受けるよりもずっと惹き付けられた。
見ていると吸い込まれそうで怖い。海の本質を表しているようでした。
モノクロの静謐さ。そして何より美しい写真でした。
実物大のクジラの写真も圧巻。

海の写真ときくと、カラフルできれいな写真なんだろなーって軽く思ってたんですがさすがでした。
2万7000時間も潜っていた人にしか撮れない、わからない世界を見せてくれた。

それにしても魚って、動物を使った名前が多いですね。
オオカミウオ、ネズミフグ、ネコザメ、ウミウシ、カエルウオ・・・
あ、ウミウシは魚ではないか。
大量のウミウシ写真を見ながら、いしいしんじの「ポーの話」を思い出した。意味不明だったけど、ウミウシのおじょうさんたちはこんなにも美しかったのですよ。名前もステキ。

本日で写真展は終わりですが写真集がでてます。


第18回東京国際映画祭、史上初の4冠獲得は根岸吉太郎監督作品『雪に願うこと』でした。
なのにずい分扱いは地味でしたね。気がついたら終わっていたというか。世間の評価は映画祭とは違ったということなのかな。
帯広、ばんえい競馬、というふたつに惹かれて観た映画。いろいろと凝った演出の映画が多い中シンプルで素直にはいってきました。

東京で行き詰った主人公が行き場をなくし、調教師の兄が運営するばんえい競馬の厩舎で働くうちに自分の弱さを見つめなおす。経済の発展地東京で破綻した弟と年々さびれていくばんえい競馬で生きる兄。ふたりの生き方と地方と都会のそれぞれの現実が描かれている。
ストーリーはありきたりといえばありきたり。

佐藤浩一は、やはりカッコイイ上司などよりも不器用な古い男を演じた方がかっこいい。
主人公の伊勢谷友介はハンサムでした。こんなに彼をきちんと見たのははじめてかも。(『CASSHERN』は、もう呆然としていたので。)美男子っていうのはこうゆう人をいうのですな。スクリーンの中でひとりだけ浮いちゃうくらいハンサムだったので、厩舎で働くの面々の湧きあい合いの中で主人公を浮き立たせるにはかえってよかったのかも。

普通に演じることができる、ということを最低基準にすると役者をみて演技が上手いと感じるのはどこなんだろう。
この映画も脇のみなさんはいい味だしてるなぁと思いました。
でも伊勢谷くんのように顔が良くて人気のある人というのはそうゆう意味では損をしている気がする。
演技よりその姿に目がいっちゃうので、他の役者の倍うまくなくちゃ認識されないというか。
ふと、そんなことを思った。

でも何に一番喜んだのか、torotaを知ってる人ならわかりますね?
そうです、馬。
帯広の早朝、雪に沈む家々の屋根、歩く馬から立ち上る湯気。
吐く息が白いというレベルではなく、白いもやの中をゆくのだ。
レースの時はたてがみを編みこんでおしゃれしている馬たちがかわいい。勝たなきゃ意味がない、金にならなきゃ肉になる。そういいながらも厩舎で働く人の馬への思いが伝わる。
ちなみに映画でウンリュウという馬をやっているのは、本名をマルニシュウカン(!)という現役レース馬だそうです。

原作は帯広在住の作家鳴海章の「輓馬」↓
輓馬
鳴海 章著

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花ニラって呼んでいたので、食べるニラとは別物と思っていたけれどこれこそ本物のニラでした。
ニラが生えてる家ってどうなの?
花が咲く前に摘めば食べられるらしい。
これからは食べようか。でも、この花けっこうお気に入りなのです。
「デスノート」を読みました。
今の少年誌ってすごいんですね!あのすごい文字量と人間不信になりそうなくらい裏の裏を読んでいくあたり小学生に理解できるのでしょうか。
しかし売れているだけあって面白いです。残念なことに11巻までしか借りていないので、蛇の生殺し状態。最終巻プリーズ!

死神リュークが人間界に落とした"DEATH NOTE"を使って主人公が自分の理想の社会を築こうとするお話。なのかな?
途中からずいぶんゆがんでますからね、ライトくん。うすら恐ろしい世界なんだけど、浦沢直樹の「20世紀少年」に比べると確実に架空の話なので、視点としては主人公ライトと彼を追い詰めるLというふたりの天才の勝負をひたすら面白く読める。
ただね~、こうゆうの読んで変な方に影響受けちゃうお子さまがいるとちょっと・・・(すぐこうゆうことが気になるなんて、ああ、年を取った証拠だね。)

かくいう私も本や映画を観るとすぐにそっちの世界へ妄想入っちゃうので気をつけねば。
映画化作品にはまったく興味がなかったのですが、コミックを読んだ勢いで、なぜだか行く気満々になってしまった。ああ、影響受けてますね~。
で、行ってきましたよ。

「ダ・ヴィンチ・コード」を抜いて第1位!鑑賞後、8割以上が絶賛!
ってことでしたが・・・
映画館へ入る瞬間、どうしようか迷った心に従ったほうが正しかった・・・か?
いやいや、どんなものでも観てみないとホントのところは語れませんからね。
などと、考えてしまうくらいな感じでした。
つまり、私は8割には入らなかったということで。
コミックを読んでいなかったら逆によかったのかもしれない。でも、コミックを読んで面白いと思った人がくるのだろうし。難しいところですね。
原作にはいない登場人物としてライトの幼馴染を入れたのは正解だったと思う。うまく使ってました。全体的に原作に忠実なんだけど(だからその部分がまったりした)映画独自の展開となる最後の最後は目を見張りました。そこはよかったので、まっさらな状態で観たら案外いい映画なのかもしれない。
あれだけのひとり芝居ができる藤原くんはさすがでしたよ。L役の松山くんも雰囲気でてたし。しかしリューク・・・

今回はなにが印象的ってエンドロールですね。
まず、リューク/中村獅堂に驚き撮影場所に品川図書館がでていて、あのシーンは品川だったのねと感心。そして最後に協賛メーカー各種の中に<有斐閣>の文字。
おー!ゆうひかく!
なんか妙に印象的でした。

後編は誰も知らない結末へつれてってくれるらしいけどどうするかな~。うー、その前に最終巻読みたい。
イルマーレ
  キアヌ・リーヴス&サンドラ・ブロック。このコンビには弱いのかしら。めずらしく恋愛モノに心惹かれました。どうやら犬もでてくるらしいし。しかし、サンドラは出世しましたなぁ。
キャッチボール屋
  単に大森南朋が好きなので。30代職なし男が始める、10分百円のキャッチボール屋。
  ほのぼの映画ですね。
フラガール
  ステレオタイプな内容らしいですが、楽しそうかなと。常磐ハワイアンセンター誕生の実話。
  しずちゃんのフラダンスは必見か。
ストロベリーショートケイクス
  魚喃キリコ原作&最近この監督さんの記事をよく見るので。
ナチョ・リブレ覆面の神様
  修道院で育てられた一生懸命なだめ男ナチョ(ジャック・ブラック)がタイガーマスクさながらにプロレスラーとして活躍する。と思ったらタイガーマスクの原案といわれるメキシコの伝説的レスラーの話を元にしているらしい。涙あり笑ありの感動作をコテコテに作ってください!
ウール100%
  サンダンスNHK国際映像作家賞受賞作。前から気にしてたのが遂に公開。
  おばあちゃんが岸田今日子、吉行和子ってだけでも気になります。
紙屋悦子の青春
  「戦争レクイエム」三部作の黒木和雄の遺作。
トリノ、24時からの恋人たち
  映画博物館で働く男、ハンバーガーショップで働く女と車泥棒のその彼。
  イタリアならではのおしゃれ感を楽しみたいの。
『イカとクジラ』
  家族会議で両親離婚!頼むから待ってよ。だって「猫はどうするの?」←このフレーズで一撃。
  見に行きます。ええ、行きますとも!
オタク女子研究
杉浦 由美子著


以前仕事でヤングコーナーを担当していました。
(この辺のことはちょろちょろ書いているので知っている人もいると思いますが)
ちょうど児童コーナーに来ていた子達が部活や塾で忙しくなり来なくなる。自分に合う本がないなぁと思っている子が来なくなる。そんな中学生以上の子たちを対象としているので、ヤングコーナーにはライトノベルがたくさんあります。
図書館って楽しいよって思ってもらうわけですよ。ま、エサですね。
しかし、その中に怪しい一団が。
ライトノベルのレーベルからでていて、イラストがかわいいというだけでヤングコーナーにまわされてきてしまうその本。
つまりボーイズラヴ本。

担当になったあかつきには、好むと好まざるとボーイズラヴに詳しくなります。
torotaが好んだかどうかは、ご想像におまかせしましょう。
最近は図書館も予算がないので買わない傾向にあると思いますが、内容をみて、まあいろんな内容がありますから、あまりキワドイ描写がないのはいいか、などと選書してたまには図書館に置くわけです。

でも、実際にはどんな年代の人が借りていくのだろう?
そもそも何故そうゆうのが好きになるのだ。
いつからボーイズラヴって呼ばれるようになったのか。
いろいろ疑問が出てきます。

で、この本が出たときそれはそれは期待して、予約を入れたのです。
それが最近やっと回ってきたので読んでみました。

「オタク女子研究 腐女子思想体系」このタイトルとイラストから、読みやすくしかも歴史や思想を統計的に調べてあるのだろうと思って手に取ったのですが結構普通のエッセイでした。
いや、エッセイのつもりではないのかもしれない。でも、統計は載ってないし、インタビューも少ない。自分の体験をベースに書いているようでした。同じことを繰り返して書いてあったり、内容があやふやだったり。ちょっと期待はずれ。
腐女子とはこうゆうものです!って言い切ってたけど、ほんとにそうなん?違うタイプもある気がするな~。
他のオタクと称して、秋葉系男性オタクやコスメオタク、文化系女子、負け犬女性などと比較して書いてあるのですが、腐女子についてよりも比較相手のことの方がきちんと調べているのかな。
後半の<非モテ>女性についての内容は、面白かった。ああ、あたしもそれなのか!?とか思ったりして。

読んでから調べたらこの本についてはかなり盛り上がってるみたいですね。
間違いがたくさんあるということで。
bk1の書評も面白かったし。いつもより書評を読んでいる人が多いみたい。
これも腐女子のみなさんのパワーなのでしょうか。
反論書評を書いているのはやはり腐女子の人たちなのでしょうね。そっちを読んだ方が「オタク女子研究」になるかも。
ディズニーランドに行くと(ずい分行ってないなぁ)まずお約束のようにカリブの海賊に乗ってしまうtorotaです。

というわけで、
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』を観てきました。
前作は予想外に面白かったですね。しかし、今回に関してはいろいろな意見を聞いてしまっていたので、あまり期待はせずに行ってきましたよ。

ジャック・スパロウを助けた罪で結婚式当日に捕まったふたり。
助かる見返りとしてジャックからある鍵を取ってくるように言われるのですが・・・

感想としては、

長い!

あの内容で150分は長すぎる~。
言われているように無駄なアクションシーンが多い。もうわかったから次に行こうよと何度思ったか。やってる人たちは楽しいんだろうけどね。
3作目へのつなぎだからでしょうか。内容も微妙でした。
でも、楽しかったですよ。期待してなかっただけに。
この手の作品はみんなでワイワイ観た方がもっと面白くなるかも。

ハリウッドは売れるとシリーズ化するけれど、そうなるとつまらなくなってくるんだよね。『マトリックス』も3だけ観てないし、『M:i:Ⅲ』も観てないし、はたして『パイレーツ』最後までいけるでしょうか。

それにしても、どうしてアメリカ人が考える化け物とかって、グロテスクなんですかね?生えてるフジツボは食べないでくれ~。そして何故、恋に狂った海賊があんな塩辛おばけに?
(たぶんタコと思うのですが、どうしても<塩辛野郎>と呼んでしまうの・・・)
西洋の人が生魚系キライなのがよくわかりましたよ。
あんなイメージなのね。そりゃ気持ち悪いよ。

本編と同じように長ーいエンドロールが終わるとお宝映像が!
これは1よりもいいです。
耐えた甲斐があったなぁと満面の笑みでお家へ帰りましたとさ。
あなたに不利な証拠として
ローリー・リン・ドラモンド著 / 駒月 雅子訳


久しぶりの海外小説。ハヤカワ・ミステリ。ペーパーバックぽいのがうれしい。なんか海外ミステリ読んでるなぁって気になるじゃないですか。制服警官という職業を選んだ5人の女性の職業柄の悩みや生き方についての短編連作集。

作者自身が制服警官だったので、職場の仲間とのやりとりや事件への対応などリアルに描かれていてる。アメリカの警官ってこうゆう感じなんだな。日本の警官は本当のところどんなだろ。
しかし本書は事件は起こるけれどミステリではない。警察小説といってしまうのも暴力的な気がするし。なぜなら、訳者にもよるのだとは思うけれど、ひとつひとつ繰り出される言葉がとても美しいのです。ひとつひとつの出来事を丁寧に描いています。
読んでいくうちに主人公と同じように自分も臭いを感じ、耳をすます。
特に最初の登場人物キャサリンは強く感じました。

自分の子どもの頃の音(思い出という映像ではなく、子ども時代を象徴する音)はなんだったか?

という問いに、私もしばし頭の中を捜索しました。
彼女のようにはまだ答えがでていないけれど。


他の方々のブログには、タイトルの意味など載っていました。
楽しく読ませていただきましたので興味がある方は訪ねてみて下さいね。
本読みを哀れむ歌
うさぎ書店~仮想本店★本読み日記~
この夏は風流に風鈴をぶら下げてみました。
といっても、電気屋の景品なんですけどね。

しかし最近の住宅事情ではそんな風鈴の音さえも、ご近所迷惑の元になるみたい。

知り合いは「セミの音がうるさい」と近所から苦情がでて、飼ってもいないのにどうしろっていうんだ。そもそもうちのせいなの?
って悩んでました。
どうやらその地域にはセミが好む大きさの木がその庭にしかなかったらしい。
見るとびっしりセミが止まって、確かにうるさかったんだそうな。
窓を閉めていたし位置的に自分の家にはあまり響かなかったらしい。

窓といえば、夜はともかく昼も開けている家は少ないですね。
デンコちゃんじゃないけど、経済的にも精神的にも扇風機派のtorotaです。

暑い→クーラー→室外機からの熱風→さらに暑い
ってのに、耐えられないんです。

植木の水遣りをかねて、打ち水をすると比較的冷たい空気になります。
とはいえ職場ではクーラーついてるわけでして、日中はそこそこ快適に過ごしてしまっている手前えらそうなことは言えないですね。

そんなこんなで気がつけば9月。
ちょっと前は大合唱だったうちの鈴虫も、ひとり減りふたり減り。声が小さくなってきました。

リーンリーンリーンリィー・・・

がんばれスズオ!子孫を残すその日まで!

外では

リリーリリー

秋に鳴く虫といえば、

あれ、マツムシが鳴いている~チンチロチンチロチンチロリン♪(聞いたことないですけど)

しかし、チッチロリ、チッチロリ(すばやく!)っていうのはなんなんでしょう。
マンションの植え込みから聞こえた音は、あまりにもすばやく、おじょうさん呼ぶ声じゃないでしょ~って笑ってしまった。

夏の終わりから秋にかけて聞こえる虫の音は草の中から聞こえるものと思っていたけど、今年は木の上からもリーリーリーと聞こえる。妙に気になっていたのですが、雑誌「東京人10月号」巻頭に小沢昭一さんのとってもタイムリーなエッセイが載ってました。

いつの頃からか上から聞こえる虫の声に「可哀そうに、草むらもなくなって木に登って鳴いているのか」と思ったそうですが、これはアオマツムシというそうゆう種類の虫なのだそうです。
滅びかけていたのが中国からまた入ってきて定着したらしい。

そうか、そんなヒトだったんですね~。

しかし、姿はわからず。音だけが響く秋の虫。

torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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