犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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京都で買ったものはこんな感じ。

縁起物

六角堂の幸福鳩みくじと合掌地蔵お守
称念寺の猫守り
下に敷いているのは永楽屋の小風呂敷き。
モモンガが可愛いけれど、一匹の大判のものがホントは欲しかった。
その他、六角堂、下鴨神社の手ぬぐい。
ちなみに智積院は宿泊すると手ぬぐいがついてくる。

京都おみやげ縁起物


竹笹堂

京都おみやげ竹笹堂


紙でできているが木版画なのでお値段は高い。
にぎりしめて歩いた雑誌記事とは値段が違っていた。
けれど、
多色刷りになればそれだけ手間がかかるからいたしかたのないこと。
じっくりお財布と相談しながら選ぶ。

裏具

京都おみやげ裏具


左のご祝儀袋は厚川さんで使用したら、とっても好評だった一品。
買ってよかった。もっと買えばよかった。ってご祝儀袋ばっかり買ってどうする。
右側の小さな箱は<まめも>
メモ帳です。お土産にぴったりでした。
その他ハガキなど。

あとは、珈琲豆とお菓子を少々。
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10時に京都駅で待ち合わせしたオバチャン。
「ねー?!やっぱりいつもと違って楽しいでしょう?」と終始ご機嫌なのだ。
で、ねえねえひとりの間ステキな出会いとかあったりしたあ?などとにんまり顔で。
ええ、ええ、若い男子といえばお坊さんでナンパといえば年老いたきむにいさんですよ。なにか?

どうやら彼女の友人で、同じように旅先で待ち合わせしたらその間に年下の男子と仲良くなって・・・という人がいたんだそうな!
そんなドラマみたいなことってあるんですねぇ。
どこにあるんだー。

智積院→奥丹→南禅寺→下鴨神社→竹笹堂

さて、今宵は宿坊泊なのです。
三十三間堂のすぐ近くにある智積院の宿坊です。
電話で確認して、まずは荷物だけ先にあずかってもらうことにした。

京都5智積院


のびのびしていて、感じのよいお寺。
でも地味なのか、まったく存在を知らなかった。知らなかったっていうほど、京都のこと知らないんですけれど。
本当はもっと「寺」っぽい宿坊に泊まりたかったのだけれど、ここは会館なのでちょっと残念に思っていたのだ。
そんなこと吹っ飛ぶ。
庭の植木も整えられている中で、ゆったりしているというかせこせこしていないというか。
お若いお坊さんたちからは、すれ違うごとに礼儀正しく挨拶をいただく。
お寺という世界ではあたりまえのことなのかもしれない。そしてそれがあたりまえにおこなわれているからなのか
彼らからの言葉は、歳の離れた後輩からうけたような、なんともいえない清清しさがあるのでした。

京都6智積院2


金堂では、五色幕が風にはためいている。

京都7智積院3


ここが本日の宿泊施設です。

京都8智積院4


なぜか南国シーサーのごとき狛犬。こっちは・・・吽ちゃんかな?

荷物を預けて、本日のメインイベント!
オバチャンが京都に行きたかった理由、それは奥丹で豆腐料理を食べるであった。
そして、南禅寺はオレにまかせろ!です。
前回の<大人の修学旅行<京都>3日目>にて、南禅寺は予習済みかつ何度行ってもいいに決まってる。
奥丹南禅寺店へ。
基本のお食事はひとり3000円。
湯豆腐、胡麻豆腐、とろろ汁、木の芽田楽、精進揚げ、ご飯、香の物

京都9奥丹


木の芽田楽が非常においしかったです。

京都10奥丹湯豆腐


湯豆腐!これ、二段になってるんですよ。わかるかな?
残念ながら味には鈍感な人間ですが、それでも十分おいしいお味。

南禅寺三門から

京都11南禅寺


この後、下鴨神社へ。
下鴨神社といえば、糺の森。糺の森といえば「下鴨矢三郎」

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森見 登美彦

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ここのどこかに狸が潜んでいるのかと、おもうとまたうれし。

ふたりで写真撮るよーと万能三脚を立てたオバチャンにシャッターの瞬間、横腹くすぐられ。
縁結びの社はどこだーとどうやら期待とは違ったご様子。
それもさりなん。
鴨長明ゆかりの摂社、河合神社、いい!

京都12下賀茂神社


下鴨神社からバスで中心へ戻る。
京都御所近くで降りて、念願だった竹笹堂へブックカバーを見につきあってもらう。
が・・・
行けども行けどもみつからず。
親切なおばさんに近くまで連れてきてもらったのに、ない。
通りをワンブロック越えて、違う住所に入っても、ない。
どうやらこれが成れの果てでは、という建物、あり。

みなさん、情報は鮮度が命よ!
友達から借りた雑誌をコピーしたのはいったいいつのことだったか。るるる~。
われに返って慣れない携帯で検索して、やっとこ新住所をみつける。
同じ西洞院通りをずーっとずーっとのぼったところにありました。

その夜過ごした宿坊は質素ではあったが、なんら普通の旅館と変わりない。
浴衣ありドライヤーありテレビありお風呂はぬるかった。
翌早朝、金堂でのお勤めと明王殿での護摩供養に参加して、庭園と収蔵庫の長谷川等伯たちの作品を見せていただく。
本来ならお茶とお菓子でゆっくりと、だったようだがその日は仏門に入るための大事な儀式があるというので説明のみ。
長谷川等伯も入れ違いに東京へ出稼ぎにいってたので会えず。
(これも縁だなと後日、国立博物館に行ってきた。会えました。)
宿坊泊は値段も安いし普通では経験できないこともできる。
特にお勤めの様子は、お経というより音楽を聴いているようで不思議な空間だった。
護摩は炎ごんごん燃えてるし。
癖になりそう。

三十三間堂→十二段屋(支店)→安井金比羅宮→建仁寺→祇園小石

宿坊をあとにして、こんなに近くにいるんだからと三十三間堂へ。
案の定リアル修学旅行生がたくさんいる。
彼らと彼らのタクシーガイドさんについて、説明を聞く。
運転手さんは「婆藪仙人(ばすせんにん)は、しっかりみてくださいよー」と言っていた。
それにしても堂内、寒い。
ずいぶん長居をしていたようで、お昼時。身体はすっかり冷気に包まれ、あちらこちらと祇園をうろつくが優柔不断で決まらない。
結局本日も十二段屋へ。
でも支店。

京都13十二段屋ふたたび


これが食べたかった名物定食。

ひと心地ついて、歩いてオバチャン本日のメインイベント!
安井金比羅宮です!
参道はラブホです!

悪い縁を切り、良縁を結ぶとのことなのだが
それにしても絵馬の内容は物騒で背筋がこおります。
ライバルのホステスを蹴落としたいとかだれだれさんとだれだれくん別れちゃえとか・・・
なんかちょっとちがうんじゃないかい。

京都14安井金比羅宮猫


殺伐とした中の安らぎ猫。
このためにきたオバチャンは、縁切り縁結び碑に形代を貼って碑をくぐる。

京都15安井金比羅宮


またきた道を祇園にもどり、建仁寺へ。
法堂にて、小泉淳作画伯による双龍図をみる。首がいたくなるほどみた。
ここはずいぶん太っ腹のお寺。
俵屋宗達の風神雷神も写真撮り放題なんですね。
それもこれも精巧な複製だからなんだけど、撮れなくてもホンモノがみたい気がする。

京都16建仁寺


甘味を食べようと祇園きななへ行くが、女子長蛇の列にて退散。
祇園小石にてパフェを食む。

京都駅にてお土産購入、オバチャンとお別れ。
京都タワーの大浴場を堪能し帰りの夜行を待つ。
京都最後の晩餐はマック。
年内にフィナーレ。
いやあ、よかったよかった。
京都に永住ですか?
と、言われ続けて何ヶ月。
帰ってまいりましたよ。いや、ずーっと前に帰っておったのではありますが。
そんなことは知ってますか。そうですか。
放置するのも心がいたい。かといっていまさらだらだらいくのも見えたゴールが遠退きそうで
ここは、ざっくりいきますよ。
いまさらですが。はい。

さて、これから読んでみようと思うみなさん。
以前を思い返すもよし、そのまま読み始めるもよし。
とりあえず、前回のおさらいをしてみますと。

京都で待ち合わせするって楽しいでしょ?と、オバチャンにのせられ夜行バスで京都に到着。
歯がカチカチするくらい寒い小雨の京都をひとり、あっちへうろうろこっちへうろうろ。
夜は四条河原にある9hoursに泊まりまして、初カプセル体験。
そして今回は・・・

朝7時に宿を後にして散歩がてら六角堂へ。10時に京都駅で待ち合わせのため脳内シュミレーションはばっちりなのだ。
9hours→六角堂→スマート珈琲店→池田屋騒動跡地→本家船はしや

まず、歩いて六角堂へいく。
宿から近かったから、そこで売っている”幸福の鳩みくじ”なるものを好きそうな知り合いがいるから。
というだけでむかったわけだけど
強く念じていない場所ほど、ぐっと心にきたりすることがあるわけで。
出勤前であろう地元の人々が次々と門をくぐり、そしてくぐる手前で頭を下げるその姿にぐっときた。
それだけで、一気に好印象。こじんまりとした様子もかわいらしい。

京都1六角堂


さて納経所の扉をあけて、見まわすが目当ての鳩がいない。
声をかけると「あー、売店はまだやってないの」とおじさん。
「あー、まだ早いですもんねえ・・・」
売店はがっちり柵の中。
すると、鳩だけならいいよって売ってくださいました。
自分には、六角堂手ぬぐいを。(これは納経所で売っている)

そこから歩いて、念願のスマート珈琲店へ!
朝食はこれと決めていたのだ。

京都2ホットケーキ


この厚さ。ああ、ホットケーキうまし。カフェオレも優しいお味。

三条駅、鴨川方面へ

京都3池田屋


この時、池田屋騒動跡地を龍馬暗殺の地だと信じていたワタクシでした。
行ってびっくり。違うじゃん!
お墓いったなら、最期の地へも、という意気込みでしたのに。しかも、チェーン店居酒屋になってるって・・・
さらに、本家舟はしやで”福だるま”というボーロのようなお菓子を買おうと思っていたのが
絶賛品切れ中。
確かに、ネット品切れだった。でも、ネット通販用が品切れで店にいけばあると思っていたんだ嗚呼それなのに。
がぼん。

しかし、朝の鴨川はのどかで、本日はいい天気になりそう。

京都4鴨川猫


猫がいるのわかりますかね?日向ぼっこしたり、じっと見合って牽制していたり思い思いに過ごしている猫たち。
いいなぁ。
このヒトは、写真外の猫と見合って見合って~の最中です。

ふと気配を感じると後ろから軽トラがきて、ぴったりと伴走です。
なあに。ナンパですか。
はい。作業着をきたきむにぃさんがさらにお年を召した感じのオジサンでした。
ひとりできたのぉ。どしてひとりなのぉ。
なぜかおいしい冷麺屋を教えてくれた。

京都4鴨川


うむ。今日はいい天気。

というところで、こよいはこの辺にいたしとうござります。
さて、腹減りへり腹。寒いし濡れるし休みたい。
そんな3月のわたしは、よろよろとお腹を満たすことを考えながら安井金比羅宮を横目に、建仁寺の前を通過し祇園へやってきた。
お目当ては十二段家
京都に食べ物屋は数あれど、どうしても母の跡をおってしまうのが自分なのだ。(というか自発的意見なしのため。うまいものに関する嗅覚は受け継がれなかったため・・・)ユースに泊まるような学生時代の旅行でもおいしいものに出会うのが母らしく、このお店の話もよく聞いた。
夜は高いし昼でもしゃぶしゃぶなんてとんでもない!
だからお昼にお茶漬けの定食を食べた。そしてそれがとてもおいしかったそうだ。
女優さんもいたとか、お店の建物がよかったとか。そして、どうやらみんなで一杯やったお猪口がかわいかったとかで・・・もう時効だからいいか。ひとりが会計している間に、ぴょうっっとみなさんで。
あああ、時効ですよね。

ということで、花見小路をいったりきたり。
現在は本店と支店があって、本店ではお昼ははなまるマーケットでも紹介されたというすき焼き弁当2100円のみ。お茶漬けを食べにきたんだけれど、本店の中に入りたい。肉、お茶漬け、値段、本店・・・ううむ。
いざ、本店へ。
ひとりではなんとなく敷居が高かったものの入ってしまえばこっちのものさ。

京都9十二段屋


お肉が柔らかくておいしいです。ええ!ほわって口の中で溶けるんですね!丁寧語になってしまいます。
そしてまるで知り合いの家に遊びにきたようなリラックス感。実は、由緒正しき美術品に囲まれているのですけれどね。高級なものがこんなふうに普通に使われている(実際使ってはいないけれど)隔離されて上の方に、高いところにいるのではなく同じ空間にいてくれる。普通にしててくれる。それって一番贅沢で正しい飾り方なんじゃないだろうか。
昔のお茶屋を使用しているという本店の内装も必見の価値ありです。

お店を出るとしとしと雨の中、次なるミッションは裏具

京都通の友人に、京都に行くならぜひ!と、偵察に出された。
オリジナルの文房具を扱うお店だという。よし。文房具はオレにまかせろ。
地図を見ながら建仁寺周辺をぐるっとまわる、摩利支天堂の狛犬ならぬ狛猪がかわいい。

京都10建仁寺いのしし


一本道を奥に入って、あちらこちらを見廻しながら歩いていくと、これ観光客は絶対に見逃しますっていうくらい路地の中にあった。ウェブサイトによるとここもお茶屋を改装して店舗にしている。古いと新しいがミックスされた文房具たち。小さな店内にところ狭しとならんでおります。
値段が高いか安いかは人しだいだけど、みなさんがっつり購入されている様子。ここで購入したご祝儀袋でイトコ(陶芸家通信の厚川さん)ご結婚の折にお包みしたのですが非常に好評でした。水引部分も紙でできていてかわいいんだよなあ。あれはヒットだった。
アテもなく祝儀袋3つも購入。

京都11裏具


ところで、本日のメインを覚えていますか?
河井寛次郎記念館
朝が早いと1日が長い。けれどあまりのんびりもしていられない感じになってきた。
途中、六波羅蜜寺にご挨拶。六波羅探題ってこのあたりにあったのかしら。空也上人とはポスターでのご対面。
民家の間をぬってぶつかった五条通を越えると、これまた普通のお家と並んで河井寛次郎記念館があった。

京都12かんじろさん


日本民藝館へ行けば柳宗悦や濱田庄司の名前とともに河井寛次郎がでてくる。けれど、具体的にはどんな人でどんな作品を作っていたのかなんてことはよく知らなかった。じゃあどうしてここにきたかったのかというと、テレビで彼のことを取り上げていたのを見たとき、こんなエピソードがあった。

戦争に負けてああどうしようと負の考えに陥りそうになっていたとき、
「新しい自分が見たいのだ 仕事する」と復活。
すごい!すごい人だこの人は。
と思ったら、すごく会いたくなった。その人が住んでいた場所に行きたくなった。
そして、実際に会ってみたら(ああ、ご本人には会えないのだけど)とてもよい場所だった。
自分の気に入らないものは置かないという部屋の中はぎしぎし鳴る板、寒いトイレ、登り窯。いたるところにあるおおらかな作品たち。木彫りの作品は”ともだち”みたいなのありましたね。少々岡本太郎とかぶるのかも知れない。
そして、猫の置物がかわいい。お庭にいます。

寛次郎さんちのご近所さん。お外へ出たい誰かがいます。

京都13白い影


猫といえば、この頃我が家のとろたさんは自らの足をチキンにしようと画策中でした。
どうやっても治らない足に、ここは神頼みしかないのだろうか。
ならばここへくるしかないのではないかと称念寺へむかう。
単にタビリエに載っていた猫守りがかわいかっただけだったのに、思いのほかに難儀した。
雨、バス、道、寒い。(バスターミナルで下ろされたときはめげた。)
もしやすごく小さな地元のお寺なのか。詳細地図の必要に気づいたのは後の祭り。
たぶん、ここだろうというところでバスを降りたぶんこっちだろうと歩く。
さすがに日は暮れて、不安になり道行く人に訊いても回答得られず。

しかし、ここまできたら意地なのだ。とろたのためならえんやーこーら。
が。
たどり着けば、寺は閉まっておった・・・
ここまできたのに~と泣きが入りつつよくみてみると、隅のほうにお守りが置いてある。
小さな箱へお金を入れる仕組み。
のどかだ。
ふたつ購入。600円なり。ちゃりん。

いいかげん外は暗い。
そしてどうやら疲れてきたらしい。京都駅で荷物をピックアップして今宵の宿へ。
荷物を置いてふらふらする元気もなかったのに新京極のロンドンヤでカステラまんじゅう食べたら元気でた。
まだ18時30分。

京都13-2まんじゅう


お店をひやかし四条通を八坂神社方面へ。
いくらなんでも永楽屋店舗多すぎやしないだろうか。てぬぐい好きでもいい加減あきる。
にしんそばでも食べて帰ろう。入ったお店はにしんそば やぐ羅

京都14にしんそば


地元の人がくるお店のようで、落ち着いて食べる。おいしいんだね、にしんそばって。
そして店を出て気づく。当初行く予定だったのは向かいのお店だったということに。
帰りがてら御多福珈琲でブレンドをいただく。
常連のお客さんがカウンターで賑やかにしていて、こんな店近所にあったら楽しいだろうな。
でも観光客としてのわたしはちと疎外感。

本日はカプセルday。
9hoursというホテルに宿泊。初カプセル戸惑うこと多しですが、ホテルの中はこんな感じでした。
だ、誰もいないよ。

京都15バスルーム


京都16ベッドルーム



裏具についてはこちら→http://www.uragu.com/
河井寛次郎記念館についてはこちら→http://hcn.plala.or.jp/fc211/sagi/
にしんそばやぐ羅についてはこちら→http://www.yagura-net.com/
9hoursについてはこちら→http://9hours.jp/
ずいぶん昔の話になってしまいましたが・・・(苦笑)

そもそも今回の京都旅で絶対にはずせないと決意したところはふたつ。
河井寛次郎記念館と建仁寺の双頭の龍。
着いたらまず清水寺と決めてはいたけれどその後のことをちゃんとは考えていなかったのである。
清水寺から河井寛次郎記念館はすぐ。
でも時刻は・・・こんな時間に開館していないことだけは理解できる。
さあ気を取り直して地図を見てみよう。
歩いていかれる距離にあるのが建仁寺と高台寺。
建仁寺はオバチャンが行きたがっていた安井金比羅宮の近くにあるし明日以降にした方がいいだろう。
では、高台寺へ。
しかしながら、拝観は9時からなのだった。まだ8時にもなってないのに。
そして3月の京都はぼんやりとした寒さではなく歯がぶつかりあうほどの寒さにグレードアップしていたのだった。
(こんなこと6月に書いても共感してもらえないだろうけど)
おお。寒い。そしてお腹すいたよ。
少しでも賑やかな方へ歩いてみよう今はまったく人気のない三年坂だけど。
いつもは大混雑なんでしょう?そんな風景をみたことありますよ。そんなところに自分しかみつけられない心細さ。
開店準備をしている人に、「ここ、三年坂ですか?」って質問してしまいましたよ。

寒いお腹すいたコーヒー飲みたい。イノダコーヒー!こんなところにあるんだなぁーるるるー。
歩きつつまだ開店前の店を眺めつつ地図をみる。高台寺ついても入れないんじゃあどうしたらいいのかと周辺地図をよくみてみると。
突然、啓示が指し示されたのだ。

坂本龍馬の墓 木戸孝允の墓!!

墓なら開いてるも開いてないもないだろう!行くべき場所がみつかったぜよ。ちっくとご挨拶に行くぜよー。

というわけで、二年坂の途中で右方向へ旋回。
桜が咲いたらキレイだろう道を進むと左手に少々おどろおどろしたいかめしい空気を醸している建物が現れた。
幕末維新ミュージアム霊山歴史館である。
幕末・明治維新の専門の歴史博物館は日本でここしかないらしい。
さてそろそろどーんと現れてもいいのではないか。坂本龍馬なんだし。と、首をまわしてもそれらしきものは見つからず。
地図をもっとよくみてみる。どうやら霊山護国神社の敷地内にいらっしゃるのではないか?
どんぴしゃり。
いらっしゃいました。いらっしゃいましたが、龍馬さんに会うのも面会時間があったのだ!
8時から。あ。8時だ!!

券売機に300円を入れチケットを自動改札機のようなものに通しいざ幕末の志士たちの眠る地へ。


京都4龍馬さん


普段、お墓を怖いと思ったことはない。が、しかし・・・
人気のない早朝、しとしと降る雨、ぬかるんだ道、奪われる体温、そしてうっそうとした中に佇む墓石。
なんか、いる・・・?
なんかって、そりゃ幕末の志士なんでしょうけれど。
たまーに見える人影に少し安心しながら、龍馬さーんどこですかーなんてひとり言をぶつぶつと。
龍馬さんと中岡さんは京の街を見下ろす一等地にいらっしゃいました。
でもさ、お墓って普通は地元に作るのではないのかしら?
土佐に帰りたくはないがですか龍馬さん。
ちっくと上洛しましたぜ、なんて拝んでいると視線。振り向けばカラス。りょ、りょうまさん?
それからさらにぬかるんだ墓道を上って桂小五郎とご対面。
で、ふりだしの案内板まで戻ったんだけどその中にひっそりといる高杉晋作を発見!
知ってる人だ、と思ったらご挨拶しないといけない気分になってしまいまたしても上るのだった。

気がつけばもうすぐ9時。非常食のアンパンを銜えながら高台寺へ向かう。
たしか高台寺の近くにマエダコーヒーがあったはずだが?
うろうろするが見つからず。
ええい、高台寺へ入ってしまえ。
高台寺の拝観料は大人600円。関連施設3ヵ所共通拝観件は900円だったのだけど、
基本料金で券を受け取ったあとで3ヵ所共通を購入するとてぬぐいをもらえることを知る。
ああ。惜しい。

高台寺は豊臣秀吉の正室北の政所ねねが秀吉の菩提を弔うために創建したお寺。
女性らしく清楚な気品漂う場所でした。
下の写真は開山堂。天井には秀吉が朝鮮出兵で使用した船の天井も使用されているっていうところがいいよね。

京都5高台寺


開山堂では四方を見渡していてみつけた、下半身が鳥の天女らしい絵が気になって仕方がない。
後日「長谷川等伯展」でまたしてもその絵に遭遇。迦陵頻伽(かりょうびんが)という仏教上の想像の生物で天女ではないとのこと。

京都6高台寺2


高台寺を後にして、石塀小路を進む。
もしやこれは、鍵善!
本店じゃあないけれど・・・しばし暖をとるため休憩しよう。

京都7鍵善良房くずきり


京都8鍵膳良房くずきり


なのに、くずきり食べてるのです。寒い。寒いですがうまいです。うまいですが寒い。のエンドレス。
さすが吉野葛。
建物の中に入ったのに結果的に温まれずくずきりが呼び水になってかえってお腹がすく。
そして直後にマエダコーヒー発見・・・。何故に今?もっと早く出会いたかったの。

torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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