犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

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くるりライブ興業2010~地獄の団体戦~

急きょ代打で団体戦に参戦することになったのは二日前。
そして行ってまいりました。NHKホールへ。
それにしても、新しいアルバム「僕の住んでいた街」を上梓されたばかりだったんですね。
そしてどうやらそれは、B面だけを集めたものらしい。
ということで、「前日の愛知でワンダーフォーゲルやってーとか言われたけど意地でもやりません。このCDの中のとみなさんの知らない曲しかやらない」と宣言されてしまいました。

もちろんわたしの知らない曲ばかりなのだろう。
ちなみにここにセットリストは載せてません。私には名前がわからない曲ばかりなので。

会場に入ると始まる前のステージには小さなスクリーンがはってあって
そこにいろんな人の撮った写真が順々に映し出されている。
きっと公募したんだろうな。ってその中にくるりさんのもちらほら。
こうやってたくさん映し出される写真をみていると、本当に上手なので、昔と違って写真家は大変だななんて思うわけです。デジカメやケータイで気軽にすばやく撮れるでしょう?
もちろん、ホンモノに追いつくのは難しいのだけど、雰囲気は・・・ね。

久しぶりの生歌見学。
今回2階席の真ん中あたりとあって小さいながら座っていてもよく見える。
しかも誰も立たないのだ。前の席の人々が。
でも他の席は、くるりさんが登場してワーってなっているわけ。
うーん。なんか、演奏している人を上から座って見ているって妙に申し訳ないような(意味不明ですね)、た、立とうか。
ちょうどすぐ後ろが通路という誰にも迷惑かからない席でした。なので立ったり座ったり好き勝手してみてました。
周囲のステージにクギ付け!の人たちをみて、ふと伊坂幸太郎の本を思い出しちゃったりね。

入ってきていつもどおり「くるりです」って挨拶した後、2曲くらい。
暗めのステージの上から紙ふぶき(まるで桜の花びらのよう)が舞って舞っておりました。
(それはそののち黒子さんたちが団扇を持って楽器を扇いでまわるくらいたくさん落ちていた。)
次の4曲はみなさん知らない曲です。(そのうちアルバムに入れる予定のようです)って「温泉」「さよならアメリカ」「麦茶」「目玉のおやじ」
個人的には「温泉」好きだな。で、「さよならアメリカ」は私の中のくるりっぽさと一致。
でも、すごいなぁって思うのはあとの2曲。なんておされな「麦茶」なんでしょう。なんてファンキーな「目玉のおやじ」なんでしょう。
もし突拍子もないお題を渡して、これでひとつお歌作ってくださいってお願いしたとして。それでも難なく(いや生みの苦しみはあるのかもしれませんが)するっとお題から生じるイメージを払拭したものを作ってくれそう。
そして聴く人をびっくりさせてくれそうだ。

そんなことを思いつつ、次は一番長い曲。演奏するのが大変なのですごく練習したそうだ「ガロン」
曲の途中でふいっと岸田氏が佐藤さんのうしろに近づき・・・二人羽織のようにふたりでひとつの鉄琴を演奏。その後も岸田氏がキーボードを弾いたり。確かに、大変だ。
これができた時すごいのできました!A面にしたいです!って言ったらしい。
そして、その後B面にしてよかった・・・と。

次が確か、「くるりでも人気の高い「ばらの花」という曲のカップリングなのですが、なぜこの曲をいれてしまったのか…」という曲。
確かに…なぜあの曲にこの曲なのですかね。
なんだかギャップがありすぎますよ。

その後は、ボクは喉が弱いので…と佐藤さんに1曲歌ってもらったり、すけべな女の子の歌、ベーコンエッグ?の歌とか「魔法のじゅうたん」という7月にじゅううん日に発売予定の曲を歌ったりしてました。

岸田氏はMCはうまくないとおっしゃっていましたが、会場から「オリコン1位おめでとー」って声に、ぽつぽつと。
プロモーションの量も少なめだったし期待はしてなかった。
とれたことは嬉しいしなりたいって方向できてはいたのだけど、実際なってみるとね・・・
以前ある女性アーティストのコンサートに行った時「ステージ上ではお姫様やってるけど降りればただの人」という言葉をきいてそうかーって感動して、そうゆうふうに思いたいと感じていたけれど。
本当に自分が1位をとってもここには電車できたし(こいつは自転車、と佐藤さんのこと)結局はただの人でありそんなもんなんです。
ロック好きの人間がステージに上がっているというだけのことなんです。

そういえば曲の合間にふと「首相が辞任したんですね?」と「なんだかなー、いやポリティカルなことは控えますが」とか言っておりましたが やはり気になっておられたご様子。(辞任当日がライブでした)
しばらくして、またこの話題を口にした岸田氏。
佐藤さんに「次誰がなると思う?」「オカチャン」「サッカーの?」
「いや、違うでしょ。三白眼の人だよ!」
結局、首相は菅さんになりましたがおふたりの感想はどうだったのでしょう。

さて、佐藤さんがオカチャンを勧めた理由とは
ある時新幹線のチケットがグリーンしか取れなかった。ガラガラなのに同行者とは離れた席に。
で、近くに座ってビールを飲んで酔っ払っていい感じになっていたところに名古屋からオカチャンが乗ってきた!
で、その佐藤さんが座っていた席こそオカチャンの席だったのだ!!
あわわの佐藤さんにどうぞどうぞそのままでと言ってくれたのだそうな。
日頃の行いって大切でしょ?見た目じゃあ人はわからないもの。ああゆう時こそ人柄が出るんだよ。僕なんて悪人ですからね。だからオカチャン。

いつも通りに最後に佐藤さんの物販宣伝コーナーがあって、くるりの詩集はその曲についての岸田氏の想いを演奏するメンバーに伝える為の直筆メモがついているからレアなのでどうぞ。とか、いま会場で1曲も知ってる曲なかったーって人いる?あれ?愛知ではいたのに、嘘ついてるね?そんな人はぜひCD買って行ってください。そしたら2週はいられるかも。
なんて楽しそうに宣伝してました。

ちなみに、知ってる曲・・・あった。すけべな歌と尼崎の歌。それだけか!
それだけと思うけど、だからといって知らないからつまらなかったわけではなく。
B面のよさがよくわかるライブだった。
もちろん聴きやすいのも聴きにくいのもあったけど、むしろ初めて聴いたのが生でよかったなぁ。
ギターかき鳴らしの岸田氏とお行儀よくリズムを刻む佐藤さん。
久しぶりにみるおふたりにこれまた感慨深いところありました。

*くるりさんの言葉は、覚えている範囲なので微妙に違うこと間違いなしです。あしからず
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石田徹也展を見たとき、区立の美術館てほどよい大きさで静かで地元にやさしくていいなと思ったけれど、
豊島区の舞台芸術交流センター「あうるすぽっと」も同じ感じがした。

イプセン作「ちっちゃなエイヨルフ」

イプセンてヘンリック・イプセンていうんですね。
「人形の家」くらいしか思いつかないので、
どんなお芝居か想像もつかず、ナマ勝村!って見に行ったのです。邪道ですみません。

登場人物は6人。
地元の有力者の娘とその夫。夫の腹違いの妹と彼女に好意をよせる土木技師。
夫婦の子どもエイヨルフと不思議な存在の鼠ばあさん。

作家である夫は創作活動に身が入らず、旅に出ている。
それが今日帰ってくるのだ。
妻は待ち焦がれていらいらしている。そこへ、妹がやってきて幕が開く。
足の不自由な子どもエイヨルフを巡っての夫婦の気持ちのずれ。
そしてその子どもが死んだとき、箍がはずれていく。

人間の気持ちを丁寧に率直に描く人だったんだな。イプセンて。
感情的に怒鳴りあっているようでいて、冷静。
登場人物は悲しんで泣いて傲慢に迫って開き直って、あらゆる気持ちのゆれをいったりきたりしながら
結果的に自分の気持ちを分析している。
その理屈っぽさが好きだ。
子どもが死んだことで、生きていた時はわずらわしく思っていた気持ちも愛しさにかわる。
人間って勝手でしょうもない。
それでもその気持ちを隠しもせず、お互いを容赦なく傷つけてとことんまでいくからこそ
つぐないへたどり着ける。

夫婦の身長差もそれぞれの雰囲気もあっていてよかった。

とにかく人の声以外は、ほぼ音のない芝居だった。
演じている人も観ている人も集中。
が、開始20分ほどでどこからか「ぐぅー、ごぉー」
舞台の人にも確実に聞こえているだろう。
誰かにつつかれたのか静かになるも、また「ぐぐぅー、がー」
ああ・・・セリフはつつがなく流れていき、いびきが気になる。
こっちが申し訳ない気になるのはなんだろう。

と、最後の最後で自分のお腹が「ぐー」と鳴ったときは、本当に焦った。
舞台までは響いてないと思うけど・・・

演出:タニノクロウ
出演:勝村政信、とよた真帆、野間口徹、馬渕英俚可、マメ山田、星野亜門(Wキャスト)・田中冴樹( W キャスト)

お祝いの花が<とよたさん><とよたさん><とよたさん>すごいな、とよたさん。

ちっちゃなエイヨルフ (笹部博司の演劇コレクション―イプセン編)ちっちゃなエイヨルフ (笹部博司の演劇コレクション―イプセン編)
(2008/11)
笹部 博司

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最近チケットを取ることにかけてはつきまくっている友人がゲットしたのにのっかって、
行ってきました。古田新太。

俳優生活25周年を記念した、古田祭り第一弾。満を持しての「リチャードⅢ」シェイクスピアなのだそうだ。

かなり期待していったのだけど。
どうだろう。
個人的感想としては、もったいないのひと言につきる。

世界史で覚えのあるイングランドのランカスター家とヨーク家のバラ戦争。
そのヨーク家の末っ子がリチャード古田。
自分の醜い容貌を理解しつつ、なぜか彼の甘言におちる女をみては、もしやオレってそこそこいけてる?と誤解するリチャード。
彼に夫と義理父を殺されたアンを安田成美。
憎んでいたはずなのに、リチャードと結婚することになるのであります。

リチャードが自分の兄や政敵をすべて陥れのしあがり挙句に転落していくというわかりやすいお話。

第二弾の「蜻蛉峠」がいかにも新感線路線だから、違いを出したかったのか。
とはいえきっちりとしたストレートプレイに徹するわけでもなく、そこはかとなく撒かれる小ネタも
笑わせたいのかまじめなのか・・・
どっちつかずな感じがもったいない。
そして豪華な俳優陣。
特に安田成美、若松武史はもうちょっと引っ張ってもよかったんじゃないかなぁ。
もったいない。
なにより、リチャードⅢ。
あの話し方のどこに騙されるのか、もうちょっと抑揚のある引き込まれるような話方のほうが納得はできたな。
特に残念だったのは、リチャードの内面的な悪が見えてこなかったこと。
ずいぶん子どもっぽく感じてしまい、最終的に自らが殺した人たちの亡霊に悩まされるあたりも
唐突過ぎてなんで??

しかし!
三田和代、銀粉蝶、久世星佳の女優3人はすごい威力を放ってました。
銀粉蝶!
遠く離れていて、顔もしっかり見えないのに、その声色や身振りでまるで見えているように伝わってきた。
うーん、あれがみられただけでもよかったかも。

古田さん「蜻蛉峠」で本領発揮してください。
偶然にも自らチケットを取らずして、初ナイロン100℃体験することになった。
事前情報まったくなし。
ただただ、ナイロンは長いよ、ということだけ聞いた。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出「シャープさんフラットさん」

結成15年記念公演にあたる今回のテーマは「笑いと人生」
同じストーリー、同じセットで2パターンという大盤振る舞い。
ちらしにはこう書いてある
「よく、台本執筆の際に、「こうなるのもアリだし、ああなるのもアリだし・・・」と
展開の選択に迷うことがある。
そこで悩んでこそよい作品が生まれる。
でも今回ばかりはあまり悩まず、部分的にではあるが、両方選ぶことを選ぼうと思う。
二本あるからそれができる。吟味などせず、Aを一方に、Bを一方に振ればいい。」

つまり、そうゆうことです。
そしてそんな風に、同じものを別の目線でやるっていうのが私は好きなのだ。

お話は、バブル期から始まってバブル終焉とともに終わっていく。
いや厳密にはまだ続いているのだろうけれど。
幼い頃の家庭環境から<つまらないこと>で笑えなくなったある劇団の作家辻煙。
笑いにこだわり続け、<笑っていけないものなんてなにもない>という信念のようなものと
自分の笑いが世の中に受け入れられなくなっていく辛さに押しつぶされて
あるサナトリウムに逃げてくる。
そしてまあ、そこで群像劇が繰り広げられるわけです。

主役の辻煙は、
ブラックチーム:大倉孝二
ホワイトチーム:三宅弘城
そして唯一彼らだけが、自分が出ないほうの舞台にも出ている。
ふたつの一番大きな違いはブラックでは女だった小骨(という名前の登場人物)が、ホワイトでは男だったこと。
二本観た結果、最初のブラックチームではわからなかったことが、ホワイトチームで解明されていくようだった。

ところで、想像と違いましたケラさんの世界。
簡単に言うと、もっと素直に笑える(ブラックだとしても)舞台なのだと思い込んでいた。
なんていうか・・・ところどころ笑いはあるものの全体的に重くてまじめだった。
そして主人公が脳内迷宮に迷い込めば迷い込むほど、わたしの脳みそも必死でついていくため
観終わった最初の感想は、「脳がつかれた。」
2時間半で休憩なし。
そんなに長いわけではないはずなのに、おでこの上あたりがシューシューしていた。
映像と舞台をシンクロさせる演出はとてもよかった。
死んだ父親が出てくるところも好きだな。
でも、最後の場面で主人公がこれまで手がけた芝居の登場人物が出てくるシーンで、
ちょっと引いた。
突然のテンションの違いについていけなかった・・・でもそれも主人公のイッチャッタ感を出すのにはよかったのかな。

大倉煙は虚無的で乾いた風でイメージと合っていたし、
三宅煙はリアルに足掻いてる感がでていた。
あ、でも。劇団員関口は三宅さんの方がしっくりしていた。バカっぽさに安心感があるのね。
全体的にはラストの違いを含め時代によりリンクして、わかりやすくできているのはホワイトチームだったように思う。
2回目だったから思うのかもしれないけれど。

<売れないお笑い芸人と彼を天才と信じて疑わない妻>は、
自分の力量に限界を感じている夫とまったくその空気をよまず「天才天才」と言い続ける妻の心のずれとお互いの思いやりが苦い。
その夫婦をうらやむ辻煙がなす<辻煙と彼を理解できない恋人>の構図が、
最終的には<辻煙と彼の笑いを理解できる赤坂>とに変わっていくにつれ、笑いがわかりあえる者同士の狭い世界となって傲慢さがにじんでくる。

あんなにも自分を理解してくれる人を求めていたはずだったのに、彼は心から楽しいのだろうか?

タイトルの由来は、不思議キャラの劇団員関口が小学校の時に書いた作文から。
「世の中と同じように歌を奏でられない、むしろそんな世の中とずれている人の方が多いのではないか。僕はそんな人たちをシャープさんフラットさんと呼ぶ。」
長い間共にいた劇団員にも、世間と自分とのギャップを感じながら自分の世界を生きていた人間がいたというのに、しかもそれを飄々と!、それに気づきもしなかった主人公がなんだか悲しい。
辻煙と関口は実は対をなしていて、それこそ一方が選ばなかった、思いもしなかった生き方をそれぞれが生きているのかな。

そんな風に考え出すと、
あちらにもこちらにも選ばれなかった世界があるように思えて、噛めば噛むほどああスルメ的。

ところで、
先日、カフカ全集の前で立ち止まり、
フランツ・カフカ作・・・いや、イナイス・トマト作・・・「変身」
ひとり思い出し笑い。
二人芝居にはパルコ劇場はちょうどいい大きさだ。
ロンドンでロングランされているゴシック・ホラー。
日本版は前回と同じ顔合わせで上川隆也と斎藤晴彦。
この後ロンドンでも公演するそうです。

上川君といえば、最初は彼女と仲良く、そのうち同僚たちと、ついにはお母さんらしき人と
いつも楽しそうに飲み食いしていたが最近見たら一人で宣伝してました。キャ○ジン。
どんどん丸くなるお顔。
胃薬飲んで大丈夫だからって、脂肪がついちゃ困りますよ。

しかしそんな彼は嫌いじゃないです。
同じ芝居を二度も見るなんてまるでファンみたいだなぁ。
実は一度見ているのでした。

突然母が見たいと言い出しチケットを取ってみたものの、
最近になって「あれってホラーだったの?!」「えっ見たことあるの?!」
人の話全然聞いてないんです。

お話としては、
過去に出会った恐怖の出来事を誰にも話せず悪夢にうなされていた老弁護士キップスが、
家族にこの話をを語ることで自分の中から消し去ろうと考えた。
そのために若い俳優に助けをもとめるが、話すだけではなくお芝居をすることになってしまい・・・
俳優が若き日のキップスを、そして彼自身がかつて自分が出会ったすべての脇役を演じるというもの。
素人役者の微笑ましい失敗と笑いを含ませながら、次第に過去の世界に引きずり込まれる観客。
気のいい青年弁護士キップスが仕事で訪れたのは、海からの霧が立ち込める孤独な屋敷だった・・・

そうだったそうだったと思いながら見て、同じストーリを飽きることなく追いかけてしまった。

幕が開き舞台には斎藤さんひとり。小さな声でボソボソと本を読んでいる。
と、突然大きな声が右から聞こえて
あらら、上川君すごい近くにいるんですけど!
現れたのは、すっきりとした体格の、髪を短くしたからか、若々しい男のヒトでしたよ。
顔、シュってしてました。

斎藤晴彦は一瞬にして別人になりかわる。まるで手品のような楽しさ。
恐怖へと観客を先導する上川隆也は日常的な外国人の仕草もはまって違和感を感じさせず
最後まで連れてってくれた。

それにしても、元凶となる黒い女。
最終的に目標は全人類への報復なのか。
西洋の幽霊ってそんなに執念深いイメージがなかったのですけれど。
原作を読んでみればもっと違う解釈の仕方ができそうだ。

気になる点がひとつあるといえば、
女の叫び声やいわくつきな出来事の音が大きすぎるということ。
はっきりいってその大きさにビクビクッ。
もっと小さい方が情緒があって芯から恐怖を感じそうだ。と、確か以前も思った。
霧を演出するところのスモークが私の鼻に効いて、軽くアレルギーが発動。
暗闇で鼻をすすりました。

暗くなったと同時に、睡眠スイッチが入った母の最初のひと言は。
「上川君がテレビより痩せていた 」
「理屈っぽいヒト(わたし)は好きだろうね」

・・・

でも確かに、勢いで見せる大作というよりは、じっくり聴かせる佳作の小品なので
見る人によって相性はあるだろう。

さて母の名誉のために言えば、
前日の夜今年初めて鳴き始めたスズムシが「リリ・・・」「・・・リ・・・」ととっても下手になくので
気になって眠れなかったとのこと。
最初の方うとうとっとしたようですが、後半その目を覚醒させたのが犬のスパイダーの登場だ!

もちろん犬がいるつもり、で演技する二人なのですが。
うまい!
何度も拍手で迎えられるカーテンコールの最後の最後には、ふたりでスパイダーとじゃれあってくれました。
いいねいいねー。

そして母娘は帰り道じっくりと、あの犬は何犬かということについて語ったのでした。

「柴犬じゃあないよね」「そりゃあイギリスだからね」「でも、大きさはあんな感じ」「かといってあれは、外を元気に走る犬だ」「そしてちょっとバカ」「いや、かなりおバカ(だって幽霊追っ払う為についてきて逆に人間に助けてもらうんだよ)でしょう」「まあ、愛すべきってところがいいよねぇ」「コーギーは」「ちがうんじゃない」「胴長系じゃないね」「ジャックラッセルテリアとか?」「うーん」「毛は長い気がするの」「それにもちっと・・・」「あ。あれは!」「キャバリアか~」「コッカスパニエル!」「ああ、そんな感じ!」

ってことで、スパイダーはコッカスパニエルになったのだった。
とても賢い犬だったらどうしよ。

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torota

Author:torota
寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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