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犬小屋にネコ

ぐうたら図書館員がおくる猫の話。映画や本の話などもたまに。

まったくブログ更新していなかった12月の水曜日に『デスノートthe last name』と『暗いところで待ち合わせ』のハシゴをした。
その日は朝から今日は2本観るぞ!!と気合入ってたので。
なのに2本目の『デスノ』では、入るかどうするか映画館の前でうろうろ…ああ優柔不断。

コミックを読み倒している最中に勢いで『前編』を観たら、期待しすぎちゃった感が強く、チケット買う直前に走馬灯のようにかすめたあの日の感想。でも結果的に観てよかった。
すごく久しぶりにサンシャインの映画館に入ったら、待ってる間に中から音が聞こえてきちゃうんですけど。
藤原くんの声がー!!
ココって最後のいいところ?聞いてはいかん、あたし!!(そんなに鮮明には聞こえなかったけど)
勝手に空いてると思い込んでいたので、ほぼ満席になってびっくりした。
そしてワカモノ同士楽しくおしゃべりしながらみるのかな~とちょっと不安だったのに、ものすごく静かに観ていてそれにもびっくり!
最後に、幼稚園くらいの子どもを連れて観にきているお母さんにさらにびっくり!!!

ストーリーとしてはうまくおとしていて、最後はコミックよりもいいかもしれない。L好きとしては、満足でした。the last nameの意味も納得。
今度はL主役の映画をつくるようですが、『踊る~』シリーズのようにスピンオフだらけにならないといいなぁ。
松山ケンイチくんは、当たり役でしたね。あまりにはまっていたのでそこから脱皮するのが大変かも。別の役を演じる姿を見てみたいです。

『暗いところで待ち合わせ』は、乙一の小説を今村昌平監督の息子である天願大介監督が映画化した作品。彼の『AIKI』という映画の世界が結構好きだったのと(加藤晴彦は最近役者してないなぁ)予告に惹かれて観てみました。
目の見えない女性の家に殺人の容疑者として追われている男性が逃げ込み、不思議な共同生活が始まるという話。

静かに進んでいく前半にどちらかというと飽きてきてしまったのだけど、徐々に面白くなっていく映画だった。
チェン・ボーリン演じるアキヒロが日中ハーフで日本での居場所が見つからず孤独に追い詰められていく様子は、もっと強くだした方がわかりやすかった気がするけれど設定を原作と変えたのは良かったと思う。
少しずつ明らかになっていく事実に気づいたときは、あーあ!と声をあげたくなった。

サスペンスやミステリーとしてよりも、孤独なふたりの再生をメインにしているのでしんみりくる人もいるでしょう。
エンドロールに流れるメレンゲの歌がじわじわ…ときます。

コメント

一日2本見たんですね、気合いが違いますな。
デスノートやっぱり最初観てからの方が良いのだろうね。

やはり、前後編ものなので順番に観ることをおすすめします。ただ前編はコミックとかなりかぶるので、読んでいる人ならば後編からでも大丈夫だと思うよ。

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寒いとつい、家でゴロゴロ。
お外にでようか、ぬくぬくしようか。

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